本日は「饒村」という苗字に関してです。
「苗字の読み方辞典」では「によむら★>にょうむら(じょうむら・におむら)」となっていました。
「饒」はJIS第2水準の漢字ですが、「饒舌(じょうぜつ)」という単語で使われますね。
wiktionaryでは音読みで「じょう」か「にょう」となっていました。
https://ja.wiktionary.org/wiki/%E9%A5%92
しかし、ここまでで「饒」を用いた苗字で載せてあるものは下記のふたつだけです。
饒平名…よへな>ぬひな
饒波…のは・(ぬは・のなみ・よは)
ふたつとも沖縄県に集中している苗字です。
「饒」は訓読みで「の」や「よ」、「ぬう」と読むそうです。
すなわち、「饒村」は「饒」という漢字を音読みで用いる最多の苗字ということになります。
新潟県に多い苗字です。
「じょうむら」という読みとして下記の方を見つけました。
ひとりだけですが、本名だと思います。
http://www.pwc.com/jp/ja/assurance/profile/yoshiharu-jomura.html
https://www.facebook.com/yoshiharuj
「じょうむら」はもちろん別の読みですが、「によむら」と「にょうむら」、「におむら」は同じ読みと考えて良いでしょう。
「におむら」は分かりませんが、「によむら」と「にょうむら」はいずれも見つかります。
「によむら」は「niyomura」でしょうが、「にょうむら」は「nyomura」の他、「nyoumura」などもあり、どちらが多いのか判断がつきませんでした。
ここは元の漢字の音を優先し、「にょうむら」としておきます。
(実際に「によむら」が圧倒的に多そうであれば、変更するかもしれません)
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