2017年1月14日土曜日

角上に関して

本日は「角上」に関してです。
苗字として使われた場合、「角」も「上」も読み方が多様になりがちです。

「角」は「かど」、「かく」、「すみ」、「つの」の4種類が考えられます。
それ以外はちょっと思いつきません。

「上」は二文字目以降に使われた場合、まずは「うえ」か「かみ」もしくは「がみ」だと思いますが、「じょう」や「あげ」と読む可能性がないわけではないです。
他に「のうえ」や、短縮した「のえ」も可能性としてありえます。

「苗字の読み方辞典」では「つのがみ・つのうえ>かどうえ(かどかみ・かくがみ・すみがみ・つのかみ)」となっていました。
濁点の有無を気にしないことにしても「つのがみ・つのうえ>かどうえ(かどかみ・かくがみ・すみがみ)」なので、あまり減りません。

自分で調べてみた感触としては「つのがみ」と「かどかみ」が多く、次いで「つのうえ」という印象でした。
「かどうえ」も実在を確認できました。

「かくがみ」も確認できましたが、かなり少ない印象です。
https://www.facebook.com/seiji.kakugami

ウェブの「写録宝夢巣」で見ると、もともとが全国で46件。
最多の大分県で15件の苗字です。
その中で読み方がこれほど分かれているので、ひとつひとつの読みの数が少なくなってしまうのも当然といえば当然です。

他の読みもいろいろと組みあわせて探しましたが、見つかりませんでした。
「角上」は「かどかみ・つのがみ>かどうえ・つのうえ・(かくがみ)」としておきます。

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