2019年9月7日土曜日

不死原に関して

「死」という漢字を用いた姓は日本にふたつしかありません。
ひとつが「不死川」で、これは「しなずがわ」と読みます。
言われればそうかと思いますが、なかなか読めません。

もうひとつが「不死原」です。
http://www.sci.u-hyogo.ac.jp/life/biomecha/MolBioMech_Top/old_HP/Labinfo/Mem/fushihara/fushihara.html
https://www.decn.co.jp/?p=97872

いずれも「ふしはら」となっています。
本人がそのように名乗っているので、それで問題はないのですが、いちおう確認してみました。

似たような読みをもつものとしては「藤原」があります。
これは「ふじわら」で載せています。
これに関しては「ふじはら」と名乗っている方もいるとは思いますが、「ふじわら」で統一しています。
「ふじわら」と「ふじはら」は五十音順にすると少し異なってくるとは思いますが分ける意義が乏しいと思っているからです。
同様にして「冨士原」と「富士原」があります。
これも「ふじわら」で統一しています。

他には「伏原」と「節原」もあります。
「伏原」は「ふしはら」、「節原」は「ふしはら」もしくは「せつはら」と読みます。

何が言いたいかというと、「ふじ」から始まれば「わら」としており、「ふし」から始まれば「はら」としているということなのです。
濁点の有無などもそうなのですが、このようなところを苗字ごとにバラバラに扱っていると混乱するので、できるだけ統一してしまっています。
場合によっては少ない方の読みになっていることもあります。

「不死原」に関しては「不死」だけで「ふし」なので「ふしはら」で良いと思います。

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