2017年9月30日土曜日

龍岡と竜岡に関して

本日も「竜」と「龍」のつく苗字に関してです。

「龍岡」は「たつおか」と読むことが多いのですが、稀少な読みとして「りゅうおか」もあるそうです。
「たつおか」は簡単に見つけられますが、「りゅうおか」はやはり少ないです。
https://www.facebook.com/takahiro.ryuoka
https://www.facebook.com/takaaki.ryuuoka

ファーストネームが似ているので、親子かもしれません。
実在は確かそうです。

「竜岡」の方は下記の方を見つけました。
こちらも「たつおか」と読みます。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000456922/

この方を「龍岡」としてもヒットしてこないので、「竜岡」が正しいのだと思います。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「龍岡」が全国で19件で「竜岡」が12件となっていました。
「竜岡」が見つけにくくても仕方がないのかもしれません。

2017年9月29日金曜日

龍井と竜井に関して

「竜」と「龍」は新字と旧字の関係にあるのですが、別字として扱っています。

「龍井」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で18件。
最多が広島県の5件なので、かなり稀少な姓であることが分かります。

「竜井」は全国で12件。
最多の大阪府で3件だったので、更に少ないようです。

いずれも読みは「たつい」のようです。
facebookでは「龍井」の方は見つかりますが、「竜井」の方は下記だけでした。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100004310888841
しかし、この方のページを開いてみても何の情報も出ておらず、実在していると確信は持てません。

「住所でポン!」では京都府で下記の方が見つかりました。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/2/25/256.html

全国で12件となっている割に「住所でポン!」ではヒットしてこないのです。

この方をフルネームで検索しても他に情報が得られなかったのですが、「竜」を「龍」に変えたところfacebookのページが見つかりました。
https://www.facebook.com/hiroshi.tatsui
大阪大学出身で、滋賀県在住なので、別人かもしれませんが…

ただ、他にヒットするものもないので「竜井」という姓の実在に関しては慎重にならざるを得ません。

2017年9月28日木曜日

樹に関して

本日は「樹」という一字姓に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で28件。
そのうち大阪府が13件で、鹿児島県が7件でした。

「実在苗字(名字)辞典」によると、「たつ★・うえき(大阪)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
「たつ」も「うえき」もどちらも難読ですね。

いずれの読みも確認できました。
一字姓なので探しにくいかなと思っていましたが、どちらも普通の読みとは異なるので割と簡単に見つけられました。

「いつき」と読んでいる方もいましたが、本名だと確定できるものがなかったので見送りました。

2017年9月27日水曜日

蘇木に関して

「蘇木」は「実在苗字(名字)辞典」で「そのぎ>そのき」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち23件が福岡県です。

難読マークはついていませんでしたが、ちょっと読めませんよね。

普通に読んだら「そぎ」だよなあと思って、探してみました。
https://www.facebook.com/yuina.sogi
https://www.facebook.com/makoto.sogi.3

数は少ないですが、関東地方でありそうです。
難読なので読みかえたのかもしれません。
新規の読みです。

2017年9月26日火曜日

上久に関して

「上久」は「実在苗字(名字)辞典」で「じょうきゅう>かみひさ・かみく・うえひさ・かみきゅう」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で32件。
最多の大阪府に11件でした。
これしかない苗字なのに読み方がこれほど多様とは!

まず、「じょうきゅう」です。
https://www.facebook.com/chie.jokyu
https://www.facebook.com/chisato.jokyu

割合はともかく、実在は確かそうです。

次に「かみひさ」です。
https://www.facebook.com/kkamihisa

上記の方しか見つかりませんでした。
本名のようですが、他に情報がないと確定とまではいえません。

「かみく」は見つかりませんでした。
ただ、「上久保(かみくぼ)」など他の3文字の姓や地名がひっかかってきてしまい探しにくいだけなのかもしれません。

「うえひさ」は最も簡単に見つけられます。
https://www.facebook.com/takashi.uehisa
https://www.facebook.com/chika.uehisa

広島県から山口県にかけて存在する読みではないかと思います。

「かみきゅう」も見つけられます。
https://www.facebook.com/aoi.kamikyu
https://www.facebook.com/keisuke.kamikyu

こちらは大阪府から兵庫県にかけて存在する読みではないかと考えます。

以上から、「じょうきゅう」、「うえひさ」、「かみきゅう」は確実にある読みだと思います。
割合は分かりません。
「実在苗字(名字)辞典」を信じるしかないでしょう。
「かみひさ」は実在していそうですが、もう少し根拠が欲しいです。

いずれにせよ、全国で50件もないような苗字で、これほど読みがバラエティに富んでいるのはすごいなと思います。

2017年9月25日月曜日

膳亀に関して

「膳亀」は「実在苗字(名字)辞典」で「ぜんがめ>ぜんかめ(ぜんき)」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で33件。
そのうち富山県が14件で、北海道が8件です。

「ぜんがめ」と「ぜんかめ」は確認できます。
「ぜんがめ」の方が多いのは確かなようなので、これは統一してしまって良いと思います。

「ぜんき」で見つかったのは下記の方だけでした。
https://www.facebook.com/rio.zenki.9

この方の友達欄には「zenki」という方がいました。
おそらくこの方なのでしょうね。
https://hanafubuki.jimdo.com/%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E5%8B%9F%E9%9B%86/

ファーストネームや年齢から考えると、親子なのかなと思います。

facebookで見つけた方をフルネーム検索すると、下記のページが見つかりました。
http://dews365.com/news/special/tohogakuen.html

少し不安でしたが、全てを見ていくと本名で良さそうです。
「ぜんき」という読みもあるのだと思います。

2017年9月24日日曜日

近木に関して

「近木」は「ちかき」と読むことが多いです。
そのままですね。

「実在苗字(名字)辞典」では、他に「こぎ」という読みも出ていました。
こちらは難読です。
調べてみると、大阪府に「近木(こぎ)」という地名があるそうです。

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると「近木」は全国で35件。
うち大阪府は最多で8件。
2番目が山口県で6件でした。

もともと人口が圧倒的に多い大阪府で最多という場合は、そこが元であるとは言いにくいのですが、そういう地名があるのならばそこに由来があるのかもしれません。

あまりにも難読なので読みかえが生じているのかもしれません。

2017年9月23日土曜日

中古に関して

本日は「中古」という苗字に関してです。

一般的な名詞としてならば「ちゅうこ」と読んでしまいそうです。

「実在苗字(名字)辞典」によると、「ちゅうこ>なかふる」となっていました。

facebookでは「なかふる」という読みは簡単に確認できますが、「ちゅうこ」は見つけにくいです。
単語としてありふれすぎているからでしょうか?

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
そのうち19件が千葉県に限局していました。
https://www.facebook.com/kentarou.chuko
https://www.facebook.com/midori.chuko

実際に見つけた「ちゅうこ」さんも千葉県の方が多いようでした。

「なかふる」という読みもある程度の数がありそうですが、集中している地域は分かりませんでした。
最多の千葉県では「ちゅうこ」であるようなので、「ちゅうこ>なかふる」はそのままにしておこうと思います。

2017年9月22日金曜日

角居に関して

「角居」は「実在苗字(名字)辞典」で「すみい(かくい・かどい)」となっていました。

「すみい」という読みは簡単に見つかるので問題はありません。

残りの稀少な読みに関して検討していきます。

「かどい」はfacebookで下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/tomoharu.kadoi

それとは別に下記の方も「かどい」と名乗っていました。
https://twitter.com/mr_ttech_01

いずれも本名だと思います。
「角居」で「かどい」という読みはあると思います。

「かくい」は下記の方が見つかりました。
https://www.facebook.com/hiroyuki.kakui.5

ただ、この方だけでした。
下記のページでも同じ方が「かくい」となっていました。
http://ci.nii.ac.jp/naid/110008696615

これは悩みますね。
「かどい」の方は複数で証拠が見つかるのですが、「かくい」は他に見つからないのです。
ただ、こちらの方は「すみい」など他の読みでは見つからないということもあるので、おそらく本名で良いのだろうなと思います。

いちおう「かくい」も実在する読みだと判断します。

「角居」で「つのい」という読みはあるそうですが、見つかりませんでした。

2017年9月21日木曜日

五十棲に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「五十棲」は「いそずみ」という読みで載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「いおずみ」があるそうです。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000030168091/

この方以外に「いおずみ」と読む方を見つけられませんが、フルネーム検索するといずれも「いおずみ」となっていたため、間違いはないと思います。

問題は「いそずみ」と「いおずみ」が分けねばならないほどの違いかという点です。

「五十」で始まる苗字は、一般的に「いそ」もしくは「いか」、「いが」と読みます。
「五十嵐」が最も有名だと思います。

「五百」で「いお」と読む苗字はいくつもありますが、「五十」で「いお」と読むものはこれまでありませんでした。

「五十」の場合、「いそ」と「いか」であれば発音した印象がまるで違ってくるので分ける意味はあると思いますが、「いそ」と「いお」は悩むところです。

ただ、はっきりと「いおずみ」になっていますし、これまでにないパターンなので分けておこうかなと思います。

2017年9月20日水曜日

州之内に関して、幽霊苗字かも

先日、「洲之内」という苗字を調べているときに偶然発見した「州之内」に関してです。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で2件。
東京都と愛媛県に1件ずつです。

愛媛県は「洲之内」姓が多いところです。

facebookでは「州之内」は見つかりませんでした。
「住所でポン!」では何人か見つかりました。

2000年版の東京都の「住所でポン!」です。
https://www.jusyopon.com/data/2000/index.php/24/34/119.html

ここに載っている「州之内」さんと同一人物かは分かりませんが、2012年版では愛媛県で「洲之内」となっています。
https://jpon.xyz/2012/24/16/109.html?p=3
http://www.pref.ehime.jp/hyouka/h26/yosan/documents/26db0810.pdf

ファーストネームもそれほどありふれたものとは思えないため、苗字の稀少さと併せて考えると、同一人物なのではないかと考えてしまいます。

この「州之内」さんが2000年版の「住所でポン!」以外は見つからないというところもポイントです。

こちらは2012年版の愛知県の「住所でポン!」です。
https://jpon.xyz/2012/25/55/129.html?p=1

ここでは「州之内」となっている方が、2007年版と2000年版では「洲之内」となっています。
新しい方が正確なのではないかと思いますが、他のページはだいたい「洲之内」となっていました。
http://www.aichi-softball.jp/yakuinmeibo/2004yakuinnmeibo.htm

「州」と「洲」は読み方も見た目のそっくりなので、間違えてしまっても不思議ではありません。
「州之内」で実在が確実そうな方はいませんでした。
おそらく幽霊苗字だと思います。

2017年9月19日火曜日

則内に関して

「則内」は「実在苗字(名字)辞典」で「すのうち★(のりうち)」となっていました。
「★」は難読を表すマークですが、確かに「則内」で「すのうち」とは読めません。

「名字由来net」によると愛媛県由来で「洲之内」と起源をともにするとなっていました。
確かにどちらも愛媛県に多く、「すのうち」と読みます。

「則内」ならば「のりうち」と読む方が自然ですが、こちらはやはり稀少な読みのようです。
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000020571897/
http://www.ncnp.go.jp/nimh/jidou/aboutus/noriuchi.html

見つけられたのは上記の方くらいでしたが、実在は確かそうです。

2017年9月18日月曜日

城子に関して

「城子」は「実在苗字(名字)辞典」で「しろこ(じょうし)」となっていました。

「城」で始まる苗字を見たら、「しろ」と「じょう」と「き」の3種類の読み方を確認するようにしています。
ただ、二文字目の読みが異なっているのは珍しいと思い、精査してみました。

「城子」では「き」で始まる読みは認めませんでした。

また、「しろし」や「じょうこ」といった読みもなさそうです。

「しろこ」と「じょうし」は確認がとれました。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で27件。
そのうち14件が長野県でした。
二番目に多いのが熊本県で4件でした。

facebook上で「じょうし」という読みだったのは、熊本県在住の方と山口県在住の方の2名でした。
これらから、長野県を中心にして「しろこ」という読みが出ており、熊本県から「じょうし」という読みが出ているのだと考えます。
「写録宝夢巣」では山口県には「城子」はゼロとなっており、他は福岡県と広島県に2件ずつとなっています。
すなわち全国で27件のうち、中国地方と九州地方を足して8件ということです。
この8件が全て「しろこ」と読むかは分かりません。

読み方の割合に関しては1割未満の稀少な読みであればカッコつきで表示し、1割以上5割未満であれば不等号を用いています。
判断に迷いますが、「じょうし」という読みは1割以上はいるんじゃないかと思います。

2017年9月17日日曜日

晋山に関して

「晋山」は「実在苗字(名字)辞典」で「しんやま(くにやま★)」となっていました。

「★」は難読を表すマークですが、「くにやま」という読みは見つかりませんでした。

代わりに「ゆきやま」という読みが見つかりました。
https://www.facebook.com/miki.yukiyama
https://www.facebook.com/masahiro.yukiyama.5

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、「晋山」は大阪府近辺と静岡県近辺で主に認められる苗字です。

「ゆきやま」という読みは大阪府であるようですが、「しんやま」との割合は不明です。
ウェブで調べた漢字ではそれほど多いようではなさそうです。

新規の読みということになります。

2017年9月16日土曜日

井後に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「井後」は「いご」という読みで載せていました。
それ以外の稀少な読みとして「いじり」があるそうです。

自分でも確認しましたが、実在する読みとして間違いなさそうです。

簡単そうでいて、難しい読みですね。
追加します。

2017年9月15日金曜日

島多と島夛に関して

「島夛」は「実在苗字(名字)辞典」で「しまた>しまだ」となっていました。
この濁点の有無は特にこだわっていませんが、いずれの読みも確認がとれました。

「多」の異体字として「夛」があります。
そのため、「夛」は「多」に併記しています。
これまでもかなりの数の「夛」を持つ苗字を載せてきました。

「島多」には「島夛」が併記されていなかったので調べたところ、見つかりました。
https://www.town.shari.hokkaido.jp/30koho/10koho_shari/2013/files/2013-1025-0918.pdf

新規の苗字と考えて良いでしょう。

2017年9月14日木曜日

條野と条野に関して、幽霊苗字かも?

「條野」は、ウェブの「写録宝夢巣」で見ると全国で21件。
そのうちの15件が北海道でした。
もっといえば北海道札幌市西区に9件が集中していました。

日本中の「條野」のうち、半数近くがひとつの区内に集中しているわけです。

読み方は「じょうの」です。
これは確認がとれました。

「条野」は同じようにして全国で7件。
北海道に3件で、そのうち札幌市西区に2件でした。

件数がずっと少なくなるというわけです。
下記が2000年の札幌市西区の「住所でポン!」です。
https://jpon.xyz/2000/5/110/73.html?p=3

上記で「条野」となっている方は2009年から宮古島へ移住しているという記事が出ていました。
「條野」となっていますが、ファーストネームが一致しているので同一人物と考えて良いでしょう。
http://churasuma.ti-da.net/e2733932.html

同一人物と考えるならば、「條野」か「条野」のどちらかが正しくないということです。

おそらく戸籍上は「條野」なのだと思います。
電話帳に「条野」となっている方もいるのかもしれませんが、日常的に名乗っている方がいるかどうかは分かりません。
facebookでは、はっきり「条野」としている方はいませんでした。

「条野」という苗字が実在しているかどうかの判断は保留しておきます。

2017年9月13日水曜日

謝名堂に関して

「謝名堂」は「じゃなどう」と読みます。
想像がつくと思いますが、沖縄県に多い苗字です。

実際に探してみると、この読みで間違いなさそうです。

しかし、濁点のつかない「しゃなどう」という読みもありました。
沖縄県を出て、読みかえをしているのでしょう。
http://frpilates.com/instructor/frpmiddle

https://www.facebook.com/profile.php?id=100009839375705

一文字目の濁点の有無は考慮しているので、これは新規の読みということになります。

2017年9月12日火曜日

安庭に関して

「安庭」は「やすにわ」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、これ以外の稀少な読みとして「やすば」があるそうです。
https://www.facebook.com/hiroyuki.yasuba

他にも何人か見つかるので実在は確かだと思います。
追加します。

2017年9月11日月曜日

八城に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「八城」は「やしろ>やつしろ」として載せていました。
これ以外に「やぎ」という読みがあるそうです。
http://temdesuc.com/macrobiotics.html

自分でも探してみました。
http://oginow.sagasubanta.com/tokusyu_jyoshi.html
https://www.facebook.com/kazuyo.yagi.1

数は少ないと思いますが、実在する読みのようです。
追加します。

2017年9月10日日曜日

保野に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「保野」は「ほの」もしくは「やすの」で載せていました。
これ以外の稀少な読みとして「ぼうの」があるとのことです。
http://www.megumi.or.jp/clinic/clinic03.html

この方以外には発見できませんでしたが、この読みがあることは確かそうです。
追加します。

2017年9月9日土曜日

土佐谷に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「土佐谷」は「とさや」という読みで載せていました。

これ以外の稀少な読みとして「とさたに」もしくは「とさだに」があるそうです。
http://www.carsensor.net/shop/osaka/080086022/staff/
https://www.facebook.com/mami.tosadani

実在は確かそうです。
濁点をつけるかつけないかどちらかにしたいのですが、決め手にかけます。
いちおう「とさたに」にしておきます。

2017年9月8日金曜日

信崎に関して

「信崎」は「実在苗字(名字)辞典」で「のぶさき・しのざき」となっていました。

「しんざき」と読めそうですが、そういう読みは見つかりませんでした。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で31件。
そのうち12件が高知県でした。
他もその近辺に散見される程度です。

facebookでは「信崎」で「のぶさき」となっている方はふたりしかいなさそうでした。
「しのざき」の方が多そうな印象ではありますが、明らかではありません。

電話帳で全件調査をすればはっきりとするのでしょうが、とりあえずは「実在苗字(名字)辞典」の結果に従っておきます。

facebookで「のぶさき」としていた方はいずれも高知県出身のようで、「信崎」が集中している地域は「のぶさき」と読むのだろうと推測しました。

「信崎」で「のぶさき」と読むのはそれほど難しくなさそうなので、他の地域に移ってから「しのざき」と読みかえるのはおかしいのではないかと思います。
「しのざき」は別の由来があるのかもしれません。

2017年9月7日木曜日

竿尾に関して

「竿尾」は「実在苗字(名字)辞典」で「さお★>さおお」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

ウェブの「写録宝夢巣」では全国で29件。
そのうち12件が愛媛県に集中していました。
「住所でポン!」で見ると、愛媛県に属する津和地島に多いようです。
https://www.jusyopon.com/data/2012/index.php/24/16/384.html

「さお」という読みも、この津和地島にあるようです。
https://mainichi.jp/articles/20170318/k00/00e/040/254000c

「さおお」という読みも確認できます。
https://www.facebook.com/yusuke.saoo
http://www.kms.ac.jp/~ichibyou/data3.htm

問題は、「さお」と「さおお」を分けるかどうするかというところですね。
「竿尾」で「さお」というのは難読ですが、個人的には些細な違いではないかと思います。

「竿尾」という苗字自体が多くないので、分けるほどでもないのかなと思います。
10,000人以上もいるような苗字であれば分ける意味もあるかと思いますが…

2017年9月6日水曜日

二島と二嶋に関して

「実在苗字(名字)辞典」によると、「二島」は「にしま>ふたしま(ふたじま)」、「二嶋」は「にしま」となっていました。
どちらも全国で180人程度です。

facebookで見る限り、「二島」は「にしま」も「ふたしま」も同程度にありそうでした。
個別に調べてみると、岡山県では「にしま」で、福岡県では「ふたしま」のようでした。
ただし、「二島」はそれ以外の地域にもばらけているので、割合までは不明です。

対して、「二嶋」はほぼ岡山県に集中しています。
読み方も「にしま」がほとんどです。

いちおう調べてみたところ、「二嶋」で「ふたしま」と読んでいる方も見つかりました。
https://www.facebook.com/kazuya.futashima

新規の読みです。

2017年9月5日火曜日

中社に関して

「中社」は「実在苗字(名字)辞典」で、「なかしゃ」となっていました。

もちろん「なかしゃ」という読みは確認できます。

それ以外に「ちゅうしゃ」という読みを発見しました。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100005526242938

友達欄にも同姓の方がいました。
親族なのでしょう。

新規の読みです。

2017年9月4日月曜日

巨海に関して

「巨海」は「実在苗字(名字)辞典」で、「こみ>おおみ・こうみ」となっていました。

「こみ」は簡単に見つかります。
https://www.facebook.com/ryoji.komi

もちろん「komi」と書いて「こうみ」と読む可能性は否定できません。

はっきり「こうみ」と読んでいそうなのは下記の方です。
https://www.facebook.com/koumildn

「こみ」と「こうみ」の割合は判断できません。

「おおみ」は下記の方々がいました。
https://www.facebook.com/hiroaki.oomi
http://www.city.goto.nagasaki.jp/contents/sightseeing/column_detail.php?colum_id=425

いずれも「おうみ」ではなく、「おおみ」です。

これまでに載せてきた苗字としては「大海」は「おおみ」で「青海」は「おうみ」としていました。
「おおみ」か「おうみ」かの違いはほとんどないのかもしれないですが、五十音順でだいぶ違ってしまうので、しっかりと基準を決めなければいけません。

もちろん本人が「おおみ」と名乗っているので、それを尊重すべきでしょう。

また「大海」で「おおみ」としているのは「大(おお)」+「海(み)」であろうと判断し、「大」と同じような意味を持つ「巨」も同様にします。

2017年9月3日日曜日

哘崎と哘嵜に関して、幽霊苗字かも?

「哘」はJIS第2水準の漢字です。

「哘」一字で「さそう」と読み、青森県や北海道に多い姓です。

「哘」を用いた苗字は、他に「哘崎」くらいしかありません。
こちらは「さそざき」と読みます。
こちらも青森県や北海道に集中しています。

「実在苗字(名字)辞典」によると、稀少な読みとして「さそうざき」も載っていました。
「さそざき」と「さそうざき」は私にとって些細な読みの違いであり、実数も少ないですし、わざわざ分けなくても良いかなと思っています。

「哘嵜」は、ウェブの「写録宝夢巣」では北海道で1件でした。
「住所でポン!」でも確認できました。
https://jpon.xyz/2007/5/8/22.html

ただ、2007年版までですね。
2012年版では消えていました。
女性名ですし、この方が亡くなっていると、この姓も消滅してしまっている可能性もあります。
googleで検索しましたが、「哘嵜」で実在を確認できる方は見つかりませんでした。
読み方は「さそざき」で良いと思いますが、実在の有無に関しては保留とします。

2017年9月2日土曜日

出来田と出來田と出耒田に関して

「出来田」はウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全国で37件。
最多が富山県の8件で、北海道の5件と香川県の4件が続きます。
かなり全国に散らばっていることが分かります。

「実在苗字(名字)辞典」によると、読み方は「できでん」もしくは「できた」とのことです。
いずれの読みも確認できました。

異体字を用いた「出來田」も確認できました。

「耒」は「来」の異体字ではないということなので、別扱いにしています。
「出耒田」は下記の方がいました。
http://www.blazers.gr.jp/bz_player07.html
https://www.facebook.com/ayumi.dekita

いずれも北海道札幌市出身のようです。
読み方は「できた」のようです。

2017年9月1日金曜日

西平に関して

「西平」は「にしひら」という読みで載せていました。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で「にしだいら」という稀少な読みが載っていました。
https://m.facebook.com/nishidaira.takeshi

自分でも探しました。
https://www.facebook.com/yukikazu.nishidaira

実在は確かそうです。
二文字目に「平」が来た場合、「ひら」と「たいら」は常に調べるようにしていましたが、抜けおちてしまったのでしょうか?
追加しておきます。