「能沢」は「のざわ」と読むことが多く、次に多いのが「のうざわ」でした。
「遊佐」という苗字のところでも検討しましたが、「遊佐」の最多の読みである「ゆさ」の他に「ゆうさ」という読みもあり、これは別のものとして扱っています。
発音した印象が異なるし、五十音順で並べてもずいぶんと異なってしまうからです。
それなので、「のざわ」と「のうざわ」も分けます。
「狩野」の「かの」と「かのう」は同じものと考えていますが、苗字の最後の文字以外で伸ばす音が入るか入らないかというのはかなり印象が異なってくるので、だいたい別扱いとしています。
これまででいうと「石郷岡」という苗字の読みである「いしごうおか」と「いしごおか」だけは途中に伸ばす音が入っていますが、例外的に同じ読みとして扱っています。
ひらがなで五文字以上になると、伸ばす音が入っても入らなくても印象が変わらないような気がするのと、それほど多くない苗字である「石郷岡」をわざわざふたつに分ける理由もないかと考えたからです。
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