2013年12月28日土曜日

出井と猪口と生野に関して

「出井」は「いでい」と「でい」が拮抗しています。
どちらもありえますが、五十音順ではまるで異なります。

他に「いずい」と「つくい」もあり、どちらも実在を確認できました。

「出井」と書いて「つくい」と読む。
難読ですが、根拠がわかりません。
どうしてこういう読みなのか、理由が知りたいですね。


「猪口」は「苗字の百貨店」では「いのくち・いのぐち>いぐち(ちょぐち)」となっていました。

「いのくち」、「いのぐち」、「いぐち」は問題ないのですが、「ちょぐち」は見つかりませんでした。
代わりに「ちょく」という読みを見つけました。
今まで指摘されていない読みです。
こういうのを見つけると本当に嬉しいです。


「生野」は読みがわかれている苗字です。
多いのは「いくの」と「しょうの」ですが、その他に「いきの」、「おいの」、「はいの」、「はえの」がありました。
「生」という漢字の読みが難しいわけです。
その一文字によって、まるで違う読みになっています。

6種類なので、それほど多いわけではないですが、これだけまるで違う読みというのも珍しいのかなと思いました。
地域性があるようで、「しょうの」は大分県、「はいの」は新潟県に集中しているようです。

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