2015年7月4日土曜日

浅黄に関して

「浅黄」は山形県に集中している苗字です。
「苗字の読み方辞典」でみると、「あさぎ>あさおう」となっていました。


「あさぎ」は問題がないですね。
実在も確認できます。


「あさおう」はどうでしょうか?
「黄」は「き」か「おう」と読むので、「あさおう」という読みでも不思議ではありません。


ただ、例えば「中納」や「新納」といった苗字の場合、「なかのう」や「にいのう」と読むこともありますが、語尾を伸ばさずに「なかの」や「にいの」と名乗っている場合もあるのです。


このあたりは好き好きで、濁点の有無と同じような問題だと思っています。
私は、名乗っているひとが多そうな方を採用しています。




「浅黄」で「あさおう」という読みをfacebookで調べてみると、数人ですが見つかりました。
全員が「asao」という綴りでした。
これでは判断ができません。
せめてひとりでも「asaou」や「asaoh」という綴りの方がいれば良かったのですが…


日本語でも検索しました。
事件記事ですが、下記のようなものを見つけました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140603/waf14060321100025-n1.htm


これだけなのですが、わざわざ「浅黄」に「あさお」とカッコつきでふりがなを付けてあるので信用して良いのかなと思います。


「あさおう」と名乗っている実例が見つからなかったので、「あさおう」ではなく、「あさお」としておきます。
(「あさおう」と名乗っているひとがいないと言っているわけではなく、どちらかしか表には載せないという方針なので、確認ができた「あさお」だけを載せるという意味です)

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