「爾」はJIS第1水準の漢字です。
対して「尓」が第2水準です。
「弥」と「彌」の関係と逆転しているわけですね。
似た例として思いつくものとしては「枦」(第2水準)と「櫨」(第1水準)くらいでしょうか?
「弥」と「彌」に倣うなら「尓」をメインにして 「爾」を併記扱いとすべきです。
ただ、苗字としてみたとき 「爾」を用いた苗字は「爾見(しかみ)」など9種類ほどあるようですが、「尓」を用いた苗字は「有尓」しかないようでした。
ウェブの「写録宝夢巣」では「有尓」が全国で三重県に2件のみ。
「有爾」は千葉県と三重県に1件ずつでした。
「平成名前辞典」では「有爾」しかヒットしませんでした。
facebookの「有尓」さんです。
https://www.facebook.com/dr3uni
「住所でポン!」では「有尓」さんと「有爾」さんの住所が完全に一致していました。
ファーストネームも一字違いです。
これは併記扱いとすべきですね。
例外的に「爾」をメインとし、「尓」を併記します。
これしかないから仕方がないでしょうね。
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