「上角」はいかにも読みが分かれていそうな苗字です。
「上」も「角」も読みが複数に分かれていることが多いのです。
「上」は「うえ」や「うわ」、「かみ」、「じょう」、「あげ」などでしょうか。
「角」は「かく」や「かど」、「すみ」です。
「角」に関しては濁点の有無でも注意が必要ですし、「上」と「角」の間に「の」を入れる読みがあるかもしれません。
「苗字の読み方辞典」では「うえかど・じょうかく(熊本)>かみかど」となっていました。
ウェブの「写録宝夢巣」では全国で57件となっているので、決して多い苗字ではありません。
広島県に最も多く、次に多いのが熊本県と京都府です。
ひとつひとつ確認してみました。
「うえかど」と「じょうかく」、「かみかど」は、いずれも実在を確認できました。
ただ「じょうかく」が熊本県に多いかどうかまでは分かりませんでした。
他、上の読み方を組みあわせて確かめていったところ、新たに「うえかく」という読みを見つけました。
この読みは京都府に多いようでした。
新規の読みです。
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