2015年5月26日火曜日

下石に関して

「下石」は「しもいし」と読むことが多いです。
この読みは納得ですね。

次に多い読みは「おろじ」だそうです。
鳥取県に多い読みだそうです。
「おろし」という読みもありましたが、「おろじ」の方が圧倒的に多いようなので、「おろじ」で統一します。
しかし、なぜ「おろじ」なのかが不思議ですね。
地名としては岐阜県に「下石(おろし)」町がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E7%9F%B3%E7%94%BA

それなので、岐阜県付近に「おろし」と名乗る方がいてもおかしくはないと思うのです。

「下(お)ろす」+「石(いし)」を縮めて「おろし」となるのは納得できますが、そこにあえて濁点が付く理由が分かりません。
そういう地名も見つかりませんでしたし。

どなたかご存知の方がいたら、教えていただければ嬉しいです。

他に稀少な読みとして「くだいし」というのもありました。
こちらも難しい読みですが、実在は確認できました。


※追記
掲示板の方で情報をいただきました。
「下石」を「おろじ」というのは、鳥取県の「小露路(おろじ)」城からきているそうです。

つく谷の東峠に小露路城跡あり、博へ曰く、佐治四郎の時代落城し此所にて一族郎党全部討死せり。後小露路を憚り下石と改めしなりと。全姓のもの現在七、八戸あり、其宗家を下石丑蔵と云う。

http://db.pref.tottori.jp/HomePerson.nsf/DataPersonView/28C834EA3FFB5865492570000011817C?OpenDocument

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