「蒲」は「苗字の百貨店」で「かば>がま(かんば・まこも★・ほ(中国姓プー))」となっていました。
タイトルが「日本の苗字を数える」なので、基本的には日本に永住している方の苗字を対象として集めています。
例えば「李」は「り」という読み方で載せています。
「李」と書いて「い」と読むひともいますが、それは載せていません。
基本的に「り」と読むか「い」と読むかは、状況などに左右されるからだと思っているからです。
それであれば、日本語の読みに準じた方だけにしようと決めているのです。
例えば、「陽」という台湾出身のプロ野球選手の三兄弟がいます。
弟二人は「よう」で登録されていますが、長兄だけは「やん」で登録されていました。
もちろん兄弟なので本来の読み方は一緒です。
日本に来た時期によって、呼び慣れた方で登録されたというだけのようです。
話がずれました。
要するに「蒲」の場合は、中国姓の読みの部分は検討していないということです。
「蒲」で「かば」と「かま」と読む場合はすぐに見つかります。
残りの3つが難しいです。
おそらく「ほ」という読みは中国圏の姓の方が日本に来て、日本の読みに合わせたのだと思うのですが、実在を確認できませんでした。
「かんば」も見つかりませんでした。
一字姓なので探しにくいというだけかもしれませんが…
最も難読な「まこも」は実在を確認できました。
漢字辞典にも載っていない読みです。
どうしてこのような読みをするのか、不思議です。
同じく「蒲田」は「苗字の百貨店」で「かまた>かまだ・かばた(がまだ・かつきた★・かつきだ・がまた・しょうぶだ★・がばた)」となっていました。
これだけ見ると9種類も読み方があります。
もちろん「かまた」と「かまだ」、「がまだ」と「がまた」は同じと考えます。
「かまた」と「かまだ」と「かばた」の読みはすぐに見つかりました。
「がまだ」と「がまた」も見つかりました。
これはどちらもカッコ内にある全体の1割未満の読みですが、明らかに「がまだ」の方が多かったので、集計には「がまだ」のみを採用しました。
「がばた」も見つかりました。
「がまだ」もそうですが、最初の一文字目の濁点の有無は別集計です。
ここまでで「かまた>かまだ・かばた・(がまだ・がばた)」となりました。
後は「かつきた」と「かつきだ」と「しょうぶだ」です。
実は、これらはどれも見つかりませんでした。
ちょっと思いつかない読みなので、地名にでもあるのかと思ったのですが、見つかりませんでした。
これらは実在を確認できるまで削除しておきます。
現役海軍士官名簿 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1905450 47コマにカツキダとあります。
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