「上吹越」は「苗字の読み方辞典」で「かみひごし★>かみふきごし」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「上吹越」は鹿児島県に多い苗字なのですが、鹿児島県指宿市には「上吹越(かみひごし)」という地名があります。
苗字の集中する地域にある地名なので、おそらくこれが元と考えて良いのでしょう。
名前の由来はともかく、元は「かみひごし」であり、読みにくいため一部が「かみふきごし」に変えたのでしょう。
調べてみましたが、他に「上」を「うえ」や「じょう」などとした読みは見つかりませんでした。
「上吹越」は「かみひごし>かみふきごし」で良いと思います。
指宿市には「上吹越」と同様に「下吹越(しもひごし)」という地名もあります。
ついでだったので、こちらも調べてみました。
こちらは「苗字の読み方辞典」で「しもひごし★」とだけなっていました。
数でいうと、「上吹越」が470人ほどで、「下吹越」が380人ほど。
難読であることは変わらないので、「下吹越」という苗字にも「しもふきごし」の読みがあるのではないかと考えました。
調べてみると、新たに「しもふきごし」と「しもふきごえ」というふたつの読みが見つかりました。
いずれも新規の読みです。
それではと、「上吹越」で「かみふきごえ」もしくは「かみふきこえ」という読みがないかと探しましたが、こちらは見つかりませんでした。
難しいものです。
更に「上吹越(かみふきごし)」はある程度の数がいそうですが、「下吹越(しもふきごし)」はほとんどいなさそうでした。
「下吹越」に関しても「した」で始まる読みでも探しましたが、見つかりませんでした。
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