2016年6月7日火曜日

外海に関して

「外海」はなんとなく読めそうですね。

一般的な名詞としてであれば、「そとうみ」か「がいかい」と読むのでしょうか。
他に仏教用語で「げかい」という読みもありました。

長崎県には「外海」と書いて「そとめ」という地名もありました。

これらを踏まえた上での検討となります。
「苗字の読み方辞典」では「とのがい★>とかい・そとみ(そとうみ・となみ★)」となっていました。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、滋賀県長浜町が最多で、その付近(大阪府や三重県)に集中しているようです。
全国で350人ほどということなのですが、それくらいの数であるのに、これほど読み方が多様だというのはかなり珍しいと思います。

最多の読みである「とのがい」が難読だからでしょうね。

「とのがい」をはじめ、「とかい」、「そとみ」、「そとうみ」、「となみ」は全て実在を確認できました。

「そとみ」と「そとうみ」がどれくらい異なっているかというと、微妙なところですが、別扱いとしておきます。
ちなみに「そとうみ」はある程度の数がありそうで、「そとみ」と同程度かもしれません。

「となみ」はかなり稀少な読みだと思いますが、実在は確認できます。
https://www.facebook.com/kenshi.tonami

他、「がいかい」や「げかい」、「そとめ」の他、「とうみ」などの思いつく読みを試してみましたが、見つかりませんでした。
これまでに見つかった読みだけで良さそうです。

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