2013年9月12日木曜日

麦と餅と覧と萌と埒に関して

本日は「麦」から。
旧字体は「麥」になります。
「麦」の入った苗字は40種類ほどありました。
だいたいは「むぎ」という読みでした。

「蕎麦」と書いて「そば」と読む苗字も数種類ありましたが、これは読めるでしょう。


次は「餅」。
旧字体は「餠」です。
「餅」の入った苗字は30種類ほどありました。
読みは「もち」だけですね。


次は「覧」。
旧字体は「覽 」です。
「覧」の入った苗字は10種類もありませんでした。
読み方はほとんど「らん」ですが、「覧村」だけは「みむら」と読みます。
実在も確認できました。
「覧」は訓読みで「み・る」という使い方がありますから読めないことはないでしょうが、少し難しいですね。


次は「萌」。
旧字体は「萠」です。
「萌」の入った苗字はわずかに3種類でした。

「萌抜(はえぬき)」、「萌黄(もえぎ)」、「萌出(もだし or もいで or もえで)」です。
3種類とも読みが異なるところが面白いですね。


次は「埒」。
こちらは旧字体ではなく、異体字という扱いで「埓」があります。
「埒」の入った苗字は「埒(らち)」と「埒見(らちみ)」のわずかに2種類でした。

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