2018年6月22日金曜日

鐸木に関して

「鐸」とは”大型の鈴”のことだそうです。
「銅鐸(どうたく)」という言葉を歴史の授業で習った気がします。
https://kotobank.jp/word/%E9%90%B8-511473

「鐸」という漢字を見ると、どうしても「沢」の旧字体である「澤」を思いだしてしまいます。
他に「釈」や「駅」、「訳」もあります。
http://new5g00.blogspot.com/2013/10/blog-post_11.html

それと同様に「鐸」の異体字として「鈬」もあるようです。

「鐸」を用いた苗字としては「鐸木」のみがあります。
「鈬」を用いた苗字はありません。
「鐸」がJIS第1水準であるのに対して、「鈬」は第2水準です。

以上から、わざわざ「鈬」を出すことはないと判断します。
「澤」などとは異なり、「鐸」はこれだけで表すことにします。

「鐸木」は「すずき」と読みます。
難読だとは思いますが、「鐸」が”大型の鈴”のことだと知っていれば読めるのかもしれません。
「実在苗字(名字)辞典」では稀少な読みとして「たくき」も載っており、下記の方も見つかりました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%90%B8%E6%9C%A8%E8%83%BD%E5%85%89
この方は本名のようではあるのですが、祖父が明治時代の政治家で「鐸木(すずき)」となっているんですね。
そうすると、読みだけが異なってしまっているので、本名かどうか自信が持てなくなってしまいます。
「たくき」という読みに関しては保留します。

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