2015年4月23日木曜日

叶野と狩野に関して(訂正)

以前から何度も書いてきた「狩野」という苗字に関して、一部訂正します。

「狩野」は「かりの」という読みもありますが、多いのは「かのう」か「かの」です。
語尾を伸ばすか伸ばさないかという違いだけなので、そのふたつは同じものとして扱っています。

問題はどちらをメインとするかです。

実数だけでいうと「かのう」の方が多いのです。
「狩野(かのう)派」という言葉があるくらいですから。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8B%A9%E9%87%8E%E6%B4%BE

ただ、「狩(か)る」という言葉に「野」をつけた苗字なので、本来は「かの」が正確なのかと思い、「かの」をメインにして「かのう」を併記という形にしていました。


今回、「叶野」という苗字を検討していて、少し考え方を変えました。
「叶野」は「苗字の読み方辞典」で「かのう>かの(うんの★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。

「うんの」という読みは下記で見つかりました。
http://www.kawanishi-hyg.ed.jp/seinanpo/index.php?key=jod6xv7wj-20

ここで「叶野」の読みとして「かのう」か「かの」かどちらをメインにするかで悩みました。

「叶」は「叶(かな)う」と読むわけで、それに「野」をつけても「かの」の読みが出てこないはずなんですね。
むしろ「叶」一字で「かのう」と読む苗字があって、そちらの方が数は多いくらいです。

要するに「叶(かのう)+野(発音しない)」という苗字だというようにも考えられるのです。

ここは考え方を変えました。
実数も多いわけですし、「叶野」は「かのう」をメインの読みとすることにしました。

他に、これまで「金野」の稀少な読みとして「かのう」を載せていました。
これは「金野」に「かの」という読みが全くなかったためです。


これに併せ、「狩野」も「かのう」をメインにするように変更しました。

「◯+野」で「かのう」と読むものをまとめてみました。
「野」で終わるにも関わらず、「の」ではなく「のう」と伸ばす例外的なものと考えます。

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