2014年6月19日木曜日

牟礼と元永に関して

「牟礼(むれ)」のつく苗字は20種類以上あります。

100人以上いると思われるものだけで「飯牟礼」、「石牟礼」、「大牟礼」、「京牟礼」、「木牟礼」、「小牟礼」、「竹牟礼」、「八牟礼」、「花牟礼」、「二牟礼」がありました。

これらの多くは鹿児島県に集中しています。
そうでないものもありますが、宮崎県などその近隣県に集中していることは間違いありません。

唯一、異なるのが「牟礼」という二文字の姓です。
これは鹿児島県にも集積がありますが、全体の4割が香川県に集中してて最多です。
他に大阪府と兵庫県にも集積があります。

本題に入ります。
「◯+牟礼」という苗字の読みは全て「◯+むれ」です。

「牟礼」という二文字姓だけが、「苗字の百貨店」で「むれ>むれい」となっていました。

埼玉県に「牟礼(むれい)」という地名がありますし、他の県にも「むれい」と読む地名が散見できます。
地名としては、あるのだと思います。

しかし、苗字としては圧倒的に「むれ」が多そうです。
「むれい」はやはり少数派な印象です。

「牟礼」は「むれ・(むれい)」に変更しておきます。


「元永」は「苗字の百貨店」で「もとなが(もとえ)」となっていました。
このふたつの実在はともに確認できました。

それ以外に「もとえい」という読みを見つけました。
新規の読みです。


以前に「西銘」という苗字を紹介したとき、「にしめ」と「にしめい」を分ける理由はないのではないかと指摘を受け、それもそうかと考えたりもしましたが、やはりアルファベットで書くとことなりますし、分けるべきではないかと考えたりもしています。
ただ「西銘」も「牟礼」も「元永」も全て漢字の読みを考えれば「い」を付けた方が自然であるのに、それを省いた方が圧倒的に多いという点が気になります。

この点はもうしばらく検討しておきます。
現時点ではせっかくなので分けておきます。

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