「改発」(旧字体で「改發」)は「かいはつ」と読みます。
稀少な読みとして「かいほつ」というのもあるようです。
どちらの読みも実在を確認できましたが、「かいはつ」と「かいほつ」は別の読みなのか?という問題があります。
「改発」ではなく「開発」であれば、下記のように、以前は「かいほつ」と読んだという記載がありました。
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/36819/m0u/
基本的には母音が異なっている場合は、別の読みであると考えたいところです。
「河俣」は「苗字の読み方辞典」で「かわまた(こうまた・かわばた★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
調べてみると、全ての読みが確認できました。
ここで問題になるのは、「かわばた」と「かわまた」は別なのか?ということです。
上の「かいはつ」と「かいほつ」の問題と似ていますが、ちょっと違います。
例えば、これまでにも書いてきたことですが、「小笠原」という苗字は「おがさわら」で統一してあります。
「おがさはら」と名乗っているひともいるのですが、それは「おがさわら」に含まれると考えています。
濁点の有無も同じようなことです。
要するに「やまざき」と「やまさき」は同じものだと考えているということです。
これは、子音の違いにはこだわらないということではありません。
発音してみて、あまり違わなければ同じものだと考えるということです。
実際に「河俣」で「かわばた」と名乗っている場合、発音してみると「かわまた」とはだいぶ異なると思います。
これは別にすべきではないかと思うのです。
0 件のコメント:
コメントを投稿