本日は一字姓の「太」に関してです。
この苗字に関しては、かなり悩んでいました。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、鹿児島県に4割が集中しています。
他は全国に散見していますが、5件以上あるのが、福島県、東京都、神奈川県、新潟県、大阪府、兵庫県、沖縄県でした。
人口の多い都会ではある程度の件数があっても不思議ではないです。
事実、東京都などは細かく見ても、あまり集中はなかったです。
鹿児島県は徳之島に集中していました。
福島県はいわき市に集中していました。
それ以外は特に集中している地域はなさそうでした。
要するに「太」という苗字はその2ヶ所が元になっているのではないかと考えます。
ちなみに「苗字の読み方辞典」では「太」の読み方として「ふとり>ふと・たい」となっていました。
そちらの方に確認し、調べてもらったところ「たい」という読み方は石川県金沢市に3件あったということでした。
自分で確認してみると、「ふとり」と「ふと」は見つかりました。
「ふとり」はやはり鹿児島県出身の方で見つかりました。
「ふと」は福島県いわき市の方でした。
「ふと」は見つけにくいと思うので、facebookで確認できた方を挙げておきます。
https://www.facebook.com/katsuya.futo
これらから分かったことは、少なくとも半数(鹿児島県と沖縄県を合わせた数)は、おそらく「ふとり」で、全体の1割ほどを占める福島県の分は「ふと」という読みだということです。
それ以外は分かりませんが、私の持っている電話帳では「ふとり」という読みだけが確認できました。
おそらく「ふとり>ふと」は確かでしょうが、「たい」という読みはあったとしても1割未満なのではと推測します。
なぜ、そこにこだわるかというと私自身が「たい」という読みを確認できなかったからです。
1割未満の読みなら、そこまで気にしないのですが、1割以上だと見つけておきたいという思いがあるのです。
ただ、見つけられなかったので、「太」に関しては「ふとり>ふと」としておきます。
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