「円」と「圓」は新字体と旧字体の関係にあります。
そうはいってもだいぶ形が違うので、これを異体字としてまとめてしまって良いのかというのは悩みどころです。
「万」と「萬」、「竜」と「龍」も新字体と旧字体の関係にあるのですが、やはり形がだいぶ異なりますし、読み方も異なることが分かったため、今は分けることにしています。
「実在苗字(名字)辞典」の更新情報によると、「一圓」で「いちまる」という読みがあるそうです。
http://www.fukui-city.ed.jp/wada-e/pta/wada/no.131.pdf
自分でも調べましたが、他に「一圓」で「いちまる」と読む方は見つかりませんでした。
ただ、上記の方は確かに「いちまる」となっていますので、この読みは実在すると思います。
「一円」と「一圓」は、いずれも通常は「いちえん」と読みます。
どちらも高知県に多い苗字なので、由来は一緒なのかもしれません。
「一円」の方では「いちまる」という読みは見つかりませんでした。
「円」と「圓」は現時点では分けないことにしておきます。
「一円」に併記して「一圓」をおき、その読みを「いちえん(いちまる)」とします。
0 件のコメント:
コメントを投稿