大晦日なので集計でもしておこうかと思いましたが、多い苗字ベスト50とかをここで出しても仕方がないし、新鮮味もないのでやめました。
普通通りにやります。
「小舘」は「苗字の百貨店」では「こだて(こたて)」となっていました。
「小館」の方は「こだて(おだて)」となっていました。
以前から書いていますが、「舘」と「館」は異体字の関係にあります。
ともにJIS第1水準なので分けているのですが、実在を確認するときはまとめてやっています。
そうしたら、やはりありました。
「小舘」と書いて「おだて」という読みも!
新規の読みがぞくぞくと見つかります。
「古藤」は「ことう」と読むことが多いです。
「苗字の百貨店」によると、他には「こふじ」と「ふるふじ」がありました。
全て実在を確認できました。
「古」を「こ」か「ふる」、「藤」を「とう」か「ふじ」と読んでいるわけですね。
それならば4種類目の読みとして「ふるとう」もあるのではないかと探してみました。
やっぱりありました!
「古藤」で「ふるとう」も!
元旦は休みます。
新年も「日本の苗字を数えるHP」とともに、よろしくお願いします。
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
2013年12月31日火曜日
2013年12月30日月曜日
上本と打越と大戸と方波美と柏谷と喜屋武に関して
年末なので、たまっていたネタをまとめて出しておきます。
「上本」は「うえもと」が多いですが、「かみもと」もかなりあります。
他に「あげもと」もありました。
「苗字の百貨店」によると「うわもと」もあるそうですが、これは発見できませんでした。
「上」という漢字を用いた苗字の場合、たいてい「じょう」という読み方があるなと思い、調べてみたら当たりでした!
「上本」で「じょうもと」という読み方を新規で見つけました。
「打越」は「うちこし」と読むことが多いですが、「うてつ」と読むこともあります。
青森県津軽地方で多くあるようです。
なぜこう読むのかまでは分かりませんでした。
「大戸」は「おおと」と読むことが多いですが、「だいと」という読みもありました。
更に「ねぎ」という読みもありました。
「大戸」と書いて「ねぎ」と読む。
これは読めません!
大分県に多いようですが、由来が知りたいです。
検索してみましたが、納得できるほどの回答は見つかりませんでした。
「方波見」は「かたばみ」と読みます。
実在を確認していたら、「かたなみ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
ただし、「菅原」の読みで「すがわら」と「すがはら」を併記にとどめている現状で、「かたばみ」と「かたなみ」を分けるのは正しいのか?という疑問は残ります。
「菅原」や「小笠原」などは漢字の読みとしては「はら」が正しいのでしょうが、前の音につられて「わら」に変化したものと考えられます。
「方波見」の場合は、「波」を「なみ」と読むか「は」と読むかで解釈が変わってきますね。
悩ましい。
せっかく見つけたので、「かたばみ」と「かたなみ」は別記にしておきます。
後でこっそりと訂正するかもしれませんが。
「柏谷」は「苗字の百貨店」で見ると「かしわや」が圧倒的に多く、「かしたに」、「かしわだに」、「かしや」、「かしわたに」が少数の読みとして挙げられていました。
自分で調べなおしてみると、「かしや」だけが見つかりませんでした。
「かしわだに」と「かしわたに」は拮抗していますが、やや「かしわだに」が多い印象でした。
ただインターネットで検索していると、「かしわや」が圧倒的に多くて、「かしわだに(かしわたに)」と「かしたに」が少数派の読みとは思えないのでした。
実際、普通に読めば、訓訓で「かしわ・たに」になる気がしますし。
ただし手元の電話帳では「かしわたに」は見つからず。
とりあえず、全件調査は必要なのかもしれませんが「苗字の百貨店」を信じて、そのままにしておきます。
「喜屋武」は有名な沖縄苗字ですね。
全体の9割が沖縄に集中しています。
最も多い読みは「きゃん」ですが、「きやたけ」もありました。
「苗字の百貨店」では他に「きやむ」と「きやぶ」という読みが紹介されていました。
調べてみると、「きやむ」は見つかりませんでした。
「きやぶ」は実在を確認できました。
ただし、「きゃぶ」も「きやぶ」もありました。
音に漢字を合わせるなら「きやぶ」だし、最も多い「きゃん」に合わせるなら「きゃぶ」です。
これも悩ましいですね。
とりあえず、「きやぶ」としておきます。
「上本」は「うえもと」が多いですが、「かみもと」もかなりあります。
他に「あげもと」もありました。
「苗字の百貨店」によると「うわもと」もあるそうですが、これは発見できませんでした。
「上」という漢字を用いた苗字の場合、たいてい「じょう」という読み方があるなと思い、調べてみたら当たりでした!
「上本」で「じょうもと」という読み方を新規で見つけました。
「打越」は「うちこし」と読むことが多いですが、「うてつ」と読むこともあります。
青森県津軽地方で多くあるようです。
なぜこう読むのかまでは分かりませんでした。
「大戸」は「おおと」と読むことが多いですが、「だいと」という読みもありました。
更に「ねぎ」という読みもありました。
「大戸」と書いて「ねぎ」と読む。
これは読めません!
大分県に多いようですが、由来が知りたいです。
検索してみましたが、納得できるほどの回答は見つかりませんでした。
「方波見」は「かたばみ」と読みます。
実在を確認していたら、「かたなみ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
ただし、「菅原」の読みで「すがわら」と「すがはら」を併記にとどめている現状で、「かたばみ」と「かたなみ」を分けるのは正しいのか?という疑問は残ります。
「菅原」や「小笠原」などは漢字の読みとしては「はら」が正しいのでしょうが、前の音につられて「わら」に変化したものと考えられます。
「方波見」の場合は、「波」を「なみ」と読むか「は」と読むかで解釈が変わってきますね。
悩ましい。
せっかく見つけたので、「かたばみ」と「かたなみ」は別記にしておきます。
後でこっそりと訂正するかもしれませんが。
「柏谷」は「苗字の百貨店」で見ると「かしわや」が圧倒的に多く、「かしたに」、「かしわだに」、「かしや」、「かしわたに」が少数の読みとして挙げられていました。
自分で調べなおしてみると、「かしや」だけが見つかりませんでした。
「かしわだに」と「かしわたに」は拮抗していますが、やや「かしわだに」が多い印象でした。
ただインターネットで検索していると、「かしわや」が圧倒的に多くて、「かしわだに(かしわたに)」と「かしたに」が少数派の読みとは思えないのでした。
実際、普通に読めば、訓訓で「かしわ・たに」になる気がしますし。
ただし手元の電話帳では「かしわたに」は見つからず。
とりあえず、全件調査は必要なのかもしれませんが「苗字の百貨店」を信じて、そのままにしておきます。
「喜屋武」は有名な沖縄苗字ですね。
全体の9割が沖縄に集中しています。
最も多い読みは「きゃん」ですが、「きやたけ」もありました。
「苗字の百貨店」では他に「きやむ」と「きやぶ」という読みが紹介されていました。
調べてみると、「きやむ」は見つかりませんでした。
「きやぶ」は実在を確認できました。
ただし、「きゃぶ」も「きやぶ」もありました。
音に漢字を合わせるなら「きやぶ」だし、最も多い「きゃん」に合わせるなら「きゃぶ」です。
これも悩ましいですね。
とりあえず、「きやぶ」としておきます。
2013年12月29日日曜日
諌に関して
うっかりとしていました。
「諌」という漢字の検討が抜けていました。
「諌」は常用漢字ではないので新旧字体表には出ていないのですが、異体字として「諫」があります。
「練」という漢字は新旧字体表に載っており、旧字体は「練」です。
「錬」も同様に旧字体は「鍊」です。
ですから「諌」も「諫」を旧字体と考えても良いと思っています。
実際に「諌」はJIS第1水準で、「諫」は第2水準なので、これまでの基準どおりでまとめてしまって問題がないと思います。
実は長崎県にあるのは旧字体の「諫早(いさはや)市」であり、苗字全体で見ても旧字体の「諫」を使っていることが多いものもありましたが…
「諌」を用いた苗字は10種類でした。
「諌田」は「かんだ」と読みますが、後は全て「いさ」という読みでした。
最も多いのは「諌山」で、新旧字体を合わせると5,000人を超えます。
私が、この漢字の検討をしていないことに気づいたのも「諌山」を見つけたからです。
「諌」という漢字の検討が抜けていました。
「諌」は常用漢字ではないので新旧字体表には出ていないのですが、異体字として「諫」があります。
「練」という漢字は新旧字体表に載っており、旧字体は「練」です。
「錬」も同様に旧字体は「鍊」です。
ですから「諌」も「諫」を旧字体と考えても良いと思っています。
実際に「諌」はJIS第1水準で、「諫」は第2水準なので、これまでの基準どおりでまとめてしまって問題がないと思います。
実は長崎県にあるのは旧字体の「諫早(いさはや)市」であり、苗字全体で見ても旧字体の「諫」を使っていることが多いものもありましたが…
「諌」を用いた苗字は10種類でした。
「諌田」は「かんだ」と読みますが、後は全て「いさ」という読みでした。
最も多いのは「諌山」で、新旧字体を合わせると5,000人を超えます。
私が、この漢字の検討をしていないことに気づいたのも「諌山」を見つけたからです。
2013年12月28日土曜日
出井と猪口と生野に関して
「出井」は「いでい」と「でい」が拮抗しています。
どちらもありえますが、五十音順ではまるで異なります。
他に「いずい」と「つくい」もあり、どちらも実在を確認できました。
「出井」と書いて「つくい」と読む。
難読ですが、根拠がわかりません。
どうしてこういう読みなのか、理由が知りたいですね。
「猪口」は「苗字の百貨店」では「いのくち・いのぐち>いぐち(ちょぐち)」となっていました。
「いのくち」、「いのぐち」、「いぐち」は問題ないのですが、「ちょぐち」は見つかりませんでした。
代わりに「ちょく」という読みを見つけました。
今まで指摘されていない読みです。
こういうのを見つけると本当に嬉しいです。
「生野」は読みがわかれている苗字です。
多いのは「いくの」と「しょうの」ですが、その他に「いきの」、「おいの」、「はいの」、「はえの」がありました。
「生」という漢字の読みが難しいわけです。
その一文字によって、まるで違う読みになっています。
6種類なので、それほど多いわけではないですが、これだけまるで違う読みというのも珍しいのかなと思いました。
地域性があるようで、「しょうの」は大分県、「はいの」は新潟県に集中しているようです。
どちらもありえますが、五十音順ではまるで異なります。
他に「いずい」と「つくい」もあり、どちらも実在を確認できました。
「出井」と書いて「つくい」と読む。
難読ですが、根拠がわかりません。
どうしてこういう読みなのか、理由が知りたいですね。
「猪口」は「苗字の百貨店」では「いのくち・いのぐち>いぐち(ちょぐち)」となっていました。
「いのくち」、「いのぐち」、「いぐち」は問題ないのですが、「ちょぐち」は見つかりませんでした。
代わりに「ちょく」という読みを見つけました。
今まで指摘されていない読みです。
こういうのを見つけると本当に嬉しいです。
「生野」は読みがわかれている苗字です。
多いのは「いくの」と「しょうの」ですが、その他に「いきの」、「おいの」、「はいの」、「はえの」がありました。
「生」という漢字の読みが難しいわけです。
その一文字によって、まるで違う読みになっています。
6種類なので、それほど多いわけではないですが、これだけまるで違う読みというのも珍しいのかなと思いました。
地域性があるようで、「しょうの」は大分県、「はいの」は新潟県に集中しているようです。
2013年12月27日金曜日
熱田と浅海に関して
「熱田」は「苗字の百貨店」によると「あつた(あった・あつだ・にえた)」となっていました。
「あつた」と「あった」と「あつだ」はほぼ同じものだと考え、「あつた」で統一しました。
「にえた」ですが、検索してみると見つかるのは「にえだ」ばかり。
「にえた」はほとんど見つからず。
それなので、「熱田」は「あつた・(にえだ)」に修正しました。
「浅海」は「あさうみ・あさみ(あさかい・あさのみ★)」となっていました。
「★」は難読のときにつくマークです。
調べると、全ての読み方が見つかりました。
更に「あさのうみ」という読み方も見つかりました。
今まで見つかっていない読み方です!
「浅海」を「あさのうみ」と読むのは難しいですが、こういう読みがあることを知っていれば、「あさのみ」という読み方も不思議ではないなと思いました。
「あつた」と「あった」と「あつだ」はほぼ同じものだと考え、「あつた」で統一しました。
「にえた」ですが、検索してみると見つかるのは「にえだ」ばかり。
「にえた」はほとんど見つからず。
それなので、「熱田」は「あつた・(にえだ)」に修正しました。
「浅海」は「あさうみ・あさみ(あさかい・あさのみ★)」となっていました。
「★」は難読のときにつくマークです。
調べると、全ての読み方が見つかりました。
更に「あさのうみ」という読み方も見つかりました。
今まで見つかっていない読み方です!
「浅海」を「あさのうみ」と読むのは難しいですが、こういう読みがあることを知っていれば、「あさのみ」という読み方も不思議ではないなと思いました。
2013年12月26日木曜日
小計
7,000人以上いると思われる苗字の整理が終わりました。
併せて7,000人未満で2,000人以上いると思われる苗字のうち、読み方が単一なものも全て載せました。
ここまでの合計は5,337種類です。
最も多いのは「か」から始まる苗字で、405種類です。
まだ10種類にも満たないのが、「け」、「ね」、「め」の3つです。
だいぶ増えてきましたが、全体を考えるとまだ5-6%です。
先は遠いです。
次は7,000人未満で5,000人以上いると思われる苗字の整理をしていきたいと思います。
ここまでくると見たこともないものばかりになっています。
再宣伝。
日本の苗字を数えるHP
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
併せて7,000人未満で2,000人以上いると思われる苗字のうち、読み方が単一なものも全て載せました。
ここまでの合計は5,337種類です。
最も多いのは「か」から始まる苗字で、405種類です。
まだ10種類にも満たないのが、「け」、「ね」、「め」の3つです。
だいぶ増えてきましたが、全体を考えるとまだ5-6%です。
先は遠いです。
次は7,000人未満で5,000人以上いると思われる苗字の整理をしていきたいと思います。
ここまでくると見たこともないものばかりになっています。
再宣伝。
日本の苗字を数えるHP
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
2013年12月25日水曜日
三戸と南川に関して
「三戸」は「みと」と読むことが多いですが、青森県では「さんのへ」と読みます。
まあ、地名にありますしね。
他にはずばり「さんと」というのもありました。
もうひとつ「さんぺ」という読みもありました。濁音ではなく半濁音の「ぺ」です。
そちらの方が「さんべ」より多いと思います。
濁音より半濁音が多いというのは、意外に珍しいのではないかと思います。
「南川」は「みなみかわ」や「みなみがわ」と読むことが多いですが、「なみかわ」もかなりあります。
他には「ながわ」、「なんかわ」、「みながわ」がありました。
前回の「南谷」とほとんど同じような印象ですが、「南谷(なみや)」が実在を確認できなかったことと比較すると、「南川(なみかわ)」が割とあるというのは意外な気がしました。
まあ、地名にありますしね。
他にはずばり「さんと」というのもありました。
もうひとつ「さんぺ」という読みもありました。濁音ではなく半濁音の「ぺ」です。
そちらの方が「さんべ」より多いと思います。
濁音より半濁音が多いというのは、意外に珍しいのではないかと思います。
「南川」は「みなみかわ」や「みなみがわ」と読むことが多いですが、「なみかわ」もかなりあります。
他には「ながわ」、「なんかわ」、「みながわ」がありました。
前回の「南谷」とほとんど同じような印象ですが、「南谷(なみや)」が実在を確認できなかったことと比較すると、「南川(なみかわ)」が割とあるというのは意外な気がしました。
2013年12月24日火曜日
南谷に関して
人数の少ない苗字を扱うようになると、読み方の数も少なくなってきます。
「南谷」は読みのバリエーションが多い方です。
苗字で用いられるとき、「南」も「谷」も読みが分かれやすいですから。
「みなみたに」が多いですが、「みなみや」と「なんや」もかなりあります。
他には「なんたに」、「みなたに」、「なや」もありました。
実際の多い順は分かりませんが、後の方ほど難読な印象です。
「苗字の百貨店」では「なみや」という読みも載っていましたが、これだけは見つかりませんでした。
「南谷」は読みのバリエーションが多い方です。
苗字で用いられるとき、「南」も「谷」も読みが分かれやすいですから。
「みなみたに」が多いですが、「みなみや」と「なんや」もかなりあります。
他には「なんたに」、「みなたに」、「なや」もありました。
実際の多い順は分かりませんが、後の方ほど難読な印象です。
「苗字の百貨店」では「なみや」という読みも載っていましたが、これだけは見つかりませんでした。
2013年12月23日月曜日
東川と前に関して
「東川」は相当に読み方が分かれている苗字です。
「ひがしかわ」がやや多いようですが、「あずまかわ」、「とうかわ」、「とがわ」も珍しくないです。
「とがわ」も簡単に実在を確認できました。
「東川」で「うのかわ」と読む場合もあります。
これも実在を確認できました。
相当に難読ですが、奈良県にある地名です。
地域の偏在性はあるでしょうが、「東川」という苗字をみても読み方は決めてかからない方が良さそうです。
「前」は一字姓ですが、やはりそのまま「まえ」と読むことが多いです。
例外的に鹿児島県では「すすめ」と読むことがあるそうです。
いっかい聞けば驚いて覚えられそうですが、これもまた難読苗字ですね。
「ひがしかわ」がやや多いようですが、「あずまかわ」、「とうかわ」、「とがわ」も珍しくないです。
「とがわ」も簡単に実在を確認できました。
「東川」で「うのかわ」と読む場合もあります。
これも実在を確認できました。
相当に難読ですが、奈良県にある地名です。
地域の偏在性はあるでしょうが、「東川」という苗字をみても読み方は決めてかからない方が良さそうです。
「前」は一字姓ですが、やはりそのまま「まえ」と読むことが多いです。
例外的に鹿児島県では「すすめ」と読むことがあるそうです。
いっかい聞けば驚いて覚えられそうですが、これもまた難読苗字ですね。
2013年12月22日日曜日
当山に関して
「当山」は「苗字の百貨店」で見ると、「とうやま(あたりやま)」となっていました。
「当」の旧字体である「當」を用いた「當山」は「とうやま (とおやま・とやま・とみやま)」となっていました。
もちろん「とおやま」という読みはこれまでどおり、「とうやま」と同じ発音だと考え、削除します。
問題は他の読みです。
新字体と旧字体で読み方が異なるという例はあまりないのです。
珍しい読みであるがゆえに片方で抜けているということはありますが、全く異なっているというのは記憶にありません。
いちおう、新字体と旧字体の両方で、「あたりやま」、「とやま」、「とみやま」を探してみましたが、いずれも見つかりませんでした。
「とやま」はローマ字で書くと、「とうやま」と見分けがつかないこともあり、探せていない可能性はあります。
しかし、「當山」は「富山」と似ていますからね。
「當」が「当」の旧字体と思わず、「富」だと思って誤った読みをつけてしまったのではないかと思っています。
実在が確認できませんので、「当山(當山)」の読みは「とうやま」のみとしておきます。
「当」の旧字体である「當」を用いた「當山」は「とうやま (とおやま・とやま・とみやま)」となっていました。
もちろん「とおやま」という読みはこれまでどおり、「とうやま」と同じ発音だと考え、削除します。
問題は他の読みです。
新字体と旧字体で読み方が異なるという例はあまりないのです。
珍しい読みであるがゆえに片方で抜けているということはありますが、全く異なっているというのは記憶にありません。
いちおう、新字体と旧字体の両方で、「あたりやま」、「とやま」、「とみやま」を探してみましたが、いずれも見つかりませんでした。
「とやま」はローマ字で書くと、「とうやま」と見分けがつかないこともあり、探せていない可能性はあります。
しかし、「當山」は「富山」と似ていますからね。
「當」が「当」の旧字体と思わず、「富」だと思って誤った読みをつけてしまったのではないかと思っています。
実在が確認できませんので、「当山(當山)」の読みは「とうやま」のみとしておきます。
2013年12月21日土曜日
逸見に関して
「苗字の百貨店」で「辺見」の読み方として「へんみ(へみ)」となっていたのですが、この「辺見(へみ)」の読みが見つからず。
あれこれと探していたら、「逸見」で「へみ」と読む苗字を発見しました。
これは「苗字の百貨店」には出ていなかったものです。
「逸見」は「へんみ」と読むことが多く、「いつみ」は少数派です。
「逸見」は「へんみ・(いつみ・へみ)」としました。
あれこれと探していたら、「逸見」で「へみ」と読む苗字を発見しました。
これは「苗字の百貨店」には出ていなかったものです。
「逸見」は「へんみ」と読むことが多く、「いつみ」は少数派です。
「逸見」は「へんみ・(いつみ・へみ)」としました。
2013年12月20日金曜日
舘と館に関して
以前にも書きましたが、「舘」と「館」は異体字の関係にあります。
異体字の関係にある漢字の場合は、JIS第2水準のものを第1水準に併記するようにしています。
ただし、「舘」と「館」はどちらも第1水準なので、見た目は非常に似ていますが、別々の漢字として扱っています。
「富」と「冨」もそうです。
こういう場合は、まとめて実在を確認するようにしています。
「舘」と「館」の一字姓の場合、やや「舘」の方が多いです。
読み方はいずれもほぼ共通しています。
「苗字の百貨店」で見ると、「舘」が「たて・たち(三重) (だて・やかた)」となっており、「館」が「たて・たち(三重) >だて (やかた・たつ)」となっていました。
似ていますが、微妙に違いますね。
「館」には稀な読み方として「たつ」があるとなっています。
そして、「舘」では稀な読み方とされている「だて」が「館」ではカッコの外にあります。
要するに「館」においては「だて」は全体の1割未満の読み方ではないということです。
一字姓は調べにくいのですが、電話帳も使って徹底的に調べなおしました。
「舘」と「館」のいずれも「たち」と「たて」が拮抗しており、「やかた」という読み方が珍しいということは共通しておりました。
もとが同じ意味を持つ異体字だから当然といえば当然です。
「だて」と「たつ」は稀な読みですが、見つかりました。
しかし、それは「苗字の百貨店」とは逆で、「舘」の方でした。
「館」一字で「だて」や「たつ」と読むものは確認できませんでした。
「苗字の百貨店」に出ている読み方のうち、カッコ内に入っていない、1割以上のもので見つからなかったのは初めてです。
悩みました。
「舘」と「館」は異体字の関係にあり、読み方もほぼ一緒。
集中している地域もほぼ一緒です。
実数は「舘」が8,300人ほどで、「館」が6,400人ほど。
ですから、読み方が多いとしたら、「舘」の方かな?と考えました。
いくら探しても見つからないので、いったん「館」=「だて」という読み方は削除することにしました。
まとめると、
「舘」→「たち・たて・(たつ・だて・やかた)」
「館」→「たち・たて・(やかた)」
としました。
異体字の関係にある漢字の場合は、JIS第2水準のものを第1水準に併記するようにしています。
ただし、「舘」と「館」はどちらも第1水準なので、見た目は非常に似ていますが、別々の漢字として扱っています。
「富」と「冨」もそうです。
こういう場合は、まとめて実在を確認するようにしています。
「舘」と「館」の一字姓の場合、やや「舘」の方が多いです。
読み方はいずれもほぼ共通しています。
「苗字の百貨店」で見ると、「舘」が「たて・たち(三重) (だて・やかた)」となっており、「館」が「たて・たち(三重) >だて (やかた・たつ)」となっていました。
似ていますが、微妙に違いますね。
「館」には稀な読み方として「たつ」があるとなっています。
そして、「舘」では稀な読み方とされている「だて」が「館」ではカッコの外にあります。
要するに「館」においては「だて」は全体の1割未満の読み方ではないということです。
一字姓は調べにくいのですが、電話帳も使って徹底的に調べなおしました。
「舘」と「館」のいずれも「たち」と「たて」が拮抗しており、「やかた」という読み方が珍しいということは共通しておりました。
もとが同じ意味を持つ異体字だから当然といえば当然です。
「だて」と「たつ」は稀な読みですが、見つかりました。
しかし、それは「苗字の百貨店」とは逆で、「舘」の方でした。
「館」一字で「だて」や「たつ」と読むものは確認できませんでした。
「苗字の百貨店」に出ている読み方のうち、カッコ内に入っていない、1割以上のもので見つからなかったのは初めてです。
悩みました。
「舘」と「館」は異体字の関係にあり、読み方もほぼ一緒。
集中している地域もほぼ一緒です。
実数は「舘」が8,300人ほどで、「館」が6,400人ほど。
ですから、読み方が多いとしたら、「舘」の方かな?と考えました。
いくら探しても見つからないので、いったん「館」=「だて」という読み方は削除することにしました。
まとめると、
「舘」→「たち・たて・(たつ・だて・やかた)」
「館」→「たち・たて・(やかた)」
としました。
2013年12月19日木曜日
十河と蓼沼と田部井に関して
「十」という漢字に関してはずいぶん前に検討しましたが、正しい読み方でいうと、「じゅう」、「じっ」、「とお」です。
「じゅっ」や「とう」という読み方は正しくないことになります。
そのような読み方しかしていない場合は、それに従いますが、どちらの読み方も同じくらいの数である場合は、正しい読み方と私が思う方をメインにしておくことにしておきます。
「十河」は「そごう」と読むことが多いです。次に多いのは「とがわ」です。
その他の読みとしては、「じゅうかわ」、「そがわ」、「とおごう」がありました。
全て実在も確認できました。
「とおごう」が問題のところで、「とうごう」と名乗っているひともいました。
発音する分には変わりがないので、「とおごう」で統一してしまいました。
「蓼沼」は「たでぬま」と読むことが多いですが、「たてぬま」と読むこともありました。
「蓼」が「たで」と「たて」と2通りの読み方をしているわけです。
これは意外に珍しいことです。
普通は前の漢字の音に合わせて二文字目以降の音が変わるというパターンだからです。
まあ、「蓼科(たてしな)」という地名もありますしね。
「田部井」は「たべい」と読むことが多いですが、「ためがい」という読みもありました。
信じられないなと思いましたが、歴史のありそうな読みでした。
「田部井」で「ためがい」は相当に難読です。
「じゅっ」や「とう」という読み方は正しくないことになります。
そのような読み方しかしていない場合は、それに従いますが、どちらの読み方も同じくらいの数である場合は、正しい読み方と私が思う方をメインにしておくことにしておきます。
「十河」は「そごう」と読むことが多いです。次に多いのは「とがわ」です。
その他の読みとしては、「じゅうかわ」、「そがわ」、「とおごう」がありました。
全て実在も確認できました。
「とおごう」が問題のところで、「とうごう」と名乗っているひともいました。
発音する分には変わりがないので、「とおごう」で統一してしまいました。
「蓼沼」は「たでぬま」と読むことが多いですが、「たてぬま」と読むこともありました。
「蓼」が「たで」と「たて」と2通りの読み方をしているわけです。
これは意外に珍しいことです。
普通は前の漢字の音に合わせて二文字目以降の音が変わるというパターンだからです。
まあ、「蓼科(たてしな)」という地名もありますしね。
「田部井」は「たべい」と読むことが多いですが、「ためがい」という読みもありました。
信じられないなと思いましたが、歴史のありそうな読みでした。
「田部井」で「ためがい」は相当に難読です。
2013年12月18日水曜日
城田と新家と新屋に関して
「城田」は「苗字の百貨店」で見ると、「しろた(しろだ・じょうだ)」となっていました。
もちろん濁点の有無は気にしないことにして、「しろた・(じょうだ)」としようとしていました。
しかし、「じょうだ」が確認できないのです。
代わりに「じょうた」が見つかりました。
濁点の有無だけですが、それでも訂正しておきます。
「じょうだ」を探しているとき、たまたま「じょうでん」という読みも見つけてしまいました。
更に「きだ」も見つけました!
といったわけで、「城田」は大幅に訂正します。
「しろた・(きだ・じょうた・じょうでん)」にします。
「新家」は1,0000人もいない苗字ですが、読みが多かったので記載しておきます。
「しんや」が最も多く、「しんけ」と「にいのみ」が続きます。
「新家」と書いて「にいのみ」と読むのは相当に難しいです。
愛知県に多いとのことです。
他には、「あらいえ」、「あらけ」、「あらや」、「しんか」、「にいや」がありました。
「あらいえ」は石川県に多いそうです。
全部で8種類。
これは混乱します。
似たようなもので、「新屋」もありました。
こちらも最も多い読みは「しんや」です。
うっかりすると「新家」と間違えそうです。
「新屋」で次に多い読みは「あらや」と「にいや」です。
「屋」は常に「や」としか読んでいないわけです。
他には「あたらしや」と「みいや」という読みがありました。
もちろん実在も確認できました。
「あたらしや」は山口県萩市に、「みいや」は沖縄県に多いそうです。
「新屋」を「みいや」とはとても読めません。
難しいです。
もちろん濁点の有無は気にしないことにして、「しろた・(じょうだ)」としようとしていました。
しかし、「じょうだ」が確認できないのです。
代わりに「じょうた」が見つかりました。
濁点の有無だけですが、それでも訂正しておきます。
「じょうだ」を探しているとき、たまたま「じょうでん」という読みも見つけてしまいました。
更に「きだ」も見つけました!
といったわけで、「城田」は大幅に訂正します。
「しろた・(きだ・じょうた・じょうでん)」にします。
「新家」は1,0000人もいない苗字ですが、読みが多かったので記載しておきます。
「しんや」が最も多く、「しんけ」と「にいのみ」が続きます。
「新家」と書いて「にいのみ」と読むのは相当に難しいです。
愛知県に多いとのことです。
他には、「あらいえ」、「あらけ」、「あらや」、「しんか」、「にいや」がありました。
「あらいえ」は石川県に多いそうです。
全部で8種類。
これは混乱します。
似たようなもので、「新屋」もありました。
こちらも最も多い読みは「しんや」です。
うっかりすると「新家」と間違えそうです。
「新屋」で次に多い読みは「あらや」と「にいや」です。
「屋」は常に「や」としか読んでいないわけです。
他には「あたらしや」と「みいや」という読みがありました。
もちろん実在も確認できました。
「あたらしや」は山口県萩市に、「みいや」は沖縄県に多いそうです。
「新屋」を「みいや」とはとても読めません。
難しいです。
2013年12月17日火曜日
佐々と寒川に関して
「さ」から始まる苗字のうち、7,000人以上のものの整理が終わりました。
「佐々」は「ささ」と読むことが多いですが、「さっさ」もかなりあります。
他に「さざ」も確認できました。
「さざ」は「ささ」にまとめることで問題はないと思いますが、「さっさ」は違う気がします。
これは新しいパターンです。
悩ましいですが、「さっさ」は「ささ」とは別扱いとしました。
「寒川」は「さむかわ」と読むことが多いですが、「そうがわ」と読むこともそれなりにあります。
「そうがわ」は難読ですね。
「寒川」は他にも読み方がいくつかあります。
「かんがわ」、「さがわ」、「さんがわ」、「そがわ」です。
(濁点の違いだけのものは省いてあります)
このうち、「そがわ」があるのか?
悩みました。
結局、地名として存在するということと、下記のページでふりがながあったということから実在すると判断しました。
http://www.kamiyasohei.jp/?itemid=1450
地名にある読み方だからといって、苗字の読みとしてあるかというと、そんなことはないし、ホームページ上でふりがなが書いてあるからといって、それが正しいとも限らないのですが。
今回のページは「講師紹介」として出ているので、さすがにふりがなを間違えることはないだろうと考えています。
「佐々」は「ささ」と読むことが多いですが、「さっさ」もかなりあります。
他に「さざ」も確認できました。
「さざ」は「ささ」にまとめることで問題はないと思いますが、「さっさ」は違う気がします。
これは新しいパターンです。
悩ましいですが、「さっさ」は「ささ」とは別扱いとしました。
「寒川」は「さむかわ」と読むことが多いですが、「そうがわ」と読むこともそれなりにあります。
「そうがわ」は難読ですね。
「寒川」は他にも読み方がいくつかあります。
「かんがわ」、「さがわ」、「さんがわ」、「そがわ」です。
(濁点の違いだけのものは省いてあります)
このうち、「そがわ」があるのか?
悩みました。
結局、地名として存在するということと、下記のページでふりがながあったということから実在すると判断しました。
http://www.kamiyasohei.jp/?itemid=1450
地名にある読み方だからといって、苗字の読みとしてあるかというと、そんなことはないし、ホームページ上でふりがなが書いてあるからといって、それが正しいとも限らないのですが。
今回のページは「講師紹介」として出ているので、さすがにふりがなを間違えることはないだろうと考えています。
2013年12月16日月曜日
木幡と高に関して
どんどん進んでいます。
「木幡」は「苗字の百貨店」で見ると、5種類の読み方がありました。
「こわた」、「こはた」、「こばた」、「きはた」「きばた」です。
「こわた」と「こはた」がほぼ同数で、次が「きはた」。
「こばた」と「きばた」が稀少な読みです。
ほぼ同数ということなので、漢字の読み方に準ずる形としました。
「こはた」に「こわた」を併記する形にしました。
「きはた」はもちろん別扱いです。
濁点の有無は無視しているので、読み方としては「こはた・こわた」と「きはた」だけにしています。
「こはた」をトップにしたほうが、「こばた」で探したとしても見つけやすいかなという思いもあります。
「高」は「こう」と読むことが多いですが、石川県では「たか」と読むことが多いようです。
「たかし」という読みもあるとなっていましたが、これは実在を確認できませんでした。
一文字姓は確認が難しいということと、ファーストネームとの鑑別ができないという2点からです。
「木幡」は「苗字の百貨店」で見ると、5種類の読み方がありました。
「こわた」、「こはた」、「こばた」、「きはた」「きばた」です。
「こわた」と「こはた」がほぼ同数で、次が「きはた」。
「こばた」と「きばた」が稀少な読みです。
ほぼ同数ということなので、漢字の読み方に準ずる形としました。
「こはた」に「こわた」を併記する形にしました。
「きはた」はもちろん別扱いです。
濁点の有無は無視しているので、読み方としては「こはた・こわた」と「きはた」だけにしています。
「こはた」をトップにしたほうが、「こばた」で探したとしても見つけやすいかなという思いもあります。
「高」は「こう」と読むことが多いですが、石川県では「たか」と読むことが多いようです。
「たかし」という読みもあるとなっていましたが、これは実在を確認できませんでした。
一文字姓は確認が難しいということと、ファーストネームとの鑑別ができないという2点からです。
2013年12月15日日曜日
栗栖と久我に関して
「栗栖」は「くりす」が多い読み方ですが、「くるす」もかなりありました。
「久我」は「くが」が多い読み方ですが、「ひさが」と「こが」という読みもありました。
「栗栖」で「くるす」、「久我」で「こが」。
いずれも漢字からは想像できない読みで、ちょっと信じられないですが、実際には由緒ありそうな苗字でした。
難しいですね。
「久我」は「くが」が多い読み方ですが、「ひさが」と「こが」という読みもありました。
「栗栖」で「くるす」、「久我」で「こが」。
いずれも漢字からは想像できない読みで、ちょっと信じられないですが、実際には由緒ありそうな苗字でした。
難しいですね。
2013年12月14日土曜日
萩と荻と隅と隈に関して
読みを確認していて思うのは、似た漢字を持つものに対する読みの問題です。
わかりにくいようですが、具体例を出すとシンプルです。
「萩原」や「萩野」と書いて「はぎわら」や「はぎの」と読むのが普通なのですが、それで「おぎわら」や「おぎの」と読む場合がある!となっていることがよくあるのです。
「大隅」と書いて「おおすみ」ではなく、「おおくま」と読む場合があるも同じことです。
前者は「萩」と「荻」の間違い、後者は「隅」と「隈」の間違いではないかと思うのです。
誤記定着型の苗字というのもありますが、さすがにこういうのはないのではないかと思うのです。
いちおう確認していますが、しっかりと実在を認めたことはないです。
わかりにくいようですが、具体例を出すとシンプルです。
「萩原」や「萩野」と書いて「はぎわら」や「はぎの」と読むのが普通なのですが、それで「おぎわら」や「おぎの」と読む場合がある!となっていることがよくあるのです。
「大隅」と書いて「おおすみ」ではなく、「おおくま」と読む場合があるも同じことです。
前者は「萩」と「荻」の間違い、後者は「隅」と「隈」の間違いではないかと思うのです。
誤記定着型の苗字というのもありますが、さすがにこういうのはないのではないかと思うのです。
いちおう確認していますが、しっかりと実在を認めたことはないです。
2013年12月13日金曜日
うっかり
前日にまとめていくつか書いてしまったら、本日分のネタが全くなくなっていました。
計画的にしないとダメだなと思いました。
10,000人以上の苗字の整理が終わり、今は7,000人以上10,000人未満の苗字を整理しています。
先は長いわけですが、意外とスムーズに進んでいます。
読み方が複数あるものがそれほどないせいかもしれません。
計画的にしないとダメだなと思いました。
10,000人以上の苗字の整理が終わり、今は7,000人以上10,000人未満の苗字を整理しています。
先は長いわけですが、意外とスムーズに進んでいます。
読み方が複数あるものがそれほどないせいかもしれません。
2013年12月12日木曜日
大黒と大家と大角と大畠に関して
いくつか気になったものをまとめて記載します。
「大黒」は「おおぐろ」と読むことが多いですが、「だいこく」という読みがあります。
「苗字の百貨店」には「おぐろ」という読みもあって、ちょっと怪しいなと思いました。
しかし、調べてみると、大阪府に「大黒(おぐろ)」という地名があって、実際にそのように名乗っているひとがいました。
おそらく本名だろうと判断し、実在している読み方だと判断いたしました。
「大家」は「おおや」と読むことが多いですが、「おおいえ」という読みもまずまずあります。
他に「おおか」、「おおけ」、「だいか」、「たいけ」、「だいけ」、「だいや」という読みもありました。
これまでどおり、「たいけ」と「だいけ」も別扱いです。
全部で7種類。
「大家」は8,000人ほどの苗字であり、10,000人未満の苗字でこれほどまで読み方が多いのは珍しいと思います。
実はもうひとつ、「苗字の百貨店」には「おいえ」という読みも載っていました。
「大黒」で「おぐろ」と同じ理屈で、「大家」で「おいえ」という読みもありそうです。
探すと、簡単に「大家(おいえ)」という医院が見つかりました。
ただし、先代の院長が「大家」というだけで、現在の院長は別の名前でした。
先代の院長がどうなっているのかわからない限りは、現時点での実在を確認できないと判断しました。
他に確認できるものもなかったので、「おいえ」は保留しました。
「大角」は「おおすみ」と読むことが多いですが、富山県では「おおがく」と読むことがおおいそうです。
他に「おおかど」や「だいかく」という読みもありました。
「苗字の百貨店」には「おおつの」という読みが載っていましたが、これは見つからず。
代わりに「おおづの」が見つかりました。
それなので「おおづの」に訂正し、載せました。
「大畠」は「おおはた」と読むことが多いです。
他に「おおばたけ」と「だいばたけ」という読みもありました。
「だいばたけ」を探しているときに、たまたま「だいば」という読みを発見しました。
「大畠」と書いて「だいば」と読む。
これは「苗字の百貨店」には載っていなかった読みです。
「苗字の百貨店」の完成度はすごいので、こういうのを発見すると非常に嬉しい気分になります。
「大黒」は「おおぐろ」と読むことが多いですが、「だいこく」という読みがあります。
「苗字の百貨店」には「おぐろ」という読みもあって、ちょっと怪しいなと思いました。
しかし、調べてみると、大阪府に「大黒(おぐろ)」という地名があって、実際にそのように名乗っているひとがいました。
おそらく本名だろうと判断し、実在している読み方だと判断いたしました。
「大家」は「おおや」と読むことが多いですが、「おおいえ」という読みもまずまずあります。
他に「おおか」、「おおけ」、「だいか」、「たいけ」、「だいけ」、「だいや」という読みもありました。
これまでどおり、「たいけ」と「だいけ」も別扱いです。
全部で7種類。
「大家」は8,000人ほどの苗字であり、10,000人未満の苗字でこれほどまで読み方が多いのは珍しいと思います。
実はもうひとつ、「苗字の百貨店」には「おいえ」という読みも載っていました。
「大黒」で「おぐろ」と同じ理屈で、「大家」で「おいえ」という読みもありそうです。
探すと、簡単に「大家(おいえ)」という医院が見つかりました。
ただし、先代の院長が「大家」というだけで、現在の院長は別の名前でした。
先代の院長がどうなっているのかわからない限りは、現時点での実在を確認できないと判断しました。
他に確認できるものもなかったので、「おいえ」は保留しました。
「大角」は「おおすみ」と読むことが多いですが、富山県では「おおがく」と読むことがおおいそうです。
他に「おおかど」や「だいかく」という読みもありました。
「苗字の百貨店」には「おおつの」という読みが載っていましたが、これは見つからず。
代わりに「おおづの」が見つかりました。
それなので「おおづの」に訂正し、載せました。
「大畠」は「おおはた」と読むことが多いです。
他に「おおばたけ」と「だいばたけ」という読みもありました。
「だいばたけ」を探しているときに、たまたま「だいば」という読みを発見しました。
「大畠」と書いて「だいば」と読む。
これは「苗字の百貨店」には載っていなかった読みです。
「苗字の百貨店」の完成度はすごいので、こういうのを発見すると非常に嬉しい気分になります。
2013年12月11日水曜日
生に関して(改定)
本題から離れてしまいますが、気になったので訂正します。
かなり最初の頃に「生に関して」というタイトルで下記のように書きました。
ただ、「柳生」を「やぎゅう」と読むか「やぎう」と読むかは統一しておいた方が良いかなと思いました。
地名としては「柳生」や「羽生」は「やぎゅう」であり、「はにゅう」です。
なので、「◯生」という苗字に関しては、◯の部分の文字の最後の母音を除いてyuという音を続けるのを通常としました。
「羽生」は「はね+う=はねう」ならともかく、「はにう」という読みは不自然な気がしたのです。
他に有名なものとしては「瓜生」とか「桐生」とかでしょうか。
あれからも調べていきましたが、「羽生」で「はにう」と名乗っている方はいますね。
やはり併記しておくべきだと思います。
多いものとしては、「桐生」、「柳生」、「瓜生」、「羽生」です。
「羽生」に関しては「はぶ」もいますが、実数としては「はにゅう」の方が多いです。
「桐生」と「柳生」は、それぞれ「きりゅう」と「やぎゅう」が多く、「きりう」と「やぎう」が少数派です。
「瓜生」は「うりゅう」と「うりう」が拮抗しています。
他に多いものとしては、
「藤生(ふじう>ふじゅう)」
「針生(はりう>はりゅう)」
「丹生(にう>にゅう)」(他にも、「にぶ」など多数の読みあり)
「羽生田(はにゅうだ>はにうだ)」
「萩生田(はぎうだ)」
「舟生(ふにゅう)」
「船生(ふにゅう>ふにう)」
「大豆生田(おおまめうだ>おおまみゅうだ)」
「荻生(おぎう・おぎゅう)」
「埴生(はにゅう)」
「瓜生田(うりゅうだ・うりうだ)」
「内生蔵(うちうぞう・うちゅうぞう)」
「沼生(ぬまにゅう>ぬまにう)」
「萩生(はぎう>はぎゅう)」
がありました。
他にもまだありますが、必ずしもどちらの読み方が正しいというわけではありませんでした。
あくまで実数にこだわって、それに準じた形でいきたいと思います。
もちろん「瓜生」を「うりゅう」とするか「うりう」とするかで、五十音順にするとずいぶん違うのですが、発音するとほぼ同じであり、併記にとどめたいと思います。
下記のような文章を見つけたので、勝手に引用させていただきます。
http://www2.memenet.or.jp/yanagi/yanagitanikou2.html
要するに私が以前から指摘しているように、濁点の有無だけくらいは簡単に変更できてしまい、それにこだわる必要はあまりないのではないかということです。
「うりう」と「うりゅう」も同じことだと思っています。
かなり最初の頃に「生に関して」というタイトルで下記のように書きました。
ただ、「柳生」を「やぎゅう」と読むか「やぎう」と読むかは統一しておいた方が良いかなと思いました。
地名としては「柳生」や「羽生」は「やぎゅう」であり、「はにゅう」です。
なので、「◯生」という苗字に関しては、◯の部分の文字の最後の母音を除いてyuという音を続けるのを通常としました。
「羽生」は「はね+う=はねう」ならともかく、「はにう」という読みは不自然な気がしたのです。
他に有名なものとしては「瓜生」とか「桐生」とかでしょうか。
あれからも調べていきましたが、「羽生」で「はにう」と名乗っている方はいますね。
やはり併記しておくべきだと思います。
多いものとしては、「桐生」、「柳生」、「瓜生」、「羽生」です。
「羽生」に関しては「はぶ」もいますが、実数としては「はにゅう」の方が多いです。
「桐生」と「柳生」は、それぞれ「きりゅう」と「やぎゅう」が多く、「きりう」と「やぎう」が少数派です。
「瓜生」は「うりゅう」と「うりう」が拮抗しています。
他に多いものとしては、
「藤生(ふじう>ふじゅう)」
「針生(はりう>はりゅう)」
「丹生(にう>にゅう)」(他にも、「にぶ」など多数の読みあり)
「羽生田(はにゅうだ>はにうだ)」
「萩生田(はぎうだ)」
「舟生(ふにゅう)」
「船生(ふにゅう>ふにう)」
「大豆生田(おおまめうだ>おおまみゅうだ)」
「荻生(おぎう・おぎゅう)」
「埴生(はにゅう)」
「瓜生田(うりゅうだ・うりうだ)」
「内生蔵(うちうぞう・うちゅうぞう)」
「沼生(ぬまにゅう>ぬまにう)」
「萩生(はぎう>はぎゅう)」
がありました。
他にもまだありますが、必ずしもどちらの読み方が正しいというわけではありませんでした。
あくまで実数にこだわって、それに準じた形でいきたいと思います。
もちろん「瓜生」を「うりゅう」とするか「うりう」とするかで、五十音順にするとずいぶん違うのですが、発音するとほぼ同じであり、併記にとどめたいと思います。
下記のような文章を見つけたので、勝手に引用させていただきます。
http://www2.memenet.or.jp/yanagi/yanagitanikou2.html
パスポートの更新申請に『Y,Yanagitani』とサインしていたところ『Y,Yanagidani』の方が正しいのではないかと注意を受けました。理由は長男が住民票の届けの振り仮名の欄に『やなぎだに』と記載して申請したことが判明しました。しかし私と家内は『やなぎたに』、長男の家族は『やなぎだに』になってしまったわけであります。というわけで一緒に外国に行っても別家族と言っても通ることになります。
要するに私が以前から指摘しているように、濁点の有無だけくらいは簡単に変更できてしまい、それにこだわる必要はあまりないのではないかということです。
「うりう」と「うりゅう」も同じことだと思っています。
2013年12月10日火曜日
ついに!
ついに日本に10,000人以上いると思われる苗字を全て整理し、載せました。
それ以外にも3,000人以上いると思われる苗字のうち、読み方がひとつだけのものも全て載せました。
これで3,942種類になっていました。
全体からみると、まだ4-5%にすぎないわけですが。
それでも、普通に見かける苗字は全て網羅していると思います。
最も多いのは「か」から始まる苗字で319種類。
最も少ないのは、「け」と「ね」で始まる苗字。どちらもまだ3種類ずつです。
これからは7,000人以上いる苗字の整理を始めていきます。
日本の苗字を数えるHP
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
それ以外にも3,000人以上いると思われる苗字のうち、読み方がひとつだけのものも全て載せました。
これで3,942種類になっていました。
全体からみると、まだ4-5%にすぎないわけですが。
それでも、普通に見かける苗字は全て網羅していると思います。
最も多いのは「か」から始まる苗字で319種類。
最も少ないのは、「け」と「ね」で始まる苗字。どちらもまだ3種類ずつです。
これからは7,000人以上いる苗字の整理を始めていきます。
日本の苗字を数えるHP
https://sites.google.com/site/ribennomiaoziwoshueruh/
2013年12月9日月曜日
保田に関して
「保田」は「やすだ」と読むことが多いです。
これも実は難読なのでしょうが、有名なので読めますね。
「ほだ」という読みもあります。
他には「ほうだ」と「ぼうだ」もありました。
「ほだ」ではなく、「ほうだ」と読む方も確認できました。
これまでにもいくつかありましたが、一文字目の濁点に関しては、別扱いにしています。
「ほうだ」と「ぼうだ」は別にしています。
これも実は難読なのでしょうが、有名なので読めますね。
「ほだ」という読みもあります。
他には「ほうだ」と「ぼうだ」もありました。
「ほだ」ではなく、「ほうだ」と読む方も確認できました。
これまでにもいくつかありましたが、一文字目の濁点に関しては、別扱いにしています。
「ほうだ」と「ぼうだ」は別にしています。
2013年12月8日日曜日
柳と山地に関して
「柳」は「やなぎ」と読むことが多いですが、「やない」という読み方もあります。
もうひとつ「りゅう」という読み方もあります。
「りゅう」をどうするか悩ましいところでした。
例えば、「林」で「りん」と読む場合もあります。
「柳」で「りゅう」も、「林」で「りん」も、もともとの日本の読み方ではないと思います。
これは「日本の苗字」を数えるという本題にかなり影響する問題です。
私は、日本国内で日本語を喋って生活している方がいるのならば、それは「日本の苗字」として考えたいと思っています。
「柳美里(ゆう・みり)」という作家がいます。
「苗字の百貨店」で見ると、「りゅう(韓国朝鮮姓ユ/リュ) ・りゅう(中国姓リウ)」となっています。
ここまでくると、ちょっとどうかなと思ってしまいます。
「柳」を「りゅう」と読むのは自然ですが、明らかに日本語以外の読み方とするのを認めてしまうと、際限がなくなってしまうと思うのです。
「柳」に関しては、「やなぎ・(やない・りゅう)」としておこうと思います。
全く話題が変わりますが、「苗字の百貨店」では、「山地」が「やまじ>やまち(さんじ)」となっていました。
いずれの読みも確認できました。
もちろん、「さんじ」は別扱いですが、これまでのルールに従って「やまじ」と「やまち」は併記するのみとしました。
「菅原」を「すがわら」と「すがはら」で分けなかったのと同じ理由です。
「濁点の有無だけの違い」とほぼ同じ問題だと考えるからです。
扱う苗字の数が増えていくと、「やまち」を探していて、そこに見つからないという問題がでてきてしまいそうで悩ましいですが。
もうひとつ「りゅう」という読み方もあります。
「りゅう」をどうするか悩ましいところでした。
例えば、「林」で「りん」と読む場合もあります。
「柳」で「りゅう」も、「林」で「りん」も、もともとの日本の読み方ではないと思います。
これは「日本の苗字」を数えるという本題にかなり影響する問題です。
私は、日本国内で日本語を喋って生活している方がいるのならば、それは「日本の苗字」として考えたいと思っています。
「柳美里(ゆう・みり)」という作家がいます。
「苗字の百貨店」で見ると、「りゅう(韓国朝鮮姓ユ/リュ) ・りゅう(中国姓リウ)」となっています。
ここまでくると、ちょっとどうかなと思ってしまいます。
「柳」を「りゅう」と読むのは自然ですが、明らかに日本語以外の読み方とするのを認めてしまうと、際限がなくなってしまうと思うのです。
「柳」に関しては、「やなぎ・(やない・りゅう)」としておこうと思います。
全く話題が変わりますが、「苗字の百貨店」では、「山地」が「やまじ>やまち(さんじ)」となっていました。
いずれの読みも確認できました。
もちろん、「さんじ」は別扱いですが、これまでのルールに従って「やまじ」と「やまち」は併記するのみとしました。
「菅原」を「すがわら」と「すがはら」で分けなかったのと同じ理由です。
「濁点の有無だけの違い」とほぼ同じ問題だと考えるからです。
扱う苗字の数が増えていくと、「やまち」を探していて、そこに見つからないという問題がでてきてしまいそうで悩ましいですが。
2013年12月7日土曜日
大和に関して
「大和」は誰でも「やまと」と読めますよね。
よくよく考えると、難読ですが。
「やまと」が最多の読み方ですが、他に「おおわ」と「おわ」がありました。
「おわ」はアルファベット以外でも確認したので、間違いないです。
「苗字の百貨店」では「だいわ」という読み方も出ていました。
一見すると最も自然な読み方で、いかにもありそうですが、最も少なさそうです。
ありそうなのですが、本名かどうかまで自信がもてなかったので、「だいわ」だけはまだ載せていません。
よくよく考えると、難読ですが。
「やまと」が最多の読み方ですが、他に「おおわ」と「おわ」がありました。
「おわ」はアルファベット以外でも確認したので、間違いないです。
「苗字の百貨店」では「だいわ」という読み方も出ていました。
一見すると最も自然な読み方で、いかにもありそうですが、最も少なさそうです。
ありそうなのですが、本名かどうかまで自信がもてなかったので、「だいわ」だけはまだ載せていません。
2013年12月6日金曜日
向山に関して
「向山」は「むかいやま」か「むこうやま」が多いようです。
「苗字の百貨店」では他に「さきやま」、「むかやま」、「「むかうやま」、「むこやま」が載っていました。
「さきやま」と「むかやま」は簡単に実在を確かめられました。
「むこやま」はちょっと難しいなと思っていました。
アルファベットでは「むこやま」と「むこうやま」を区別できないからです。
しかし現役の政治家で「向山(むこやま)」さんがいたので、あっけなく解決しました。
芸能人や作家の場合、本名である確証が得られません。
スポーツ選手ならばだいたい本名だと思いますが、油断はできません。
ただ政治家の場合、それ以前に芸能活動をしていたのでなければ本名でしょうし、名前を覚えてもらわないといけない職業ですし、わざわざ読まれにくい読み方に変更する理由もないでしょう。
「むこやま」は実在すると考え、「むこうやま」と分けました。
ありそうで見つからなかったのが、「むかうやま」です。
これだけは実在を確認できるまで載せないこととします。
「苗字の百貨店」では他に「さきやま」、「むかやま」、「「むかうやま」、「むこやま」が載っていました。
「さきやま」と「むかやま」は簡単に実在を確かめられました。
「むこやま」はちょっと難しいなと思っていました。
アルファベットでは「むこやま」と「むこうやま」を区別できないからです。
しかし現役の政治家で「向山(むこやま)」さんがいたので、あっけなく解決しました。
芸能人や作家の場合、本名である確証が得られません。
スポーツ選手ならばだいたい本名だと思いますが、油断はできません。
ただ政治家の場合、それ以前に芸能活動をしていたのでなければ本名でしょうし、名前を覚えてもらわないといけない職業ですし、わざわざ読まれにくい読み方に変更する理由もないでしょう。
「むこやま」は実在すると考え、「むこうやま」と分けました。
ありそうで見つからなかったのが、「むかうやま」です。
これだけは実在を確認できるまで載せないこととします。
2013年12月5日木曜日
宮城に関して
「宮城」は県名にもなっているくらいで、「みやぎ」と読むことが多いです。
他には「みやしろ」や「みやじょう」もあります。
このあたりは簡単に実在も確認できます。
「苗字の百貨店」に載っていたのは、他に「みやぐすく」、「みやのじょう」、「みやんじょう」でした。
「宮城」は全国で50,000人ほどいる苗字ですが、圧倒的に沖縄県で多いのです。
全体の6割が沖縄県にいて、県別では第4位になっています。
読み方もそれに伴って多様化しているのでしょうか?
「みやのじょう」も「みやんじょう」も難読ですが、実在を確認できました。
「みやぐすく」は地名にもありますし、簡単に見つかるかなと思ったのですが、意外に難しかったです。
日本に住んでいるひとでの確認が難しかったのです。
facebookで探してみると、明らかに日本の方でない、日本人と交流がなさそうな方ばかりが見つかるのです。
日本の苗字を数えているわけですが、その苗字を名乗っているひとが日本に住んでいないとなると問題です。
いったん表に載せてしまうと、後から削除するのは大変なので、慎重に検討しました。
結論として、「宮城」と書いて「みやぐすく」と読むひとはいます。
そして、日本に住んでいるだろうというひともいました。
他には「みやしろ」や「みやじょう」もあります。
このあたりは簡単に実在も確認できます。
「苗字の百貨店」に載っていたのは、他に「みやぐすく」、「みやのじょう」、「みやんじょう」でした。
「宮城」は全国で50,000人ほどいる苗字ですが、圧倒的に沖縄県で多いのです。
全体の6割が沖縄県にいて、県別では第4位になっています。
読み方もそれに伴って多様化しているのでしょうか?
「みやのじょう」も「みやんじょう」も難読ですが、実在を確認できました。
「みやぐすく」は地名にもありますし、簡単に見つかるかなと思ったのですが、意外に難しかったです。
日本に住んでいるひとでの確認が難しかったのです。
facebookで探してみると、明らかに日本の方でない、日本人と交流がなさそうな方ばかりが見つかるのです。
日本の苗字を数えているわけですが、その苗字を名乗っているひとが日本に住んでいないとなると問題です。
いったん表に載せてしまうと、後から削除するのは大変なので、慎重に検討しました。
結論として、「宮城」と書いて「みやぐすく」と読むひとはいます。
そして、日本に住んでいるだろうというひともいました。
2013年12月4日水曜日
古家に関して
「古」で始まる苗字に関して。
「古田」や「古谷」もそうだったのですが、気になる読みがありました。
どうしようか悩んでいたのですが、「古家」のときにまとめて整理しました。
「苗字の百貨店」で「古家」は「ふるや>ふるいえ(こが・こいえ・こや・こか・ふるけ・ふるえ・こうけ・こげ)」となっていました。
9種類です。
全部で10,000人ほどの苗字で、特別に多いわけではないですが、それでもこれほど読み方が多いのは珍しいです。
結論からいうと、9種類全部の実在が確認できました。
私が気にしたのは、「古家」を「こうけ」とする読みです。
「こけ」ではなく、「こうけ」なのか?ということです。
「こけ」であれば、濁点の有無だけなので「こげ」にまとめても良いのではないのか?と考えたのです。
「こけ」もあるのかもしれませんが、アルファベットでの区別は難しいです。
ただし、「kouke」だったり「kohke」だったりした場合は明らかに「こうけ」ですよね。
それなので、「こうけ」という読みも実在するものと判断いたしました。
「こけ」は苔を思わせるから避けたのか?と勝手に思ったりしました。
同じように「古田」には「ふるた」以外に「こだ」と「こうだ」という読みがありました。
「古谷」にも「ふるや」と「ふるたに」以外に「こや」と「こうや」、更に「こたに」と「ふるがい」という読みがありました。
「狩野」のところで「かの」と「かのう」は併記にとどめ、別の読みという扱いにはしないということにしましたが、「こだ」と「こうだ」、「こや」と「こうや」のようなものは五十音順に並べるとずいぶんと違うのではないかと考え、別の読みだということにしました。
「古田」や「古谷」もそうだったのですが、気になる読みがありました。
どうしようか悩んでいたのですが、「古家」のときにまとめて整理しました。
「苗字の百貨店」で「古家」は「ふるや>ふるいえ(こが・こいえ・こや・こか・ふるけ・ふるえ・こうけ・こげ)」となっていました。
9種類です。
全部で10,000人ほどの苗字で、特別に多いわけではないですが、それでもこれほど読み方が多いのは珍しいです。
結論からいうと、9種類全部の実在が確認できました。
私が気にしたのは、「古家」を「こうけ」とする読みです。
「こけ」ではなく、「こうけ」なのか?ということです。
「こけ」であれば、濁点の有無だけなので「こげ」にまとめても良いのではないのか?と考えたのです。
「こけ」もあるのかもしれませんが、アルファベットでの区別は難しいです。
ただし、「kouke」だったり「kohke」だったりした場合は明らかに「こうけ」ですよね。
それなので、「こうけ」という読みも実在するものと判断いたしました。
「こけ」は苔を思わせるから避けたのか?と勝手に思ったりしました。
同じように「古田」には「ふるた」以外に「こだ」と「こうだ」という読みがありました。
「古谷」にも「ふるや」と「ふるたに」以外に「こや」と「こうや」、更に「こたに」と「ふるがい」という読みがありました。
「狩野」のところで「かの」と「かのう」は併記にとどめ、別の読みという扱いにはしないということにしましたが、「こだ」と「こうだ」、「こや」と「こうや」のようなものは五十音順に並べるとずいぶんと違うのではないかと考え、別の読みだということにしました。
2013年12月3日火曜日
船と藤に関して
「船」で始まる苗字で多いものは、順に「船木」、「船越」、「船橋」、「船津」、「船山」、「船田」、「船戸」、「船本」です。
「船」の読み方は「ふな」で良いです。
「苗字の百貨店」で見ると、「船木」、「船越」、「船橋」にはいずれも「船」を「ふな」ではなく、「ふね」と読むものがあると書かれていました。
探したのですが、見つかりませんでした。
現時点ではこれらの苗字は全て「ふね」ではなく、「ふな」と読むという結論にしておきます。
ちなみにその次に多いのが「船水」です。
「船水」の場合、上に挙げた苗字より数としては少ないのですが、簡単に「ふなみず」も「ふねみず」も見つかります。
「船」で始まる苗字のうち、「船」を「ふね」と読む苗字のうちで最も多いのは「船水」なのではないでしょうか?
「籐」という異体字を紹介したときに書いておけは良かったのですが、抜けていました。
追加しておきます。
「藤」一字の苗字は「ふじ」か「とう」と読みますが、稀少な読みとして「かずら」という読み方もあります。
「藤」と書いて「かずら」と読むのは、相当に難読ですね。
「船」の読み方は「ふな」で良いです。
「苗字の百貨店」で見ると、「船木」、「船越」、「船橋」にはいずれも「船」を「ふな」ではなく、「ふね」と読むものがあると書かれていました。
探したのですが、見つかりませんでした。
現時点ではこれらの苗字は全て「ふね」ではなく、「ふな」と読むという結論にしておきます。
ちなみにその次に多いのが「船水」です。
「船水」の場合、上に挙げた苗字より数としては少ないのですが、簡単に「ふなみず」も「ふねみず」も見つかります。
「船」で始まる苗字のうち、「船」を「ふね」と読む苗字のうちで最も多いのは「船水」なのではないでしょうか?
「籐」という異体字を紹介したときに書いておけは良かったのですが、抜けていました。
追加しておきます。
「藤」一字の苗字は「ふじ」か「とう」と読みますが、稀少な読みとして「かずら」という読み方もあります。
「藤」と書いて「かずら」と読むのは、相当に難読ですね。
2013年12月2日月曜日
東田に関して
「苗字の百貨店」で見ると東田は13,000人ほどいる苗字で、読み方としては「ひがしだ>とうだ(あずまだ・あづまだ・ひがした・とおだ・とうでん・とだ・あがりた)」となっていました。
このまま数えると9種類です。
ただ私自身は濁点の有無は気にしないことにしているのと、「ず」と「づ」など発音が変わらないものに関しては同一の読み方だとしているので、単純に9種類とはしていません。
普通に「東」を漢字辞典で調べると、「ひがし」、「あずま」、「とう」が載っています。
要するに「あづまだ」と「とおだ」という読み方は、そう名乗っている方がいるかどうかとは無関係に「あずまだ」と「とうだ」にまとめてしまいます。
「ひがした」も「ひがしだ」にまとめます。
そうすると、「ひがしだ>とうだ・(あずまだ・とうでん・とだ・あがりた)」にまとまりました。
6種類です。
少しすっきりしました。
このうち、「ひがしだ」と「とうだ」と「あずまだ」は簡単に見つかります。
「とだ」はどうでしょうか?
これは実在を確認できませんでした。
「とうだ」という読みであってもアルファベットで「toda」と書くことも多いので、「とだ」を探すには平仮名かカタカナしかないのですが、どちらでも見つかりませんでした。
「とうでん」も確認できました。
ちょっとなさそうな読み方かなと思ったので、念入りにチェックしました。
本当の読みが「ひがしだ」や「とうだ」であってもアダ名が「とうでん」となっている場合がないとは限らないからです。
複数のところで本名として用いていそうだったので、実在していると判断しました。
「あがりた」はありそうでしたが、見つかりませんでした。
代わりに「あがた」という読み方が見つかりました。
またまた「苗字の百貨店」にない読み方を発見できました!
おそらく「あがた」の誤記として「あがりた」が載ってしまったのではないでしょうか?
いったん載せてしまうと、無いとはなかなか言い切れないので、幽霊読みが増えてしまうということはあると思います。
「東田」は「ひがしだ>とうだ・(あがた・あずまだ・とうでん)」の5種類としました。
このまま数えると9種類です。
ただ私自身は濁点の有無は気にしないことにしているのと、「ず」と「づ」など発音が変わらないものに関しては同一の読み方だとしているので、単純に9種類とはしていません。
普通に「東」を漢字辞典で調べると、「ひがし」、「あずま」、「とう」が載っています。
要するに「あづまだ」と「とおだ」という読み方は、そう名乗っている方がいるかどうかとは無関係に「あずまだ」と「とうだ」にまとめてしまいます。
「ひがした」も「ひがしだ」にまとめます。
そうすると、「ひがしだ>とうだ・(あずまだ・とうでん・とだ・あがりた)」にまとまりました。
6種類です。
少しすっきりしました。
このうち、「ひがしだ」と「とうだ」と「あずまだ」は簡単に見つかります。
「とだ」はどうでしょうか?
これは実在を確認できませんでした。
「とうだ」という読みであってもアルファベットで「toda」と書くことも多いので、「とだ」を探すには平仮名かカタカナしかないのですが、どちらでも見つかりませんでした。
「とうでん」も確認できました。
ちょっとなさそうな読み方かなと思ったので、念入りにチェックしました。
本当の読みが「ひがしだ」や「とうだ」であってもアダ名が「とうでん」となっている場合がないとは限らないからです。
複数のところで本名として用いていそうだったので、実在していると判断しました。
「あがりた」はありそうでしたが、見つかりませんでした。
代わりに「あがた」という読み方が見つかりました。
またまた「苗字の百貨店」にない読み方を発見できました!
おそらく「あがた」の誤記として「あがりた」が載ってしまったのではないでしょうか?
いったん載せてしまうと、無いとはなかなか言い切れないので、幽霊読みが増えてしまうということはあると思います。
「東田」は「ひがしだ>とうだ・(あがた・あずまだ・とうでん)」の5種類としました。
2013年12月1日日曜日
ひとやすみ
全く進みませんでした。
現在の状況としては、「ひ」から始まる苗字のうち10,000人以上いるものを整理している最中です。
読み方がひととおりしかないものに関しては、3,000人以上いるものは全て載せています。
こう書くと、まだまだ先は長い感じですね。
いったいいつ10,000人以上いる苗字の整理が終わるのでしょうか?
現在の状況としては、「ひ」から始まる苗字のうち10,000人以上いるものを整理している最中です。
読み方がひととおりしかないものに関しては、3,000人以上いるものは全て載せています。
こう書くと、まだまだ先は長い感じですね。
いったいいつ10,000人以上いる苗字の整理が終わるのでしょうか?
登録:
投稿 (Atom)