2016年3月29日火曜日

海鉾と海鋒に関して

「鉾」と「鋒」はよく似ていますね。

どちらも「矛(ほこ)」を表す漢字であると考えて良さそうです。
http://kobun.weblio.jp/content/%E9%89%BE

「苗字の読み方辞典」では「海鉾」は390人ほどで「かいほこ(うみほこ)」となっており、「海鋒」は380人ほどで「かいほこ>かいほう」となっていました。
どちらも山形県に多い苗字なのですが、「海鋒」が山形県以外は散在するにすぎないのに対し、「海鉾」は北海道に第二の集中がありました。

なぜ、これらの苗字を取りあげているかというと、私自身がこのふたつの漢字の違いに鈍感だったからです。
どちらもJIS第1水準であり、異体字というわけでもないようなので、別扱いで問題はありません。

これまでに載せてきたものはほとんどなく、「鋒」はゼロで、「鉾」は「鉾之原(ほこのはら)」という苗字だけでした。

本題に戻って、「海鉾」も「海鋒」も「かいほこ」という読みは確認できました。
しかし、「うみほこ」と「かいほう」は見つかりませんでした。

唯一、確認できたのが「海鋒」で「うみほこ」という読みです。
https://www.facebook.com/takuma.umihoko

こちらは友達欄にも「うみほこ」さんがいたので確かだと思います。
漢字が異なっているので、これは新規の読みと考えるしかないですね。

今の時点では、
海鉾……かいほこ
海鋒……かいほこ・(うみほこ)
としておきます。

異論があれば、教えていただければ幸いです。

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