2024年4月30日火曜日

誥に関して(訂正・2報)

 以前に「詰」の異体字である「誥」に関して「錠誥」は見つからなかったが、「坂誥」と「橋誥」があると教えていただいたと書きました。


そうしたところ、そもそも「誥」は「詰」の異体字ではないのではないかという質問がきました。

下記のページで”この文字を「親字・正字」とする文字”に出てくるし、見た目が似ているので異体字であることに疑問をもたなかったのですが、wiktionaryでは読みが別なので別字の扱いでした。

https://moji.tekkai.com/about.html


ただ、ここまで苗字としては完全に「詰」の異体字として扱われているのでこれも注釈を入れて異体字扱いとします。

似たようなものとして「戌」と「戍」、「易」と「昜」、「萱」と「萓」、「采」と「釆」、「才」と「戈」、「祇」と「祗」、「述」と「逑」、「タ」と「夕」、「鍛」と「鍜」、「母」と「毋」があります。


これ以外に「酒誥」と「北誥」もあるそうです。

https://www.facebook.com/sakatsumechina

https://www.ej-hds.co.jp/newsrelease/pdf/2010/20100601jinji.pdf#page=2


いずれも自分でも確認できました。

ありがとうございます。

追加します。

2024年4月29日月曜日

西ノ明に関して

 「西ノ明」は「にしのあき」という読みで載せていました。


「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「にしのみょう」という読みもあるそうです。

https://www.sic-sagamihara.jp/enet/news/20140811.html


自分でも確認しましたが間違いないですね。

「日本姓氏語源辞典」や「住所でポン!」によると福岡県に多いようですね。

このあたりは「写録宝夢巣」があれば分かりやすいんですが。

2024年4月28日日曜日

中所に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。


「中所」は「なかしょ」か「ちゅうしょ」と読むことが多いです。

「なかどころ」という読みもあります。

それらに加えて「なかぞ」という読みもあるそうです。

https://www.genso-sayume.jp/event/4221/


自分でも探しました。

https://www.facebook.com/kazuo.nakazo


「なかぞ」という読みは確かにあるようです。

問題はこれが「なかしょ」とどれくらい異なるかということですが、「なかじょ」ならばともかく「なかぞ」はだいぶ違うんじゃないかなと思います。

「なかしょ」とは分けようと思います。

2024年4月27日土曜日

納谷に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。

「納谷」は「なや」と読むことが多いですが、「のうたに」や「のうや」という読みもあります。

これ以外に「なやたに」という読みもあるそうです。

https://www.math.nagoya-u.ac.jp/ja/people/download/faculty/nayatani_shin_ja.pdf


難読ですね。

フルネーム検索すると、この読みが正しいことが分かります。

追加します。

2024年4月26日金曜日

安次富に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。


「安次富」は「あしとみ」という読みで載せていましたが、「あじふ」という稀少な読みがあるそうです。

https://www.townnews.co.jp/0404/2023/03/24/670826.html?goonews

https://www.facebook.com/tsuyosi.ajifu.9/


追加します。

2024年4月25日木曜日

西角に関して

 「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。


「西角」は「にしかど」、「にしかく」、「にしずみ」、「さいかく」という読みで載せていました。

「さいかど」という読みがあるそうです。

http://www.softball.or.jp/league/mens/pdf/2021_osaka-global.pdf


上記の方はfacebookもありました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004046238300


友達欄に「saikado」さんがいたので大丈夫でしょう。

この読みも追加します。

2024年4月24日水曜日

誥に関して(訂正)

 「錠誥に関して、幽霊苗字かも?」という内容で 「錠誥」という苗字が見つからないと書きました。

「詰」の異体字である「誥」を用いた苗字が「実在苗字(名字)辞典」では他になさそうだったので、「誥」という漢字は苗字に用いられていないのではないかと判断したのです。


そうしたところ、「坂誥」と「橋誥」があると指摘されました。

https://k-ijishinpo.jp/article/%E5%9C%B0%E5%9F%9F%E3%81%AE%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%82%BA%E3%81%AB%E5%AF%BE%E5%BF%9C%E3%81%97%E6%96%B0%E7%97%85%E6%A3%9F%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%81%A7%E7%97%85%E5%BA%8A%E3%82%92%E5%A2%97/

https://kjs.acc.senshu-u.ac.jp/sshhp/KgApp?resId=S001676


下記のページで検索すると上記の「橋誥」さんは戸籍上で「橋詰」なのではないかという不安が残りますが。

https://licenseif.mhlw.go.jp/search_isei/


まあ、上記のふたりは複数のページで「誥」となっています。

「坂誥」は他にも見つかりますしね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9D%82%E8%AA%A5%E7%A7%80%E4%B8%80

併記なら大丈夫かなと考えます。


2024年4月23日火曜日

束花に関して

 「束花」は「日本姓氏語源辞典」で大阪府と栃木県にあるとなっていました。

「実在苗字(名字)辞典」では「そくか」か「そっか」となっていました。

全国で約30人だそうです。

調べると、いずれの読みも見つかりますね。


全体の数が少ないですし「そくか」と「そっか」の読みを分けるかどうかは悩ましいところです。

ただ大阪府と栃木県はだいぶ離れていますし分けるべきかなあと思います。

後々に変更するかもしれませんが分けます。

2024年4月22日月曜日

諸蔵に関して

 「諸蔵」は「日本姓氏語源辞典」で岡山県笠岡市に由来があるようです。

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報では旧字体を用いた「諸藏」もあるようです。

https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=202102278910283846


下記の方は大阪府出身ですが、友達欄に「syokura」さんがいます。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100003138961021


「諸蔵」は「しょくら」で良いでしょう。

「諸藏」も併記します。

全国でおそらく1家系の苗字で読みが確定できるのは嬉しい限りです。

2024年4月21日日曜日

白代に関して

 「白代」は「日本姓氏語源辞典」によると奈良県に由来があるようです。

「住所でポン!」では奈良県に2件でした。

このあたりは「写録宝夢巣」がなくなってしまって分かりにくくなりましたね。


「住所でポン!」で見つかる方をフルネーム検索しましたが読みは確認できませんでした。


「実在苗字(名字)辞典」の更新情報で、読みが「しろだい」であるとなっていました。

https://patents.google.com/patent/JP2013080115A/ia


自分でも探したのですが、他に読みが確定できるものがありませんでした。

仕方がないですね。

他に読みも思いつかないので「しろだい」としておきます。

2024年4月20日土曜日

枌谷に関して

「実在苗字(名字)辞典」の更新情報からです。


 「枌谷」は「そぎたに」という読みで載せていました。

山口県に由来があるようですが、大阪府に「そげたに」という読みがあるそうです。

https://www.nambuyasuyuki.com/news/2019/12/2934/


上記の方をフルネーム検索すると、全て「そげたに」で見つかります。

稀少ですが確かにありますね。


全国で約90人ということですが、「そぎたに」と「そげたに」は分けることにします。

2024年4月18日木曜日

野刈家と野苅に関して、幽霊苗字かも?

 「野苅家」という苗字があります。

これはすでに載せており、「のかりや」と読みます。


よく似た苗字で「野刈」があります。

これは「のがり」と読みます。

実在は下記の方など。

https://www.facebook.com/haruna.nogari


更に似た苗字で 「野苅」があるのですが、こちらは見つかりませんでした。

「日本姓氏語源辞典」でもヒットしないので、こちらは幽霊苗字かもしれません。


最後に「野刈家」ですが、こちらは見つかります。

https://www.facebook.com/nogariya.yasunori

https://store.united-arrows.co.jp/s/all/focuson/post/36/vol1_15/


いちおう確認したのですが「野苅家」ではないようです。

2024年4月17日水曜日

丹嶋と丹嶌と丹島に関して、幽霊苗字かも?

「丹嶋」は「たんじま」か「たじま」と読むそうです。

「日本姓氏語源辞典」によると山口県に由来があるそうです。

「たじま」は下記の方が見つかります。

https://yaaf.jp/records/H29/20171027.pdf


「たんじま」は見つかりませんでした。



「丹嶌」は「たんじま」と読みます。

こちらは愛知県に由来があるようです。

下記の方など。

https://researchmap.jp/read0057787

https://www.facebook.com/takahiro.tanjima


最期に「丹島」です。

最もありそうですが、探すと見つかりません。

こちらも愛知県に由来があるようですが、「住所でポン!」でフルネーム検索してみました。

「住所でポン!」で見つかる緑区の「丹島」さんは表札で「丹嶌」となっていました。

「丹島」は幽霊苗字かもしれません。


2024年4月16日火曜日

地良田に関して

 「地良田」は「実在苗字(名字)辞典」で「じらた」となっていました。


「日本姓氏語源辞典」では香川県、兵庫県、福岡県にあるとなっていました。

探すとなかなか読みが確定できませんでした。


下記では「じたら」となっていますが、おそらく「じらた」の間違いでしょう。

https://tftftfdon.sakura.ne.jp/20190525sr/rel079.html


下記は代表取締役が 「地良田」さんです。

https://www.kccu.jp/member/zirata.html


ひょっとしたら、「ちらた」という読みがあるのかもしれませが他に見つからないので確定できませんでした。

https://www.facebook.com/rie.chirata

2024年4月15日月曜日

稲生田に関して

 「稲生田」は「実在苗字(名字)辞典」では「いのだ★>いなうだ」となっていました。


「いのだ」は下記の方など。

https://blog.goo.ne.jp/pf-vo-takami/e/9bb05e215a200153eee6f6ea15a7ec55

https://www.facebook.com/kenichi.inoda


アルファベットでは分かりにくいですが、「いのうだ」ではないと思います。


「いなうだ」は下記の方など。

https://www.facebook.com/inauda.keiko

https://www.facebook.com/kousuke.inauda


旧字体を用いた「稻生田」を発見しました。

読みは分かりませんが、新規の苗字です。

もちろん併記扱いです。

https://www.hirakatano.net/blank

2024年4月14日日曜日

仲絵に関して

 「仲絵」は「日本姓氏語源辞典」によると福島県に由来しているようです。


facebookでは下記の方が見つかりました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100016211557869


読みが分からないようですが、友達欄に「nakae」さんがいました。


「なかえ」という読みをもつ苗字はたくさんあるので、なんともいえないのですが「平成名前辞典」でそれっぽいフルネームをもつ方がいました。

まあ他に読みも思いつかないので「仲絵」は「なかえ」で良いでしょうね。

2024年4月13日土曜日

直之に関して

 ウェブの「写録宝夢巣」が見られなくなって、少し苗字が探しにくくなりました。


「直之」は「日本姓氏語源辞典」によると福島県に由来があるようです。

いかにもファーストネームとしてありえるものなのですが、「平成名前辞典」では苗字として確認できます。


読みを確認するのが大変でした。

下記で「なおゆき」となっていました。

https://prdurbanosaizapp1.blob.core.windows.net/common-article/61afbfdd3d59ae34ac5b72ab/hpmeibo.pdf


他に確認できなかったのですが仕方がありません。

そのまま「なおゆき」としておきます。

2024年4月12日金曜日

西之野に関して

 「西之野」は「にしのの」と読むようです。


facebookや「平成名前辞典」では見つかるので実在は確かだと思います。

ただ、読みが確定できないんですよね。

残念です。


「にしのの」という読みをもつ苗字は他にありません。

facebookでは「nishinono」さんが何人かいます。

https://www.facebook.com/rina.nishinono


 「西之野」は「にしのの」として良いと思います。

2024年4月11日木曜日

榿に関して

 「榿」という一字姓に関してです。

JIS第2水準の漢字です。

https://www.facebook.com/kozue.hannoki

https://www.facebook.com/profile.php?id=100010608318342


実在は確かなのですが、読みが確認できるのがひとりだけでした。

「はんのき」だと思います。


 「榿沢( 榿澤)」で「はんのきざわ」という苗字もあるので、読みとしても良さそうな気がします。

ひとりだけで読みを確定させるのは心苦しいのですが仕方がないでしょう。

2024年4月10日水曜日

稲豊に関して

 「稲豊」は「実在苗字(名字)辞典」で「いなほ」もしくは「いなとよ」となっていました。


「いなとよ」は下記の方など。

https://www.facebook.com/saori.inatoyo

https://www.facebook.com/kanonn.inatoyo


「いなほ」は下記の方が見つかりました。

https://www.facebook.com/arisa.inaho


ウェブの「写録宝夢巣」で全国に10件。

和歌山県に8件。


和歌山県に”稲豊(いなほ)”がありました。

https://www.navitime.co.jp/poi?spot=00011-100366963


「豊」ならば「ほう」ではないかと思いましたが、「ほ」で良いようですね。

もう少し「いなほ」と読むひとが見つかればありがたかったのですが。

2024年4月9日火曜日

玉来に関して

 「玉来」は「実在苗字(名字)辞典」では「たまき」となっていました。

根拠として下記の方が挙げられていました。

facebookの友達が5,000人近くなっており、かなりの有名人です。

https://ja-jp.facebook.com/naoko.tamaki

https://ameblo.jp/naturalumo/?fbclid=IwAR1rQWl8zDl0o_a8BI_kcWn8LrcK6Aa8rEhhZFPUpRE5fdOcsj0GImkHdxE_aem_AffS8Kgu2XafSqdF2Gij-HuLjA7Bw4ieZTTLuD3qZSBs0fIrDiTt9td9uj2y22EdUhKzqIo9Got-KRTTSh3NQeoI


自分でも調べたのですが、他に「たまき」という読みの方が見つかりません。

どうも私は有名人が唯一の確認できる読みというのは不安なんですね。

本名かどうかも分かりませんし。


改めて探しました。

ウェブの「写録宝夢巣」で全国に11件。

福岡県に7件。

異体字を用いた「玉來」と「玉耒」は見つかりません。


「たまらい」という読みを発見しました。

こっちが正しいんじゃないでしょうか?

https://www.facebook.com/tamarai.h.a/

https://www.facebook.com/tamarai.yuka

2024年4月8日月曜日

太上に関して

 「太上」は「おおうえ>ふとかみ・たがみ」となっていました。


「おおうえ」は下記の方が見つかりました。

https://www.facebook.com/kazuhiro.ooue.10


ただし、その方をフルネーム検索すると「た」で始まるのではないかという疑問がわきました。

下記は完全に五十音順ではないようではありますが…。

http://www.e-net.or.jp/user/yokunaru/kai/05/05.html


「ふとかみ」という読みは下記の方。

https://www.iuk.co.jp/news/pdf/20210222pressrelease.pdf


これは悩みますね。

「ふとかみ」はひとりだけしか見つかっていないですが、確かそうです。

「たがみ」は見つかりませんでしたが、ないともいえません。

「おおうえ」はありそうですが、「大上」と混同して見つかります。


とりあえず「太上」は「おおうえ」と「ふとかみ」だけにしておきます。

2024年4月7日日曜日

錠誥に関して、幽霊苗字かも?

 「誥」は「詰」の異体字でJIS第2水準の漢字です。


「錠詰」は「じょうづめ」と読みます。

これは確認できます。

https://www.facebook.com/range.yuta

https://www.facebook.com/profile.php?id=100005968457326


異体字を用いた「錠誥」は、ウェブの「写録宝夢巣」で福井県に1件のみですが、「住所でポン!」では見つかりません。

「平成名前辞典」やfacebookでもヒットしません。

これは幽霊苗字かもしれませんね。


「誥」という漢字を用いた苗字は他にないです。

逆にいうと苗字に用いられる漢字ではないというわけではないですね。

2024年4月6日土曜日

古曽に関して

 「古曽」は「こそ」と読みます。


旧字体を用いた「古曾」を発見しました。

https://www.facebook.com/kadona.koso


併記扱いですが、新規の苗字です。

2024年4月5日金曜日

為口に関して

 「為口」は「ためぐち」と読みます。

旧字体を用いた「爲口」を発見しました。

https://www.facebook.com/yoshinori.tamekuchi


併記扱いですが、新規の苗字です。

2024年4月4日木曜日

西萬と西万に関して、幽霊苗字かも?

 「西萬」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に4件。

広島県に2件です。


「西万」は全国に7件で、広島県に5件。


ただし自分で探すと「西萬」しか見つかりません。

https://www.facebook.com/hisako.nishiman

https://www.facebook.com/takuya.nisiman

https://www.facebook.com/profile.php?id=100005802858917

https://www.facebook.com/profile.php?id=100044975133702

https://www.facebook.com/profile.php?id=100033994425717

https://www.facebook.com/profile.php?id=100012347078219


「平成名前辞典」でもヒットしないので「西万」は幽霊苗字かもしれませんね。

2024年4月3日水曜日

乗貞に関して

 「乗貞」は「のりさだ」と読みます。

旧字体を用いた「乘貞」を発見しました。

https://artbox2001.jimdofree.com/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E6%A6%82%E8%A6%81/


併記扱いですが、新規の苗字です。

2024年4月2日火曜日

乗光に関して

 「乗光」は「のりみつ」と読みます。

旧字体を用いた「乘光」を発見しました。

https://www.facebook.com/norimituiku


併記扱いですが、新規の苗字です。

2024年4月1日月曜日

十楽に関して

 「十楽」は「じゅうらく」と読みます。

実在は下記の方など。

https://www.facebook.com/mayumi.juraku


旧字体を用いた「十樂」を発見しました。

https://www.facebook.com/profile.php?id=100004866101490


併記扱いですが、新規の苗字です。