2013年9月25日水曜日

焼と点と函と留に関して

本日は全くランダムに。
「焼」から。
旧字体は「燒」です。

「燒」を用いた苗字は30種類ほどありました。

静岡県に「焼津(やいづ)」市がありますが、「焼津」という苗字はありませんでした。
これはすごく意外な気がします。

かわりに「尾焼津(おやいづ)」という苗字がありました。
「焼」を「やい」と読むのはこの苗字だけだったのですが、「焼津」が有名なので、さほど難読ではないのかもしれません。

「焼」の読み方は「やき」が多く、次に「やけ」でした。

「香焼」は「こうたき」と読みます。
実在も確認できました。


次は「点」。
旧字体は「點」です。

「点」を用いた苗字は4種類しかなく、いずれも読み方は「てん」です。


次は「函」。
旧字体ではありませんが、俗字として「凾」があります。
「凾」はJIS第2水準です。
「函」を用いた苗字は4種類あります。

「函館」という地名が有名ですが、苗字としてもあります。
ただし、かなりの稀少苗字です。
「はこ」と読むのは「函館」と「函城(はこぎ)」の2種類でした。

「了函」は「りょうがん」と読みます。
実在も確認できました。

「高函」は「たかさき」と読むそうですが、実在は確認できませんでした。
「函」で「さき」と読むというのは信じられませんが、なにかの置き換えなのでしょうか?


次は「留」。
旧字体ではありませんが、俗字として「畄」があります。
「畄」はJIS第2水準です。
「留」を用いた苗字は200種類以上あります。

読み方はほとんどが「る」か「とめ(どめ)」です。

例外的な読み方もいくつかあります。
「留目」は「とどめ」と読みます。
「侍留」は「しとみ」と読みます。
「久留生」は「くりゅう」と読みます。
これらはいずれも実在を確認できました。

「守留」で「「もりずみ」と読む苗字もあるそうですが、これだけ実在が確認できませんでした。

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