「狐」で「きつね」と読む苗字を探していました。
ここまで「狐崎」と「狐塚」という苗字を載せていますが、どちらも「こざき」、「こづか」の方が多く、「きつねざき」と「きつねづか」は少ないです。
純粋に「きつね」としか読まないものとしては「狐鼻(きつねはな)」が最多です。
最多といっても、ウェブの「写録宝夢巣」では全国に岩手県で7件だけの苗字です。
他には「狐井」と「狐森」しかなさそうでした。
「実在苗字(名字)辞典」で「狐井」は全国に約10人で読みは「きつい★」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
奈良県に「狐井(きつい)」という地名があるようです。
ウェブの「写録宝夢巣」ではヒットしないのですが、「住所でポン」では2000年版でひとりだけヒットします。
「平成名前辞典」でもヒットしませんでした。
facebookでもダメでした。
2000年版って20年前ですからね。
現存する苗字という確証が得られないので、これは保留にします。
「狐森」の方は見つかります。
2012年版の青森県の「住所でポン」で出てくる方が下記だと思います。
http://www.htv-net.ne.jp/~ajari/kiroku.html
また、「平成名前辞典」でヒットする方をフルネーム検索すると下記の方が見つかります。
学校名から考えても、やはり青森県の方のようです。
https://www.instagram.com/tk0428/
「実在苗字(名字)辞典」によると、「狐森」は2014年版の青森県八戸市の電話帳で「木附沢(きつけざわ or きつきざわ」と「木津谷(きつや≫きつたに」の間にあったそうです。
青森県には「狐森(きつねもり)」という地名もありました。
それらから最終的に考えると、「狐森」は現存する苗字といえそうです。
読み方もおそらく「きつねもり」で良いでしょう。
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