「﨏」というJIS第3水準の漢字を用いた苗字を調べています。
なにしろ数が多い。
これまでJIS第3水準以下の漢字で複数の苗字に用いられたものとしては「棈(あべ)」や「嶧(えき)」、「刕(しゅう)」、「䋆(かせ)」などでしょうか。
「刕」と「䋆」を用いた苗字がそれぞれ6種類ずつあり、それが最多のようでした。
対して、「﨏」はすでに「﨏田」、「﨏本」、「尾﨏」の他、「石﨏」と「村﨏」も確認できてしまいました。
すでに5種類です。
更に本日の「大﨏」と「﨏」も加わります。
ここまでは全て「さこ」と読んできましたが、「大﨏」は「おおさこ」と「おおえき」のふたつの読みが確認できました。
https://researchmap.jp/read0126351
「﨏」という一字姓も同じく「えき」と「さこ」のふたつの読みが確認できます。
https://kaden.watch.impress.co.jp/docs/kadenya/archive/1129896.html
http://www.icrr.u-tokyo.ac.jp/faculty_members/%EF%A8%8F-%E9%9A%86%E5%BF%97/
第3水準以下の漢字を用いた苗字で読み方が複数に分かれるのも「鰀目」以来です。
「鰀目」は「えのめ」という読みが多いのですが、他に「うのめ」、「なつめ」、「よのめ」の計4種類が確認できています。
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