以前に「艫」という漢字をまとめました。
「舮」の異体字という扱いです。
http://new5g00.blogspot.jp/2013/10/blog-post_18.html
先日、「枦」と「櫨」は異体字であるが、読み方も異なることがあり別字として扱った方が良いという結論になりました。
似たような漢字をチェックしています。
「艫」を用いた苗字として「実在苗字(名字)辞典」に載っていたのは3種。
最も多いのは「艫居(ともい)」です。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で22件。
そのうち千葉県が22件です。
「舮居」は全国で5件のみ。全て千葉県です。
実在も確認できますし、読み方も「艫居」と同様に「ともい」です。
https://www.facebook.com/takashi.tomoi.9
この結果をふまえると、「舮」と「艫」は分ける必要がなさそうですね。
他のものとしては「艫井(ともい)」という苗字が「実在苗字(名字)辞典」に載っていました。
しかし、これがウェブの「写録宝夢巣」では該当なしなんですね。
「舮井」でもダメ。
「住所でポン!」でもヒットしません。
google検索だと出ないわけではないんですが、これが千葉県の方なんですね。
本人が名乗っているなら確信が持てるのですが、「艫居」を「艫井」と誤ってしまうというのはありがちなミスだと思うのです。
本人が名乗っている例を見つけられない以上、これは幽霊苗字の可能性があると思います。
「舮井(艫井)」は載せないことにします。
後ひとつは「長艫」という苗字。
これは全国で1件のみ。
岡山県です。
読み方は「ながろ」だそうです。
下記のページを見つけました。
http://www9.plala.or.jp/tjrs/news.html
兵庫県のジュニアラグビーチームのホームページのようです。
岡山県と兵庫県は近いですから、それほどおかしいことではないでしょうね。
内容は10年前のものです。
「住所でポン!」でも2007年版までしか載っていませんでした。
現存するかどうかの判断は難しいですね。
やっぱり保留しておきます。
「舮」と「艫」を用いた苗字は「舮居(艫居)」のみだということにしておきます。
これは「枦」と「櫨」とは異なり分けません。
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