「檜」は「桧」の異体字です。
下記でもまとめましたが、旧字体と新字体の関係というわけではありません。
「会」と「會」、「絵」と「繪」がそれぞれ新字体と旧字体の関係にあるので、それにならったのです。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/08/blog-post_19.html
それなので現時点では「桧原」と「檜原」は併記して、表に載せています。
これまでは「ひはら>ひのきはら・(ひのはら)」としていました。
「苗字の読み方辞典」での現在の記載内容です。
「桧原」は500人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら(ひばら・ひのはら)」となっていました。
「檜原」は510人で、「ひはら・ひのきはら・ひわら>ひばら(ひばる・ひのはら)」となっていました。
私は、以前の「苗字の百貨店」を用いたデータを修正しながら表に載せているので、少しずつずれが出てしまいます。
「ひわら」と「ひばら」は「ひはら」に含まれると考えて問題ないでしょう。
そうすると後は、「檜原」だけの読み方である「ひばる」の検討だけになります。
結果、「檜原」で「ひばる」という読み方は確認できました。
https://www.facebook.com/hibaru.seiji
「桧原」で「ひばる」と読むものは見つかりませんでしたが、それは珍しいことではありません。
きわめて稀少な読みの場合、旧字体でしか見つからないことも珍しくないからです。
「原」を「ばる」と読むケースは、以前も書きましたが九州地方に多いものです。
http://www.shochian.com/harubaru.htm
ただ、「檜原」を「ひばる」と読む方が、そちらの出身かどうかは分かりませんでした。
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