語源に関しては下記のページに書いてありました。
http://www.geocities.jp/geo_net21/chimei/arekore/hae.html
「碆」(ハエ)は、九州、四国南部、和歌山県の海岸付近に多く見られる地名で、海岸付近の岩礁、暗礁に付けられています。一説によれば、「ハエ」は岩礁や海食台など海岸付近の浸食地形を指すことから、日食や月食を起こす意味の「ハユ」(蝕)が語源ではないかといいますが定かではありません。
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「ハエ」に「碆」の文字を当てたのは、「ハエ」が岩すなわち石に関係することから「石」に関する漢字でありかつ発音がにている「碆」(ハ)の字を当てたのではないでしょうか。
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このほかにも、石へんに并の字を当てたものが見られますが、この字も旁の「并」(ヘイ)の音が似ていることから使用されたものでしょう。
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「碆」は四国地方に多く用いられていますが、石へんに并の文字は大分県に多く見られます。
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「碆」を用いた苗字は「丸碆」と「平碆」しかありませんでした。
「丸碆」はウェブの「写録宝夢巣」で全国に10件。
最多は愛媛県に5件でした。
「平碆」は全国で8件。
愛媛県と福岡県が2件ずつでした。
すなわち、どちらもかなり稀少な姓だということです。
「丸碆」の方は「まるばえ」と読みます。
facebookでも確認できます。
「平碆」の方は地名としては「ひらばえ」があるようですが、苗字としては「ひらはや」もしくは「ひらばや」しか見つかりませんでした。
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