「祝部」はいわゆる難読苗字です。
「苗字の読み方辞典」では「ほうり(ほおり・しゅくべ)」となっていました。
ちなみに「祝」一字でも「いわい>ほうり・(はふり)」として載せていますので、「祝」で「ほうり」という読みが出てくるのも全く初めてというわけではありません。
もともとの語義から「祝(ほうり)」を調べると、下記のように書いてありました。
http://blogs.yahoo.co.jp/kawakatu_1205/47792722.html
要するに、「祝(はふり)」は古代の下級神職であり、「罪穢(けがれ)を放(はふ)る」から、そのような名前になっているとのことです。
「放る」がもとになっているので、「ほおり」ではなく、「ほうり」が正しいわけですね。
実際に調べてみても「ほうり」と名乗っている方がほとんどでした。
https://www.facebook.com/yumi.houri
「しゅくべ」と読みかえているひともいそうですが、ウェブ上では見つかりませんでした。
旧仮名使いで「はふり」と読むひとがいても良いのかなと考えましたが、それも見つかりませんでした。
結論として、「祝部」は「ほうり」という読み方のみといたしました。
※「しゅくべ」という読みは電話帳では見つかるというメールをいただきました。確認できしだい、追加したいと思います。
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