2020年6月3日水曜日

吉廻に関して

「吉廻」は下記の方などが見つかります。
https://www.facebook.com/yoshizako.hidehisa
https://www.u-tokyo.ac.jp/focus/ja/people/people100820.html
https://researchmap.jp/read0072793

読み方はいずれも「よしざこ」でした。

「廻」自体はいろいろな読み方のできる漢字ですが、苗字で似たような読み方をするものとしては「宮廻(みやさこ)」、「長廻(ながさこ)」、「大廻(おおさこ)」を載せていました。
いずれも濁点のつかない「さこ」です。

別の角度から見てみると既に載せている「吉迫」という苗字は「よしさこ」としていました。
「吉迫」は「実在苗字(名字)辞典」では「よしさこ」と「よしざこ」といずれもあるとなっていました。
どちらに統一すべきか悩みました。

「実在苗字(名字)辞典」では他に「由迫」という苗字とJIS第3水準である「廹」を用いた「吉廹」が載っていました。
「廹」はおそらく「迫」の異体字だと思います。
JIS第3-4水準で、かつJIS第1-2水準に異体字がある場合はよほどの理由がない限り、表には用いないことにしています。

例外はあります。
「功刀(くぬぎ)」という苗字は第3水準を用いた「㓛刀」がかなりあったので併記しています。

話を元に戻すと、「よしさこ」もしくは「よしざこ」と読む苗字は多い順に「吉迫」、「吉廻」、「由迫」だけです。

個々に関しては本人が名乗っている方が正しいのですが、表に載せるのであればどちらかに統一すべきだと思います。
いちおう「よしさこ」の方がやや多かったようなので、そちらに統一します。

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