「永来」という苗字を調べていました。
「苗字の読み方辞典」では「永来(永來・永耒)」で「えいらい(えら★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
漢字のところがカッコつきとなっているのは、「写録宝夢巣」で載っていないけれども実在を確認できたものだそうです。
「來」に関しては「来」の異体字という扱いにしているので、あまり問題はありません。
実際に調べてみると「永来」で「えいらい」と「えら」のどちらの読みもありました。
問題は「永耒」です。
「耒」は「来」とは別の漢字として扱っています。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_22.html
では、「永耒」は実在するのでしょうか?
「住所でポン!」では下記の方が見つかりました。
https://jpon.xyz/2012/10/56/9.html?p=8
こちらの方の「耒」を「来」に変えてみると、下記のページが見つかりました。
ともに大阪なので、同一人物の可能性が大きいと思います。
https://www.sekisuihouse.co.jp/eco/eco2004/pdf/eco2004_02.pdf
また、google検索でよく見つかるのは下記の方です。
http://www.houmonreha.org/directors/index.html
しかし、こちらの方も「耒」を「来」に変えてみると、次のようなページが見つかります。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004051668469
http://www.compas2008.com/company/
少なくとも、こちらの方は「永耒」ではなく「永来」のようです。
ここまでの検討では「永耒」が幽霊苗字である可能性が否定できないため、載せないことにしておきます。
「住所でポン!」だけでは実在すると断定できません。
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