2015年7月31日金曜日

神下に関して

「神下」は「苗字の読み方辞典」で「かみした(このした・こうした)」となっていました。


「かみした」はもちろん確認できました。


「このした」という読みはかなり少ないようですが、確認できました。
https://www.facebook.com/naoyuki.konoshita


「こうした」を探しているとき、たまたま「こうげ」という読みを見つけました。
新規の読みです。
https://www.facebook.com/kouge.manami


「神下」と書いて「こうした」と読む地名が岡山県にあり、苗字としてもありそうなのですが、実在するとまで断言できる証拠が見つからなかったので、見送ります。


他に「かみしも」など、いくつか思いつく読みを試しましたが、いずれも見つかりませんでした。

2015年7月30日木曜日

蒲野と喜入に関して

本日は自分で見つけらなかった読みに関してです。
自分自身の備忘録がわりです。




「蒲野」は「がまの」と読むことが多く、次に「かばの」という読みが続きます。
このふたつの読みに関しては、簡単に確認できました。


「苗字の読み方辞典」では「かまの」という読みも載っていたのですが、この確認がなかなかできませんでした。
下記の方を教えていただきました。
http://www.kamanosogo.jp/lawyers.html


弁護士の方で、事務所の名前が「かまの」なので間違いないでしょう。




「喜入」は鹿児島県に集中している苗字です。
「きいれ」と読みます。
こちらも稀少な読みとして「きいり」があるのですが、探してみるとなかなか見つかりませんでした。
こちらも下記の方を教えていただきました。
http://artblue.co.jp/koto/eta/


カタカナとローマ字と両方でふりがながふってあるので、これも間違いないと思います。

2015年7月29日水曜日

金生に関して

「金生」はよくある「◯+生」の苗字のようですが、少し違います。


「柳生(やぎゅう)」や「桐生(きりゅう)」といった「◯+yu」という読み方はしないようです。


最多の読みは「かのう」です。


この「かのう」というよみに関しても、これまでいろいろと検討してきました。
「加納」や「嘉納」のような分かりやすいものもありますが、「狩野」や「叶」、「叶野」、「金野」といった、漢字の並びだけをみたら「かのう」とは読めないものも多いのです。


以前にも書きましたが、「狩野」や「叶野」、「金野」の読みが、「の」で終わるのではなく、「のう」と伸ばすのは、知らないと難しいですね。
ただ、「叶」を「かのう」と読むのは割と有名なよみなので、それに「野」をつけた「叶野」の読み方を考えたとき、「かの」よりは「かのう」の方が自然なのではないかと思うのです。


少し話題がそれましたが、これらを考えると「金生」で「かのう」という読みが多いのも不思議ではありません。


また別の面から検討します。
ウェブの「写録宝夢巣」で、「金生」という苗字は、茨城県に18件、福岡県に15件、香川県に10件でした。
集中している場所がバラバラなのです。


それでは「かのう」という読みはどこに多いかというと、どうも福岡県のようです。


「苗字の読み方辞典」では「かのう>きんしょう・かなお・かねいき (きんせい・かねき)」となっていました。
いずれも実在を確認できました。
これだけで6種類も読みがあります。
全国で580人ほどの苗字なのに、かなり読みが多様ですね。


ちなみに「かなお」はかなり少ないようですが、「きんしょう」は茨城県、「かねいき」は香川県に多いようです。
すなわち、「金生」という苗字の集中している茨城県、福岡県、香川県にはそれぞれ特徴的な読みがあるということが分かりました。


更に探しているうち、新たに「かねしょう」という読みを見つけてしまいました。
https://www.facebook.com/yukari.kanesho


7種類目ですね。

2015年7月28日火曜日

貝吹と嘉田に関して

「貝吹」は「かいぶき」と読みます。
濁点のない「かいふき」よりは濁点のついたものの方が多いようです。


これ以外で新規に「かいふく」という読みを見つけました。




「嘉田」は「かだ」と読みます。
こちらも「よしだ」という読みを新規に見つけました。


いずれもいかにもありそうな読みですね。

2015年7月27日月曜日

賀谷と金泉と長栄に関して

「苗字の読み方辞典」の更新情報に載っていたものです。


「賀谷」は「かたに」もしくは「かや」という読みで載せていました。


これ以外に濁点のついた「がや」という読みもあるというのです。


元サッカー選手で「賀谷英司(がや・えいじ)」という方がいました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B3%80%E8%B0%B7%E8%8B%B1%E5%8F%B8


複数のところで確認できますし、誤記ではなさそうです。
スポーツ選手なので、芸名というわけでもないでしょう。


他に見つからないので不安なのですが、否定する根拠もないので新たな読みとして加えておきます。




「金泉」は「かないずみ」と読むことが多いです。
稀少な読みとして「かねいずみ」があります。


この他に「きんせん」という読みもあるそうです。
http://ameblo.jp/mothertree-0311/entry-11523906027.html


こちらのブログに「金泉(きんせん)」と名乗っている方がいました。
その方のフルネームで検索すると、下記のfacebookページが見つかりました。
https://www.facebook.com/kt754


居住地が同じようなので、同一人物だと思います。
また、この方の友達欄に「きんせん」と名乗っている方がいました。
これは間違いないと思います。




「長栄(長榮)」は「ながえ」もしくは「ちょうえい」という読みで載せていました。
これ以外に「ながさこ」という読みもあるそうです。
https://www.facebook.com/hiroshi.nagasako.9
https://www.facebook.com/keiko.nagasako.3


上記のふたりは、いずれも山口県付近の方のようです。
これ以外は見つからなかったのですが、複数の実在が確かそうだと考え、載せることにします。

2015年7月26日日曜日

改発と河俣に関して

「改発」(旧字体で「改發」)は「かいはつ」と読みます。


稀少な読みとして「かいほつ」というのもあるようです。


どちらの読みも実在を確認できましたが、「かいはつ」と「かいほつ」は別の読みなのか?という問題があります。


「改発」ではなく「開発」であれば、下記のように、以前は「かいほつ」と読んだという記載がありました。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/36819/m0u/


基本的には母音が異なっている場合は、別の読みであると考えたいところです。






「河俣」は「苗字の読み方辞典」で「かわまた(こうまた・かわばた★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。


調べてみると、全ての読みが確認できました。


ここで問題になるのは、「かわばた」と「かわまた」は別なのか?ということです。


上の「かいはつ」と「かいほつ」の問題と似ていますが、ちょっと違います。


例えば、これまでにも書いてきたことですが、「小笠原」という苗字は「おがさわら」で統一してあります。
「おがさはら」と名乗っているひともいるのですが、それは「おがさわら」に含まれると考えています。
濁点の有無も同じようなことです。


要するに「やまざき」と「やまさき」は同じものだと考えているということです。


これは、子音の違いにはこだわらないということではありません。
発音してみて、あまり違わなければ同じものだと考えるということです。


実際に「河俣」で「かわばた」と名乗っている場合、発音してみると「かわまた」とはだいぶ異なると思います。
これは別にすべきではないかと思うのです。

2015年7月25日土曜日

柄谷に関して

「柄谷」は「苗字の読み方辞典」で「からたに>からや」となっていました。
このふたつはともに実在を確認できました。


他にないかと検索したところ、「がらたに」という読みを新たに見つけました。
https://www.facebook.com/kazuteru.garatani.9


「柄」だけであれば、「から」よりも「がら」と読む方が自然なので、「がらたに」があっても不思議ではありません。
「がらや」は見つかりませんでした。


「柄」を「つか」と読むケースも見つかりませんでした。