本日は「伊集」です。
一見、簡単そうです。
「いじゅう」としか読めません。
ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、全体の9割が沖縄県に集中しております。
最近は沖縄県の苗字の読み方で悩むことが多いです。
下記のように「伊集(イジュ)」の花というものがあるそうです。
「伊集(イジュ)」というのは「ヒメツバキ」の沖縄県内の別名だそうです。
http://www4.ocn.ne.jp/~uutaxi/p_ijyu1.htm
そして「苗字の百貨店」では「伊集」は「いじゅ>いじゅう・いず・いしゅう」となっていました。
これもまた悩ましいです。
検索してみると、全ての読みが見つかります。
これは読み方が4つある苗字と考えるべきでしょうか?
まず、「発音してみて、あまり違いがない読み方は同一と考える」という原則からすると、「いじゅ」と「いず」は同じであるような気がします。
また「濁音の有無にはこだわらない」という原則から考えると、「いじゅう」と「いしゅう」も同一とすべきではないかと考えます。
「狩野」のときにさんざん悩んだ「かの」と「かのう」を別にすべきかどうかという問題ともつながりますが、「いじゅ」と「いじゅう」は同一ではないか?ということも考えるべきです。
そうやって今までの原則を延々と考えていくと、「伊集」の読みはひとつしかないのではないか?という気になります。
実際には「いじゅ」と「いしゅう」は発音してみると全く違う気がするのにです…
これは悩みます。
結論が出ません。
とりあえず「伊集」は「いじゅ」としておきます。
併記して「いじゅう・いしゅう・いず」としておきます。
分ける必要が出てきたら、修正するかもしれません。
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