「郷右近」は宮城県と岩手県に全体の8割が集中している苗字です。
読み方としては「ごうこん」が多いようです。
具体例は下記に挙げておきます。
http://www.seikatsu1-iwate.jp/more/gokon_hiroshi/index.html
また、「ごううこん」という読み方もあります。
本来は「ごうこん」だったのが、一部で漢字の本来の読みに合わせて「ごううこん」と変えた方がいるのでしょう。
「厚東」は「こうとう」と読むことが多いです。
ですが、「ことう」という読みもあります。
全体の5割が山口県に集中しています。
山口県に「厚東(ことう)」駅があるので、もともとは「ことう」だったのでしょう。
ただ、それでは読みにくいので、こちらも漢字の本来の読みに合わせて「こうとう」とした方がいるのでしょう。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9A%E6%9D%B1%E9%A7%85
ひらがなで名乗っている方もいました。
http://www.kyorin-u.ac.jp/hospital/clinic/surgery10/staff_detail19-823.shtml
以前に「石郷岡」という苗字を紹介しました。
読み方として「いしごおか」と「いしごうおか」のふたつがあるのですが、差異が感じられないという理由で分けませんでした。
それはなぜか?
「石郷岡」の場合はメインの読み方が「いしごうおか」で、稀少な読みとして「いしごおか」が挙げられていることと、発音した印象がほとんど変わらないことの2点からです。
「郷右近(ごうこん)」にせよ、「厚東(ことう)」にせよ、ある程度の数が存在することが明らかです。
また、発音した印象も違うんですね。
それなので、このふたつは分けることにします。
このあたりは悩ましいところではありますが。
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