「苅米」と「刈米」はよく似ていますね。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「苅米」が全国で80件、「刈米」が35件でした。
どちらも半数以上が千葉県に集中しています。
漢字がよく似ていて、集中している地域が同じなので、読み方も同じような気がするのですが、違うのです。
「苗字の読み方辞典」では、「苅米」が「かりこめ・かりごめ (かりまい)」で、「刈米」が「かりまい>かりよね・かりごめ」となっていました。
ちなみに千葉県では他に「苅込」や「刈込」という苗字も集中しています。
このふたつの読み方はいずれも「かりこみ」か「かりこめ」でした。
本題に戻りますが、「苅米」で「かりまい」という読みは見つかりませんでした。
「かりこめ」と「かりごめ」はいずれも見つかりましたが、「かりこめ」の方が多いようです。
「苅米」は「かりこめ」としておきます。
「刈米」は不思議ですね。
集中している地域が同じなのに、これだけ読み方がまるで違います。
「刈米」で「かりこめ」と読む方は下記の方しか見つかりませんでした。
(正確には「かりごめ」ですが)
https://www.facebook.com/yasuhiko.karigome
「刈米」で「かりまい」と「かりよね」という読みは見つかりました。
それではと思い、「苅米」に「かりよね」という読みはあるのかと探しましたが、こちらは見つかりませんでした。
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