「舎」と「舍」の話題の続きです。
「喜舎場」は「きしゃば」と読みます。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で179件ですが、うち沖縄県で165件なので、ほぼ沖縄県限定の姓といえるでしょう。
「実在苗字(名字)辞典」ではカッコとして「喜舍場」と「喜舎塲」が載っていました。
「舎」と「場」がそれぞれ異体字となっているものがあるのですね。
そうなれば、とうぜん両方が異体字となった「喜舍塲」も探したくなってしまいます。
こちらですね。
http://web.flet.keio.ac.jp/~umeda/member/
いちおう新規苗字です。
また、漢字の異なる「喜捨場」と「喜社場」も載っていました。
「喜捨場」は全国で沖縄県に2件のみ、「喜社場」は全国で沖縄県に1件のみでした。
「喜捨場」は2000年と2007年の「住所でポン!」では発見できます。
2007年版で発見できる2名のうち、女性名は他で見つからず。
男性名の方は、2012年版で「喜舎場」となっています。
2007年版で「喜捨場」となっている方もフルネーム検索すると、「喜舎場」で見つかります。住所が一致するので同一人物です。
「喜社場」も2007年版で載っている方が、2012年版では「喜舎場」となっています。
こちらも住所が一致するので、同一人物でしょう。
以上のことから「喜捨場」と「喜社場」はいずれも幽霊苗字であると考えられます。
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