2015年10月26日月曜日

飯牟礼に関して

本日は「飯牟礼」に関してです。

これまでにも「牟礼」という苗字の他、「小牟礼」、「高牟礼」、「花牟礼」をすでに載せてあります。

「牟礼」という苗字は「むれ」と「むれい」のふたつの読み方がありますが、「○+牟礼」という三文字姓になった場合は「むれ」としか読まないようです。
それが分かれば、読み方は簡単です。
「「小牟礼」は「こむれ」、「高牟礼」は「たかむれ」、「花牟礼」は「はなむれ」です。
いずれも鹿児島県など、九州南部に多い苗字です。

それでは「飯牟礼」はどう読むのでしょうか?
もちろんこれも鹿児島県に多い苗字です。

普通に読めば「いいむれ」ですね。
それが正解です。
ただ、「苗字の読み方辞典」では「いむれ」という読みも載っていました。

「いいむれ」の実在は確認できるのですが、「いむれ」という読みがあるかどうかの確認は難しいです。

例えば「いいじま」という苗字をローマ字で書こうとすると、「iijima」とするのが普通かなと思いますが、facebookで探すと「飯島」と書いて「ijima」と名乗っているひとが簡単に見つかります。
「飯島」で「いじま」と読む新規の読みだ!と喜んでみるのですが、実は「いいじま」さんでした。
要するに「いい」という読みであっても「i」一文字で済ませている方が結構いるのです。

それなので、「飯」の読み方に関してはローマ字だけでは納得せず、必ず日本語のふりがなを確認しています。
これまでは「飯泉(いいずみ>いいいずみ)」と「飯伏(いぶし>いいぶし)」だけが「飯」を「い」一文字で読む苗字として載せています。

「飯牟礼」はどうかと調べたところ、「いむれ」という読み方をしている方も確認できました。

http://sanctuary-redeagle.jp/2008/09/28/post-7.html

https://twitter.com/tyousui/status/17229272212

「飯」を「いい」とも「い」とも読む3つ目の苗字として載せておこうと思います。

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