2014年2月5日水曜日

古館と古舘と光山に関して

本日で当ブログも200回になりました。
特に変わったことも予定していませんが。


「古館」と「古舘」はどちらもほぼ同じような読み方をします。

最も多いのは「ふるだて」もしくは「ふるたて」です。

「ふるたち」という読みは「古舘」の方ではかなりあるようですが、「古館」の方では稀少です。

「館」と「舘」は異体字の関係にある、ともにJIS第1水準の漢字ですが、「たち」と読むのは「舘」の方が圧倒的に多いようです。

「こだて」という読みも両方でありましたが、どちらも1割未満の読みでした。

「こだち」という読みもあり、これは「古舘」だけに認めました。

「こやかた」という読みもあり、これはどちらでもありそうな読みですが、「古舘」でしか認めませんでした。

まとめると、「ふるだて(ふるたて)」、「ふるたち」、「こだて」は両方である読み方ですが、「こだち」と「こやかた」のふたつは「古舘」でだけ認めます。
実数としてはともに4,800人ほどの苗字なのですが、「古舘」の方だけに読み方のバリエーションが多いというのは面白いところです。


「光山」は「みつやま」という読み方が多いですが、「こうやま」もかなりあります。

「苗字の百貨店」では「みちやま」と「はぶやま」という読みも出ていたのですが、どちらも実在を確認できませんでした。

「光山」で「はぶやま」と読むのは、普通ではとても無理で、あまりにも無理すぎて幽霊読みとも思えないのですが、地名でもなさそうだし、どこから出てきたのでしょうか?

これほどまでに読めないものは、たいてい実在しているものなのですが…

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