「保谷」は「苗字の百貨店」で「ほうや>ほうたに・ほや・ほたに(やすたに)」となっていました。
東京都に「保谷(ほうや)駅」がありますし、発音すると「ほうや」と「ほや」は全く違うので、これは別にすべきでしょう。
当然、「ほうたに」と「ほたに」も別です。
しかし、調べてみるとカッコ内に入っている「やすたに」を含め他のものは全て見つかるのですが、「ほうたに」だけは見つかりません。
ローマ字で書いてしまうと「ほうたに」も「ほたに」も同じようになる可能性があるので、見つからないのかもしれませんが、「ほうや」の場合は「ほや」と間違われないためか「houya」というつづりにしていることが多かったのに、「houtani」は全く見つかりませんでした。
もちろん、ひらがなでもダメでした。
「ほうたに」は削除しておきます。
見つかれば1割未満の苗字とします。
2014年4月30日水曜日
2014年4月29日火曜日
本部に関して
「本部」は「苗字の百貨店」で「ほんぶ>ほんべ(愛知)・もとべ(鳥取)・もとぶ(沖縄)」となっていました。
読み方が複数ある苗字というのはたくさんありますが、このようにはっきりと集中している地域が明記されているものは珍しいです。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると「本部」は全国で436件。
最も多いのが宮崎県の160件。
愛知県52件、鳥取県20件、沖縄県32件でした。
「本部」という単語は一般的な名詞でも使われるものなので探しにくかったですが、調べてみるとやはり「本部」と書いて「ほんぶ」と読む苗字は宮崎県に多そうです。
読み方が複数ある苗字というのはたくさんありますが、このようにはっきりと集中している地域が明記されているものは珍しいです。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると「本部」は全国で436件。
最も多いのが宮崎県の160件。
愛知県52件、鳥取県20件、沖縄県32件でした。
「本部」という単語は一般的な名詞でも使われるものなので探しにくかったですが、調べてみるとやはり「本部」と書いて「ほんぶ」と読む苗字は宮崎県に多そうです。
2014年4月28日月曜日
布野と二俣に関して
「布野」は「苗字の百貨店」で「ふの>ぬの」となっていました。
「布野」で「ぬの」、なにかおかしいな?と思いましたが、「ふの」も「ぬの」も実在を確認できました。
「ぬのの」ではないのか?と思い、それでも探してみたところ、「ぬのの」という読みも見つけました。
新規の読みです。
「二俣」は「ふたまた(ふたつまた)」となっていました。
「ふたまた」も「ふたつまた」も実在を確認できました。
こちらも「にまた」はないのか?と思い探してみたところ、実在を確認できました。
これも新規の読みです。
「布野」で「ぬの」、なにかおかしいな?と思いましたが、「ふの」も「ぬの」も実在を確認できました。
「ぬのの」ではないのか?と思い、それでも探してみたところ、「ぬのの」という読みも見つけました。
新規の読みです。
「二俣」は「ふたまた(ふたつまた)」となっていました。
「ふたまた」も「ふたつまた」も実在を確認できました。
こちらも「にまた」はないのか?と思い探してみたところ、実在を確認できました。
これも新規の読みです。
2014年4月27日日曜日
久木に関して
「久木」は「苗字の百貨店」で「ひさき>ひさぎ・くぎ・くのぎ(きゅうき)」となっていました。
このうち、「ひさき>ひさぎ」と「くぎ」、「きゅうき」は見つかりました。
しかし、「くのぎ」だけが見つかりません。
もちろん「くのき」でも探してみました。
全くダメでした。
カッコ内に書かれている「きゅうき」ですら簡単に見つかるのに、です。
「久木」を「くのぎ」と読むのは、かなり難しいと思います。
どこから出てきたのでしょうか?
ちょっと実在が信じられないので、「くのぎ」はいったん削除します。
見つかったとしてもおそらく1割未満ということになると思います。
このうち、「ひさき>ひさぎ」と「くぎ」、「きゅうき」は見つかりました。
しかし、「くのぎ」だけが見つかりません。
もちろん「くのき」でも探してみました。
全くダメでした。
カッコ内に書かれている「きゅうき」ですら簡単に見つかるのに、です。
「久木」を「くのぎ」と読むのは、かなり難しいと思います。
どこから出てきたのでしょうか?
ちょっと実在が信じられないので、「くのぎ」はいったん削除します。
見つかったとしてもおそらく1割未満ということになると思います。
2014年4月26日土曜日
広に関して
「広」はファーストネームとしてもよくあるものですが、苗字としてもあります。
「苗字の百貨店」で「ひろ>ひろし」となっていました。
また旧字体の「廣」は「ひろ>ひろし(こう)」となっていました。
ファーストネームのような苗字でかつ一文字姓というのはウェブでは検索しにくいです。
電話帳をあたると、「ひろ」も「ひろし」も確認できました。
「こう」は確認できませんでした。
「広(廣)」は「ひろ>ひろし」としておきます。
「苗字の百貨店」で「ひろ>ひろし」となっていました。
また旧字体の「廣」は「ひろ>ひろし(こう)」となっていました。
ファーストネームのような苗字でかつ一文字姓というのはウェブでは検索しにくいです。
電話帳をあたると、「ひろ」も「ひろし」も確認できました。
「こう」は確認できませんでした。
「広(廣)」は「ひろ>ひろし」としておきます。
2014年4月25日金曜日
丹生に関して
「丹生」は「苗字の百貨店」で「にう・にぶ>にゅう・にお(たんせい・たんしょう・たんじょう・にふ・たんにゅう・にき)」となっていました。
単純に数えると、11種類もあります。
全体で2,900人ほどの苗字なので、これだけ読み方が多様というのは珍しい方だと思います。
まず、「丹生」は、これまでも検討してきた「◯+生」の形だということです。
以前に記載した「生に関して(改定)」を参考にしてください。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/12/blog-post_11.html
単純に数えると、11種類もあります。
全体で2,900人ほどの苗字なので、これだけ読み方が多様というのは珍しい方だと思います。
まず、「丹生」は、これまでも検討してきた「◯+生」の形だということです。
以前に記載した「生に関して(改定)」を参考にしてください。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/12/blog-post_11.html
「丹生」の場合はどうか?
これも「にう」と「にゅう」があります。
これは「にう」の方が圧倒的に多かったです。
発音したときに違いが分からないもの(「やぎゅう」と「やぎう」とか)は併記にとどめているので、この場合も「にう」と「にゅう」は併記にとどめておきたいと思います。
「にう・にゅう・にぶ>にお・(たんせい・たんしょう・たんじょう・にふ・たんにゅう・にき)」ということです。
「にう」と「にゅう」は同じ読みだと考えているので、10種類ですね。
「にぶ」と「にふ」、「たんしょう」と「たんじょう」も濁点の有無の違いだけなので、それもまとめてしまうと8種類になります。
順に検討していきます。
「にう」と「にゅう」、「にぶ」、「にお」は全て実在を確認できました。
「たんせい」と「たんしょう」、「たんじょう」も確認できました。
「たんしょう」と「たんじょう」ではわずかに「たんしょう」の方が多いようでした。
カッコ内の稀少な読みに関してはどちらかしか残していないので、「たんしょう」のみを採用しました。
「たんにゅう」と「にき」は確認できませんでした。
以上より、現時点で「丹生」の読みは「にう・にゅう・にぶ>にお・(たんしょう・たんせい)」の5種類(「にう」と「にゅう」は同じ読みだと考えて)となりました。
2014年4月24日木曜日
長川に関して
「長川」は「ながかわ」と読むことが多いです。
「おさがわ」と読むことも多いです。
このあたりは分かりますね。
他に稀少な読みとして「ちょうかわ」と「ながわ」がありました。
「ちょうかわ」は分かりますが、「ながわ」はほとんど見つからず、本当かな?誤字ではないのかな?という疑問がわきました。
ですが、名乗っているひとがいないわけではないということと、地名としてあるという点から実在するだろうと判断しました。
http://www.yu-bin.net/pc/post.cgi/40/0/8240812/index.html
地名としてあれば苗字として実在するというわけではありませんが、可能性は大きくなる気がします。
「おさがわ」と読むことも多いです。
このあたりは分かりますね。
他に稀少な読みとして「ちょうかわ」と「ながわ」がありました。
「ちょうかわ」は分かりますが、「ながわ」はほとんど見つからず、本当かな?誤字ではないのかな?という疑問がわきました。
ですが、名乗っているひとがいないわけではないということと、地名としてあるという点から実在するだろうと判断しました。
http://www.yu-bin.net/pc/post.cgi/40/0/8240812/index.html
地名としてあれば苗字として実在するというわけではありませんが、可能性は大きくなる気がします。
2014年4月23日水曜日
行木に関して
「行木」は「なめき」と読むことが多いですが、「なみき」と読むこともあります。
「行」を「なめ」と読むことは苗字ではよくありますが、その語源が「Yahoo知恵袋」に書いてありました。
「行」には“列”の意味があります。
“列”は“並べた”もの、“並んだ”ものです。
古語で“並べる”ことを「並(な)む」(下二段活用)と言います。
>たまきはる 宇智(うち)の大野に 馬並(な)めて 朝踏ますらむ その草深野(くさふかの)
「並む」の連用形「並め」:“並べること”→“並べたもの”→“列”
こうして名詞「なめ」が生まれ、「並」「列」「行」などの漢字が当てられたのでしょう。
「行方(なめかた)」が有名ですが、これも「なみかた」という読み方もあります。
稀少な読みとして「ゆうき」というものもありました。
またそれ以外に「ぎょうぎ」という読みも発見しました。
これは「苗字の百貨店」には載っていなかったので、新規の読みです。
「行」を「なめ」と読むことは苗字ではよくありますが、その語源が「Yahoo知恵袋」に書いてありました。
「行」には“列”の意味があります。
“列”は“並べた”もの、“並んだ”ものです。
古語で“並べる”ことを「並(な)む」(下二段活用)と言います。
>たまきはる 宇智(うち)の大野に 馬並(な)めて 朝踏ますらむ その草深野(くさふかの)
「並む」の連用形「並め」:“並べること”→“並べたもの”→“列”
こうして名詞「なめ」が生まれ、「並」「列」「行」などの漢字が当てられたのでしょう。
「行方(なめかた)」が有名ですが、これも「なみかた」という読み方もあります。
稀少な読みとして「ゆうき」というものもありました。
またそれ以外に「ぎょうぎ」という読みも発見しました。
これは「苗字の百貨店」には載っていなかったので、新規の読みです。
2014年4月22日火曜日
名波と仲村渠に関して
「名波」は「ななみ」と読むことが多いです。
これは簡単ですね。
その名を名乗っている有名人がいると簡単に読めるようになります。
問題は他にも読み方があることです。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「なは」、「なば」、「なわ」が載っていました。
全て実在を確認できました。
これらは全てこれまでの規則に従って、別扱いにはしないことにします。
その場合はどれを採用するべきか?
これは悩ましいです。
とりあえず、一番オーソドックスな「なは」にしました。
「なば」も「なわ」も「なは」からの変化で生まれたのではないかと考えたからという理由と、調べた限りでは少なくとも「なは」が他の2つよりも少ないわけではなさそうだと思ったからです。
これらはそれぞれ、ある程度の数はありそうです。
3種類を集めたら1割以上はあるのではないでしょうか?
すごく根拠があって書いているわけではないですが、「ななみ」が圧倒的に多くて、「なは」と「なば」と「なわ」を足しても全体の1割未満というわけではないと思うのです。
ウェブの「写録宝夢巣」で調べると「名波」は静岡県にかなり集中していました。
全体の7割が静岡県でした。
当然、静岡県ではほとんどが「ななみ」なのでしょう。
どこか別に集中しているところがあれば、そこが「なは」などの読みの発祥である可能性はあるのですが、そういうようでもないです。
やはり「なは」などは稀少な読みとした方が良さそうです。
「仲村渠」はいかにも珍しい苗字という印象ですが、「なかんだかり」と読みます。
9割以上が沖縄県に集中している苗字です。
「苗字の百貨店」では「なかんだかり★(なかむらかり・なかむらがり・なかんだかれ)」となっていました。
珍しいと思っても、沖縄県では100位内に入っており、そこではありふれた苗字なのだと思います。
調べてみると「なかむらかり」と「なかむらがり」は確認できませんでした。
こういう読みの場合は、おそらく沖縄県から他県へ移ったときに難読であるがゆえに読み方を変更したのだと思います。
ですので、実際にないというわけではないのでしょうが、確認はできなかったということです。
沖縄県内にいる限り、それほど珍しいわけではない「仲村渠」は誰でも「なかんだかり」と読めるに違いなく、読み方を変える必要はないですから。
「なかんだかれ」はありました。
沖縄県の苗字にありがちなのですが、珍しい読み方を見つけてみてもその読み方をしているひとが明らかに国外で生活していたり、ファーストネームが完全に日本のものであったりすることがあります。
要するに「日本の苗字もしくは読み方」として良いのか?という疑問が残ります。
わざわざ「なかんだかり」と「なかんだかれ」を分けてみても、本人にしてみたらその語尾変化があまり意味がないものだったりするのかもしれないという思いがあります。
ただ、「なかんだかれ」に関しては、日本国内で日本語を使って生活しているひとで、そのように名乗っている方が複数いそうだったので、別の読み方として認めました。
これは簡単ですね。
その名を名乗っている有名人がいると簡単に読めるようになります。
問題は他にも読み方があることです。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「なは」、「なば」、「なわ」が載っていました。
全て実在を確認できました。
これらは全てこれまでの規則に従って、別扱いにはしないことにします。
その場合はどれを採用するべきか?
これは悩ましいです。
とりあえず、一番オーソドックスな「なは」にしました。
「なば」も「なわ」も「なは」からの変化で生まれたのではないかと考えたからという理由と、調べた限りでは少なくとも「なは」が他の2つよりも少ないわけではなさそうだと思ったからです。
これらはそれぞれ、ある程度の数はありそうです。
3種類を集めたら1割以上はあるのではないでしょうか?
すごく根拠があって書いているわけではないですが、「ななみ」が圧倒的に多くて、「なは」と「なば」と「なわ」を足しても全体の1割未満というわけではないと思うのです。
ウェブの「写録宝夢巣」で調べると「名波」は静岡県にかなり集中していました。
全体の7割が静岡県でした。
当然、静岡県ではほとんどが「ななみ」なのでしょう。
どこか別に集中しているところがあれば、そこが「なは」などの読みの発祥である可能性はあるのですが、そういうようでもないです。
やはり「なは」などは稀少な読みとした方が良さそうです。
「仲村渠」はいかにも珍しい苗字という印象ですが、「なかんだかり」と読みます。
9割以上が沖縄県に集中している苗字です。
「苗字の百貨店」では「なかんだかり★(なかむらかり・なかむらがり・なかんだかれ)」となっていました。
珍しいと思っても、沖縄県では100位内に入っており、そこではありふれた苗字なのだと思います。
調べてみると「なかむらかり」と「なかむらがり」は確認できませんでした。
こういう読みの場合は、おそらく沖縄県から他県へ移ったときに難読であるがゆえに読み方を変更したのだと思います。
ですので、実際にないというわけではないのでしょうが、確認はできなかったということです。
沖縄県内にいる限り、それほど珍しいわけではない「仲村渠」は誰でも「なかんだかり」と読めるに違いなく、読み方を変える必要はないですから。
「なかんだかれ」はありました。
沖縄県の苗字にありがちなのですが、珍しい読み方を見つけてみてもその読み方をしているひとが明らかに国外で生活していたり、ファーストネームが完全に日本のものであったりすることがあります。
要するに「日本の苗字もしくは読み方」として良いのか?という疑問が残ります。
わざわざ「なかんだかり」と「なかんだかれ」を分けてみても、本人にしてみたらその語尾変化があまり意味がないものだったりするのかもしれないという思いがあります。
ただ、「なかんだかれ」に関しては、日本国内で日本語を使って生活しているひとで、そのように名乗っている方が複数いそうだったので、別の読み方として認めました。
2014年4月21日月曜日
永本に関して
「永本」は「ながもと」と読むことが多いです。
普通ですね。
「苗字の百貨店」には「えいもと」という読みが出ていましたが、これは実在を確認できませんでした。
代わりに「えのもと」という読みを発見しました。
新規の読みです。
「永本」を「えいもと」ではなく「えのもと」と読む。
これは難しいです。
「えいもと」があるかどうかの判断は現段階では保留しておきます。
普通ですね。
「苗字の百貨店」には「えいもと」という読みが出ていましたが、これは実在を確認できませんでした。
代わりに「えのもと」という読みを発見しました。
新規の読みです。
「永本」を「えいもと」ではなく「えのもと」と読む。
これは難しいです。
「えいもと」があるかどうかの判断は現段階では保留しておきます。
2014年4月20日日曜日
堂下に関して
「堂下」は「どうした」と「どうげ」というふたつの読み方が多いです。
稀少な読みとして、「どうのした」と「どうもと」がありました。
更に「どのした」もありました。
全て実在を確認できました。
「どのした」と「どうのした」はアルファベットにすると区別がつきにくいですが、きちんとひらがなで確認できました。
発音してみても、「どのした」と「どうのした」は異なっていると思うので、別扱いとしました。
稀少な読みとして、「どうのした」と「どうもと」がありました。
更に「どのした」もありました。
全て実在を確認できました。
「どのした」と「どうのした」はアルファベットにすると区別がつきにくいですが、きちんとひらがなで確認できました。
発音してみても、「どのした」と「どうのした」は異なっていると思うので、別扱いとしました。
2014年4月19日土曜日
巴に関して
「巴」は「苗字の百貨店」で「ともえ>は(中国姓パ)」となっていました。
このブログは「日本の苗字を数える」というタイトルにしていますが、私の考える「日本の苗字」というのは”日本に住んでおり、これからも住み続けるであろう方の苗字”のことです。
それなので、元から日本にあった苗字しかダメ!というわけではありません。
「巴」で「ともえ」と読むものに関しては確認できました。
しかし「は」と読むものは見つかりませんでした。
ないわけではないのですが、日本に住んでいると言い切れるものがなかったのです。
全国の電話帳にあたれば見つかるかもしれません。
特に一文字姓の場合はウェブだけでの確認は困難で、電話帳で確認しておくべきなのです。
「ともえ」は電話帳でもウェブでもかなり見つかります。
とりあえず「は」はあったとしても1割未満と考えておきます。
このブログは「日本の苗字を数える」というタイトルにしていますが、私の考える「日本の苗字」というのは”日本に住んでおり、これからも住み続けるであろう方の苗字”のことです。
それなので、元から日本にあった苗字しかダメ!というわけではありません。
「巴」で「ともえ」と読むものに関しては確認できました。
しかし「は」と読むものは見つかりませんでした。
ないわけではないのですが、日本に住んでいると言い切れるものがなかったのです。
全国の電話帳にあたれば見つかるかもしれません。
特に一文字姓の場合はウェブだけでの確認は困難で、電話帳で確認しておくべきなのです。
「ともえ」は電話帳でもウェブでもかなり見つかります。
とりあえず「は」はあったとしても1割未満と考えておきます。
2014年4月18日金曜日
富所と冨所に関して
昨日から引き続き「富」と「冨」のつく苗字です。
「富所」は「苗字の百貨店」で「とみどころ>とどころ・とみしょ(とみところ)」となっていました。
2,100人ほどです。
「冨所」はずっと少なく360人ほどで、読みも「とみどころ(とみしょ)」となっていました。
昨日の「富谷」と「冨谷」はそもそも集中する地域が全く異なっていましたが、「富所」と「冨所」は新潟県と群馬県に集中しており、分布が一緒でした。
そのため、読み方もほぼ一緒ではないかと考えました。
まずは「富所」からです。
濁点の有無は気にしないこととすると、「とみどころ>とどころ・とみしょ」だけになります。
これらは全て実在を確認できました。
このままで問題はありません。
では「冨所」はどうでしょうか?
「とみどころ」はもちろん見つかりました。
「とみしょ」はありそうでした。
しかし、はっきりと実在しているとまでは言えませんでした。
これは保留としました。
代わりに「とどころ」はしっかりと確認できました。
新規の読みです。
「富」と「冨」のように異体字の関係にある漢字をまとめて調べることで、次々と新規の読みが見つかります。
「富所」は「苗字の百貨店」で「とみどころ>とどころ・とみしょ(とみところ)」となっていました。
2,100人ほどです。
「冨所」はずっと少なく360人ほどで、読みも「とみどころ(とみしょ)」となっていました。
昨日の「富谷」と「冨谷」はそもそも集中する地域が全く異なっていましたが、「富所」と「冨所」は新潟県と群馬県に集中しており、分布が一緒でした。
そのため、読み方もほぼ一緒ではないかと考えました。
まずは「富所」からです。
濁点の有無は気にしないこととすると、「とみどころ>とどころ・とみしょ」だけになります。
これらは全て実在を確認できました。
このままで問題はありません。
では「冨所」はどうでしょうか?
「とみどころ」はもちろん見つかりました。
「とみしょ」はありそうでした。
しかし、はっきりと実在しているとまでは言えませんでした。
これは保留としました。
代わりに「とどころ」はしっかりと確認できました。
新規の読みです。
「富」と「冨」のように異体字の関係にある漢字をまとめて調べることで、次々と新規の読みが見つかります。
2014年4月17日木曜日
富谷と冨谷に関して
「富谷」と「冨谷」はともに「とみや」と読むことが多く、次に「とみたに」という読みがあります。
数でいうと、「富谷」は2,500人ほどで「冨谷」は1,400人ほどです。
「苗字の百貨店」では「富谷」が「とみや>とみたに・とや」となっていました。
カッコ内にないので、「とや」は250人以上いるはずなのですが、見つかりませんでした。
念のために「冨谷」でも探しましたが見つかりませんでした。
カッコ内に書かれている全体の1割未満の読み方であればそれほど躊躇はしないのですが、それ以上あると思われる読み方を削除するのには勇気がいります。
しっかりと探したつもりですが、どうもダメでした。
とりあえず「富谷」は「とみや>とみたに」としておきます。
「とや」が見つかったとしても1割未満ということにします。
「冨谷」には他に「ふかや」という読みがあります。
これは愛知県にある地名です。
「富谷」と「冨谷」ではそもそも集積する地域が異なっており、「富谷」は北海道や秋田県に多く全国に散らばっていますが、「冨谷」は岡山県に多く、二番目に多いのが愛知県なのです。
逆に「富谷」は愛知県にはほとんでいません。
要するに「冨谷」と書いて「ふかや」と読む苗字も愛知県に集中しているのでしょうね。
(実際、調べてみてもその通りでした)
「富谷」と書いて「ふかや」と読むケースはありませんでした。
数でいうと、「富谷」は2,500人ほどで「冨谷」は1,400人ほどです。
「苗字の百貨店」では「富谷」が「とみや>とみたに・とや」となっていました。
カッコ内にないので、「とや」は250人以上いるはずなのですが、見つかりませんでした。
念のために「冨谷」でも探しましたが見つかりませんでした。
カッコ内に書かれている全体の1割未満の読み方であればそれほど躊躇はしないのですが、それ以上あると思われる読み方を削除するのには勇気がいります。
しっかりと探したつもりですが、どうもダメでした。
とりあえず「富谷」は「とみや>とみたに」としておきます。
「とや」が見つかったとしても1割未満ということにします。
「冨谷」には他に「ふかや」という読みがあります。
これは愛知県にある地名です。
「富谷」と「冨谷」ではそもそも集積する地域が異なっており、「富谷」は北海道や秋田県に多く全国に散らばっていますが、「冨谷」は岡山県に多く、二番目に多いのが愛知県なのです。
逆に「富谷」は愛知県にはほとんでいません。
要するに「冨谷」と書いて「ふかや」と読む苗字も愛知県に集中しているのでしょうね。
(実際、調べてみてもその通りでした)
「富谷」と書いて「ふかや」と読むケースはありませんでした。
2014年4月16日水曜日
都竹に関して
「都竹」は「苗字の百貨店」で「つづく>つたけ・(つづき)」となっていました。
これらは全て実在を確認できました。
しかし「竹」という漢字は「たけ」か「ちく」と読むくらいしか思いつきません。
もちろん「竹刀(しない)」という単語はあるわけですけど、「づく」もしくは「づき」という読みがどこからきているのか疑問に思いました。
(普通に考えて「都」が「つ」であるというのは確定だと思います)
「づく」もしくは「づき」が前の「つ」にあわせて濁音がついた形だとしたら、「つく」もしくは「つき」だったのかもしれませんが、その場合、実は「すく」もしくは「すき」が元の形だったとしたら、発音してみると一緒だとしても「つずく」もしくは「つずき」の方が正しいのでは?と思ったのです。
これは調べましたが、正解が分かりませんでした。
ただ、これまでに調べた苗字の中では「つず」で始まる苗字はなく、「つづ」で始まるものしかありませんでした。
「都築(つづき)」や「都筑(つづき or つづく)」がそれです。
「築」も「筑」も異体字の関係にあり、ともにJIS第1水準です。
「ちく」もしくは「つく」と読むので、濁点がついた「づき」や「づく」になっても不思議ではないですね。
他に似た苗字がないので「都竹」も「都築」や「都筑」から派生した苗字なのでは?と考えました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「都築」や「都筑」は愛知県にかなり多く、「都竹」は隣の岐阜県に集中していました。
ですので全くの的外れな考えではないと思います。
長々と推測しましたが、やはり「都竹」の読みは「都築」や「都筑」と同様に「ず」ではなく「づ」を用いた「つづく」もしくは「つづき」であるという結論にしました。
これらは全て実在を確認できました。
しかし「竹」という漢字は「たけ」か「ちく」と読むくらいしか思いつきません。
もちろん「竹刀(しない)」という単語はあるわけですけど、「づく」もしくは「づき」という読みがどこからきているのか疑問に思いました。
(普通に考えて「都」が「つ」であるというのは確定だと思います)
「づく」もしくは「づき」が前の「つ」にあわせて濁音がついた形だとしたら、「つく」もしくは「つき」だったのかもしれませんが、その場合、実は「すく」もしくは「すき」が元の形だったとしたら、発音してみると一緒だとしても「つずく」もしくは「つずき」の方が正しいのでは?と思ったのです。
これは調べましたが、正解が分かりませんでした。
ただ、これまでに調べた苗字の中では「つず」で始まる苗字はなく、「つづ」で始まるものしかありませんでした。
「都築(つづき)」や「都筑(つづき or つづく)」がそれです。
「築」も「筑」も異体字の関係にあり、ともにJIS第1水準です。
「ちく」もしくは「つく」と読むので、濁点がついた「づき」や「づく」になっても不思議ではないですね。
他に似た苗字がないので「都竹」も「都築」や「都筑」から派生した苗字なのでは?と考えました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「都築」や「都筑」は愛知県にかなり多く、「都竹」は隣の岐阜県に集中していました。
ですので全くの的外れな考えではないと思います。
長々と推測しましたが、やはり「都竹」の読みは「都築」や「都筑」と同様に「ず」ではなく「づ」を用いた「つづく」もしくは「つづき」であるという結論にしました。
2014年4月15日火曜日
田下に関して
「田下」は「たした」と「たしも」という読みのふたつが多いです。
稀少な読みとして「たのした」というものもありました。
「木下」ならば「きのした」と読むことが普通だと思うので、「田下」で「たのした」も読めないということもないでしょう。
もうひとつ、「たおり」という読みを発見しました。
これは新規の読みです。
言われれば読めますが、こちらもひとひねりしてあって、難読です。
稀少な読みとして「たのした」というものもありました。
「木下」ならば「きのした」と読むことが普通だと思うので、「田下」で「たのした」も読めないということもないでしょう。
もうひとつ、「たおり」という読みを発見しました。
これは新規の読みです。
言われれば読めますが、こちらもひとひねりしてあって、難読です。
2014年4月14日月曜日
神馬に関して
「神馬」は「苗字の百科店」で「じんば>じんま(かみま・しんま・しんば)」となっていました。
「じんば」と「じんま」は実在を確認できました。
改めて確認することでもないですが、「ば」と「ま」は前の音につられて変化しているものではないと考え、別扱いとしています。
それ以外の読み方です。
実はいずれもが見つかりませんでした。
怪しいのはいくつかありました。
「かみうま」という読みもありそうでした。
ですが、本名と確信できるものには出会えませんでした。
改めて考えると「神馬」というのは芸名とかペンネームとかとして思いつきそうなもののような気がします。
格好よすぎるというか…
ですので、本名であるという確信はしっかりとつけてから進みたいと思います。
「神馬」は「じんば>じんま」のみとしておきます。
「じんば」と「じんま」は実在を確認できました。
改めて確認することでもないですが、「ば」と「ま」は前の音につられて変化しているものではないと考え、別扱いとしています。
それ以外の読み方です。
実はいずれもが見つかりませんでした。
怪しいのはいくつかありました。
「かみうま」という読みもありそうでした。
ですが、本名と確信できるものには出会えませんでした。
改めて考えると「神馬」というのは芸名とかペンネームとかとして思いつきそうなもののような気がします。
格好よすぎるというか…
ですので、本名であるという確信はしっかりとつけてから進みたいと思います。
「神馬」は「じんば>じんま」のみとしておきます。
2014年4月13日日曜日
高嶺に関して
「高嶺」は沖縄に集中している苗字で、「たかみね」と読みます。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「たかね」も載っていました。
「たかね」が実在するかどうか?
ウェブで検索してみると、有名な漫画の主人公の苗字が出てきます。
見つかるのは、これと似たような名前が多いです。
はっきりと本名と思われるものがありません。
怪しいときは採用を見送ることにしています。
とりあえず、「高嶺」の読みは「たかみね」のみとしておきます。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「たかね」も載っていました。
「たかね」が実在するかどうか?
ウェブで検索してみると、有名な漫画の主人公の苗字が出てきます。
見つかるのは、これと似たような名前が多いです。
はっきりと本名と思われるものがありません。
怪しいときは採用を見送ることにしています。
とりあえず、「高嶺」の読みは「たかみね」のみとしておきます。
2014年4月12日土曜日
砂子に関して
「砂子」は「すなこ」もしくは「すなご」と読むことが多いようです。
そのままですね。
「いさご」という読みもあります。
稀少な読みとして「まさご」もあります。
全て実在を確認できました。
「砂子」を辞書でひくと、これらの読みが出ていますので、読み方が分かれてはいますが、難読とまではいえないのかもしれません。
「苗字の百貨店」ではもうひとつ「さこ」という読みも出ていました。
「砂子」を「さこ」と読むのはそれほど難しいことではありませんが、苗字として実在するかというと話は別です。
実際に探してみると、ウェブ上ではほとんど見つかりませんでした。
facebookで本名らしい方をひとりだけ見つけました。
基本的にfacebookで1-2人しかいない場合は、実在すると認めていません。
偽名の可能性もあるし、つづりが間違っているだけかもしれないからです。
困ったなあと思い、手持ちの電話帳を調べてみると、「さこ」の位置に載っていました。
これは間違いないです。
「砂子」は「すなご・すなこ>いさご・(まさご・さこ)」としました。
基本的にカッコ内の順番は五十音順にしているのですが、今回の調査で明らかに「まさご」より「さこ」が少ないように思ったので、その順で並べました。
「すなご」と「すなこ」はどちらも同数くらいな印象でしたが、辞書に載っているのは「すなご」の方だったので、そちらを前にしました。
そのままですね。
「いさご」という読みもあります。
稀少な読みとして「まさご」もあります。
全て実在を確認できました。
「砂子」を辞書でひくと、これらの読みが出ていますので、読み方が分かれてはいますが、難読とまではいえないのかもしれません。
「苗字の百貨店」ではもうひとつ「さこ」という読みも出ていました。
「砂子」を「さこ」と読むのはそれほど難しいことではありませんが、苗字として実在するかというと話は別です。
実際に探してみると、ウェブ上ではほとんど見つかりませんでした。
facebookで本名らしい方をひとりだけ見つけました。
基本的にfacebookで1-2人しかいない場合は、実在すると認めていません。
偽名の可能性もあるし、つづりが間違っているだけかもしれないからです。
困ったなあと思い、手持ちの電話帳を調べてみると、「さこ」の位置に載っていました。
これは間違いないです。
「砂子」は「すなご・すなこ>いさご・(まさご・さこ)」としました。
基本的にカッコ内の順番は五十音順にしているのですが、今回の調査で明らかに「まさご」より「さこ」が少ないように思ったので、その順で並べました。
「すなご」と「すなこ」はどちらも同数くらいな印象でしたが、辞書に載っているのは「すなご」の方だったので、そちらを前にしました。
2014年4月11日金曜日
白子に関して
「白子」は「苗字の百貨店」で「しらこ(はくね・しろこ・しらね)」となっていました。
2,200人ほどの苗字です。
「しらこ」と「しろこ」は見つかりました。
しかし、「はくね」と「しらね」は探しても見つかりません。
代わりに「はくし」を見つけました。
新規の読みです。
現時点では「白子」の読みは「しらこ・(しろこ・はくし)」としておきます。
2,200人ほどの苗字です。
「しらこ」と「しろこ」は見つかりました。
しかし、「はくね」と「しらね」は探しても見つかりません。
代わりに「はくし」を見つけました。
新規の読みです。
現時点では「白子」の読みは「しらこ・(しろこ・はくし)」としておきます。
2014年4月10日木曜日
島谷と嶋谷に関して
「嶋谷」を調べるにあたり、既に調べてあった「島谷」も併せて調べなおしました。
「島谷」は「しまたに」もしくは「しまや」と読むことが多いです。
稀少な読みとして「しまがい」というものもあります。
「島谷」は全体で7,200人ほどで、「嶋谷」は2,200人ほどです。
「苗字の百貨店」によると「嶋谷」の読みは「しまたに・しまや(しまがい・しまがや)」となっていました。
実数の少ない「嶋谷」の方が読み方の数が多いというのがおかしいなと思いました。
「島谷」にも「しまがや」という読みがあるのではないか?と考えました。
しかし、調べた結果、やはり見つかりませんでした。
では、「嶋谷」ではどうか?
こちらは少ないながらも「しまがや」が見つかりました。
逆に「嶋谷」では「しまがい」という読みが見つかりませんでした。
まとめると「島谷」は「しまたに・しまや・(しまがい)」ですが、「嶋谷」は「しまたに・しまや・(しまがや)」でした。
「島谷」は「しまたに」もしくは「しまや」と読むことが多いです。
稀少な読みとして「しまがい」というものもあります。
「島谷」は全体で7,200人ほどで、「嶋谷」は2,200人ほどです。
「苗字の百貨店」によると「嶋谷」の読みは「しまたに・しまや(しまがい・しまがや)」となっていました。
実数の少ない「嶋谷」の方が読み方の数が多いというのがおかしいなと思いました。
「島谷」にも「しまがや」という読みがあるのではないか?と考えました。
しかし、調べた結果、やはり見つかりませんでした。
では、「嶋谷」ではどうか?
こちらは少ないながらも「しまがや」が見つかりました。
逆に「嶋谷」では「しまがい」という読みが見つかりませんでした。
まとめると「島谷」は「しまたに・しまや・(しまがい)」ですが、「嶋谷」は「しまたに・しまや・(しまがや)」でした。
2014年4月9日水曜日
新屋敷に関して
「新屋敷」は「苗字の百貨店」で「しんやしき>あらやしき・にいやしき」となっていました。
全部で2,200人ほどだそうです。
検索してみますと、「しんやしき」と「あらやしき」はすぐに見つかるのですが、「にいやしき」だけがどうしても見つかりません。
カッコ内ではないので220人ほどはいるはずなのにです。
実在していないか、実在していたとしても全体の1割未満の読みだと考えたいところです。
確認できるまで、「新屋敷」の読みは「しんやしき>あらやしき」だけとしておきます。
全部で2,200人ほどだそうです。
検索してみますと、「しんやしき」と「あらやしき」はすぐに見つかるのですが、「にいやしき」だけがどうしても見つかりません。
カッコ内ではないので220人ほどはいるはずなのにです。
実在していないか、実在していたとしても全体の1割未満の読みだと考えたいところです。
確認できるまで、「新屋敷」の読みは「しんやしき>あらやしき」だけとしておきます。
2014年4月8日火曜日
宿谷に関して
「宿谷」は「しゅくや」と読むことが多いですが、「しゅくたに」という読みもあります。
それ以外の稀少な読みとして「やどたに」もありました。
「やどや」はありませんでした。
問題はこれ以外に「しくや」と「しくたに」という読みがあることです。
実在も確かめられています。
例えば「しゅくや」と「しくや」は発音してみると、相当に似ています。
アルファベットでは「shukuya」と「shikuya」で一文字しか違いません。
しかし書き間違いとかではなさそうです。
「しくや」も「しくたに」もある程度の数がしっかりといるようです。
「しゅく」と「しく」は別なのか?
濁点の有無を分けないのに、これを分けるのか?
悩みます。
いちおう、分けないで併記することとします。
それ以外の稀少な読みとして「やどたに」もありました。
「やどや」はありませんでした。
問題はこれ以外に「しくや」と「しくたに」という読みがあることです。
実在も確かめられています。
例えば「しゅくや」と「しくや」は発音してみると、相当に似ています。
アルファベットでは「shukuya」と「shikuya」で一文字しか違いません。
しかし書き間違いとかではなさそうです。
「しくや」も「しくたに」もある程度の数がしっかりといるようです。
「しゅく」と「しく」は別なのか?
濁点の有無を分けないのに、これを分けるのか?
悩みます。
いちおう、分けないで併記することとします。
2014年4月7日月曜日
鋤柄に関して
「鋤柄」は「苗字の百貨店」で「すきがら>すきえ(すきから)」となっていました。
濁点の有無を気にしなければ、「すきがら>すきえ」となるわけです。
全体で2,100人ほどの苗字なので、「すきえ」という読みも210人以上1,050人未満ほどいるはずです。
しかし実際に探してみると、全く見つかりません。
少なくとも全体の1割未満なのではないでしょうか?
「鋤柄」の読みは「すきがら」のみとし、「すきえ」は削除しました。
新たに見つけたとしても全体の1割未満と考えたいと思います。
濁点の有無を気にしなければ、「すきがら>すきえ」となるわけです。
全体で2,100人ほどの苗字なので、「すきえ」という読みも210人以上1,050人未満ほどいるはずです。
しかし実際に探してみると、全く見つかりません。
少なくとも全体の1割未満なのではないでしょうか?
「鋤柄」の読みは「すきがら」のみとし、「すきえ」は削除しました。
新たに見つけたとしても全体の1割未満と考えたいと思います。
2014年4月6日日曜日
読み方がたくさんある苗字
これまでに見つけた読み方が見つけた苗字を並べておきます。
1-2種は前後するかもしれないので、確定の数字ではないですが。
10種類 神谷
9種類 新谷、古家
8種類 新家、大家、角谷、神代
7種類 上田、上平、神門、神戸、向田
2014年4月5日土曜日
ここまでで見つけた新規の読み
これまでにいくつか「苗字の百貨店」に載っていない読み方を発見してきました。
けっこう溜まってきたので、まとめておきます。
(濁点の有無の修正などは除いています)
見つけた順に並んでいます。
永岡 えいおか
大畠 だいば
逸見 へみ
猪口 ちょく
上本 じょうもと
方波見 かたなみ
小舘 おだて
円谷 まるたに
戸嶋 こじま
外尾 そとお
久下 くした
久家 きゅうか
五嶋 いつしま
座間 ざんま
十川 じゅうかわ
東本 あずまもと
角屋 かくや
川向 かわむき
執行 しっこう、じっこう、じっこい
城本 きもと
白谷 はくたに
新関 あらせき
位田 くらいだ
蒲池 がまいけ
神門 しんもん
城嶋 きじま、しろしま
城谷 じょうたに
適宜、下記のホームページに載せていっています。
「日本の苗字を数えるHP」
2014年4月4日金曜日
正司に関して
「正司」はファーストネームとしてもありそうですが、苗字としても2,000人ほどいます。
読み方としては「しょうじ」で問題はありません。
稀少な読みとして「しょうす」があります。
実在も簡単に確認できます。
調べる前は信じられませんでした。
「司」で「す」という読みをするということがです。
「正司(しょうす)」という苗字の理由でもわからないか?と検索しましたが、謎なままでした。
読み方としては「しょうじ」で問題はありません。
稀少な読みとして「しょうす」があります。
実在も簡単に確認できます。
調べる前は信じられませんでした。
「司」で「す」という読みをするということがです。
「正司(しょうす)」という苗字の理由でもわからないか?と検索しましたが、謎なままでした。
2014年4月3日木曜日
城嶋と城谷に関して
「城」という漢字が苗字として用いられるときは、必ず「しろ」と「じょう」と「き」の3つをチェックするようにしています。
今回はまず、「城島」を調べました。
「じょうじま」がもっとも多く、「じょうしま」がその次になります。
もちろんこのブログの趣旨としては、そのふたつを分けていないので、併記にとどめているのですが。
元プロ野球選手の方は「じょうじま」さんで、TOKIOのメンバーは「じょうしま」さんです。
他に稀少な読みとして「きじま」と「しろしま」もあります。
「島」のつく苗字を調べたときは、セットで「嶋」も調べることにしています。
「城嶋」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に10件しかない苗字です。
「城島」の50分の1です。
「苗字の百貨店」では「じょうじま」という読みしか載っていませんでした。
しかし、こちらも調べると「きじま」と「しろしま」という読みが見つかりました。
新規の読みです。
これだけ珍しい苗字(全国に10件!?)で、読み方が3種類もあるというのは驚きですね。
ただウェブで検索しただけで簡単に見つかったので、実数はもっと多いのでしょうけれど。
「城谷」は「しろたに」と読むことが多いです。
全国的に見ると、長崎県にかなり多く、そこでは「じょうや」と読むことが多いそうです。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「しろや」も載っていました。
他にないかな?と思い、「城」を「しろ」と「じょう」と「き」で、「谷」を「たに」と「や」で調べてみました。
すると「じょうたに」という読みが見つかりました。
これも新規の読みです。
今回はまず、「城島」を調べました。
「じょうじま」がもっとも多く、「じょうしま」がその次になります。
もちろんこのブログの趣旨としては、そのふたつを分けていないので、併記にとどめているのですが。
元プロ野球選手の方は「じょうじま」さんで、TOKIOのメンバーは「じょうしま」さんです。
他に稀少な読みとして「きじま」と「しろしま」もあります。
「島」のつく苗字を調べたときは、セットで「嶋」も調べることにしています。
「城嶋」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に10件しかない苗字です。
「城島」の50分の1です。
「苗字の百貨店」では「じょうじま」という読みしか載っていませんでした。
しかし、こちらも調べると「きじま」と「しろしま」という読みが見つかりました。
新規の読みです。
これだけ珍しい苗字(全国に10件!?)で、読み方が3種類もあるというのは驚きですね。
ただウェブで検索しただけで簡単に見つかったので、実数はもっと多いのでしょうけれど。
「城谷」は「しろたに」と読むことが多いです。
全国的に見ると、長崎県にかなり多く、そこでは「じょうや」と読むことが多いそうです。
「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「しろや」も載っていました。
他にないかな?と思い、「城」を「しろ」と「じょう」と「き」で、「谷」を「たに」と「や」で調べてみました。
すると「じょうたに」という読みが見つかりました。
これも新規の読みです。
2014年4月2日水曜日
塩飽に関して
「塩飽」は難読ですが、「しわく」と読むことが多いです。
瀬戸内海に「塩飽(しわく)」諸島があります。
「しあく」という読みも実在しますが、さすがにこれを別の読みと考えたくはありません。
稀少な読みとして「しおあく」があります。
こちらも実在を確認できました。
「しおあく」ならば、別の読みと考えて問題ないと思います。
瀬戸内海に「塩飽(しわく)」諸島があります。
「しあく」という読みも実在しますが、さすがにこれを別の読みと考えたくはありません。
稀少な読みとして「しおあく」があります。
こちらも実在を確認できました。
「しおあく」ならば、別の読みと考えて問題ないと思います。
2014年4月1日火曜日
地主に関して
「地」という漢字はややこしいですが、普通は「ち」と読み、濁点がつくと「じ」になります。
「地面(じめん)」などの名詞を考えれば当然ですね。
「地主」は「じぬし」と読むことが多いですが、「ちぬし」という読みもあります。
一文字目の濁点の有無は別扱いとしていますが、もちろんこれもそうです。
濁点の有無だけだと、せっかく分けても五十音順に並べるとほとんど同じ場所に分類されるので、意味がなかった漢字なのですが、「地主」はだいぶ離れた場所になるので、分けた甲斐があります。
他に稀少な読みとして「ちしゅ」もありました。
少ないながらも実在が確かそうなものがありました。
「地面(じめん)」などの名詞を考えれば当然ですね。
「地主」は「じぬし」と読むことが多いですが、「ちぬし」という読みもあります。
一文字目の濁点の有無は別扱いとしていますが、もちろんこれもそうです。
濁点の有無だけだと、せっかく分けても五十音順に並べるとほとんど同じ場所に分類されるので、意味がなかった漢字なのですが、「地主」はだいぶ離れた場所になるので、分けた甲斐があります。
他に稀少な読みとして「ちしゅ」もありました。
少ないながらも実在が確かそうなものがありました。
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