2015年1月6日火曜日

鼓と皷に関して

全ての異体字を整理したつもりでしたが、抜けがありました。

「鼓」と、その異体字である「皷」がそれです。
「鼓」はJIS第1水準で、「皷」は第2水準です。
「鼓」だけの一字姓が最も多いのですが、それも400人ほど。
後は「太鼓」と「三鼓」が200人ほどです。
それ以外はもっと少ない姓です。
全部で10種類ほどしかありません。

まだ本表にはひとつも入れていませんが、「皷」を併記する形に改めておきます。


それを探している間にひとつだけ発見しました。
「皷谷」という苗字です。
読み方は「つづみたに」でウェブの「写録宝夢巣」では大阪府に2件だけある稀少姓です。
facebookで実在は確認できます。

「皷谷」はあるのですが、「鼓谷」はなかなか見つかりません。
「写録宝夢巣」ではゼロでした。
下記がヒットしましたが、広島県の方で、読みは「こだに」だそうです。
http://www.a-net.shimin.city.hiroshima.jp/anet/dantai/archives/p-1272335817576.html

こちらは大阪府の方です。
読み方は不明でした。
http://www.patentjp.com/06/V/V100018/DA10007.html

悩ましいですが、「鼓谷」はありそうですので、新規の苗字ということにします。
「こだに」も新規の読みだとは思います。
ただし「皷谷」で「こだに」の読みは見つからず、「鼓谷」との整合性が難しいところです。

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