本日は、一字姓の「樟」です。
「樟」は「苗字の読み方辞典」で「くぬぎ★・くす>たぶのき★(くのぎ・たびのき・くすのき)」となっていました。
この漢字を用いた苗字も10種類ほどあるのですが、最多がこの「樟」一字です。
音読みが「しょう」で、訓読みが「くす」です。
wikipediaで見ると、クスノキにあてた漢字として「楠」とともに「樟」がありました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%8E%E3%82%AD
そうなると、「くすのき」という読みが最も多そうですが、この読みはほとんど見つかりませんでした。
下記の方がはっきりと「くすのき」と名乗っています。
ひとりしか見つかりませんでしたが、複数箇所でふりがなも記載されているので、実在は間違いないのではないでしょうか。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008403962392
http://ameblo.jp/rakudo-izumo/theme-10080073882.html
「くぬぎ」
https://www.facebook.com/MisatoKunugi
「くす」
https://www.facebook.com/shigeyasu.kusu
「たぶのき」
https://www.facebook.com/anri.tabunoki
「たびのき」
https://www.facebook.com/profile.php?id=100008839205487
http://ci.nii.ac.jp/nrid/9000004494078
「くのぎ」
https://www.facebook.com/michiyo.kunogi
いや、すごいですね。
全国で39件。最多の石川県で9件という稀少苗字であるにも関わらす、これだけ読み方が分かれているというのは!
調べてみた印象でいうと、明らかに数が少なさそうなのが「くすのき」と「たびのき」です。
このふたつは全体の1割未満という解釈で良さそうです。
後はどれも、ある程度の数がありそうでした。
「くのぎ」も数がありそうだし、逆に「くす」はちょっと少ないんじゃないかとも思いました。
このあたりは全国の電話帳を全て見ていかないと確認はできないでしょうね。
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