「山岨」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に20件。
大阪府で17件でした。
「実在苗字(名字)辞典」によると「やまそ>やまそば・やまそわ」となっていました。
ここまで「岨」を用いた苗字として載せているのは「前岨」、「岨」、「岨野」の3種類のみ。
「岨」の一字姓は「そわ」、「岨野」は「その」もしくは「そわの」。
そして「前岨」は「まえそば」もしくは「まえそわ」、「まえそま」としています。
「岨」は音読みで「そ」、訓読みで「そば」のようです。
「そわ」が特殊な読みなんでしょうか。
まずはfacebookで 「山岨」を見ておきます。
https://www.facebook.com/hironobu.yamaso
https://www.facebook.com/yamaso.michiko
https://www.facebook.com/yamasoba.natsumi
漢字不詳の「yamasowa」さん。
この読みをもつ苗字は他にありません。
https://www.facebook.com/hiroshi.yamasowa
下記の方はフルネーム検索すると「やまそば」と「やまそわ」のいずれもがありましたが、「やまそば」なのでしょう。
http://utokyo-ent.org/dept/member-2/yamasoba-t/
下記に「やまそわ」さんがいました。
https://www.kch-org.jp/wp-content/uploads/2012/01/7398e3eed3b69d67222fcf39e5924a3e1.pdf
いずれの読みもありそうですね。
「前岨」の場合は全国で72件もあったということと、「まえそま」という読みがあったこともあり「まえそば」と「まえそわ」を分けることに疑問を感じませんでしたが、「山岨」は数がずっと少なく「やまそば」と「やまそわ」を分ける意義があるのか悩みます。
「やまそわ」が「やまそは」からの変化だと思えば濁点の有無だけのような気もしてしまいます。
「吉原」で「よしはら」と「よしわら」を分けていないので、「やまそば」と「やまそわ」を分ける意味があるのかという疑問もあります。
いちおう分けておきます。
そのうち改めて検討して変更する可能性ありです。
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