2013年12月12日木曜日

大黒と大家と大角と大畠に関して

いくつか気になったものをまとめて記載します。

「大黒」は「おおぐろ」と読むことが多いですが、「だいこく」という読みがあります。
「苗字の百貨店」には「おぐろ」という読みもあって、ちょっと怪しいなと思いました。

しかし、調べてみると、大阪府に「大黒(おぐろ)」という地名があって、実際にそのように名乗っているひとがいました。
おそらく本名だろうと判断し、実在している読み方だと判断いたしました。


「大家」は「おおや」と読むことが多いですが、「おおいえ」という読みもまずまずあります。

他に「おおか」、「おおけ」、「だいか」、「たいけ」、「だいけ」、「だいや」という読みもありました。
これまでどおり、「たいけ」と「だいけ」も別扱いです。
全部で7種類。
「大家」は8,000人ほどの苗字であり、10,000人未満の苗字でこれほどまで読み方が多いのは珍しいと思います。
実はもうひとつ、「苗字の百貨店」には「おいえ」という読みも載っていました。

「大黒」で「おぐろ」と同じ理屈で、「大家」で「おいえ」という読みもありそうです。
探すと、簡単に「大家(おいえ)」という医院が見つかりました。

ただし、先代の院長が「大家」というだけで、現在の院長は別の名前でした。
先代の院長がどうなっているのかわからない限りは、現時点での実在を確認できないと判断しました。
他に確認できるものもなかったので、「おいえ」は保留しました。


「大角」は「おおすみ」と読むことが多いですが、富山県では「おおがく」と読むことがおおいそうです。
他に「おおかど」や「だいかく」という読みもありました。

「苗字の百貨店」には「おおつの」という読みが載っていましたが、これは見つからず。
代わりに「おおづの」が見つかりました。
それなので「おおづの」に訂正し、載せました。


「大畠」は「おおはた」と読むことが多いです。
他に「おおばたけ」と「だいばたけ」という読みもありました。

「だいばたけ」を探しているときに、たまたま「だいば」という読みを発見しました。
「大畠」と書いて「だいば」と読む。
これは「苗字の百貨店」には載っていなかった読みです。
「苗字の百貨店」の完成度はすごいので、こういうのを発見すると非常に嬉しい気分になります。

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