「蔀」というのはあまり見ない漢字ですが、JIS第1水準です。
「住宅や社寺建築で使われた格子をとりつけた板戸」のことだそうで、「しとみ」と読みます。
http://kotobank.jp/word/%E8%94%80
苗字としても、「しとみ」と読むのですが、「苗字の百貨店」では稀少な読みとして「ひとみ」も紹介されていました。
調べてみると確かに「ひとみ」と名乗っている方も複数いるようです。
これをどうするかを考える前に、もうひとつ。
「七里」。
こちらは「しちり」と読むことが多いですが、「ななさと」という読みもあります。
それらとは別に「ひちり」という読みをする場合もあるようです。
以前にも検討しましたが、苗字としても「七」を「しち」ではなく「ひち」と読む場合がかなりあるようです。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/769290.html
「七里」と書いて「ひちり」と名乗っている方は「しちり」と呼ばれても、返事をするでしょうが、五十音順ではだいぶ異なった位置に入りますね。
ただ、あえて別の欄に記載するほどではないかと思っています。
「蔀」の場合は「七」とは異なり、もとの漢字がポピュラーではないため、「ひとみ」と読むのだといわれればそうかと思ってしまうでしょう。
「蔀(ひとみ)」は確実にいそうですので、認めることにします。
「七里(ひちり)」は、やはり「しちり」に含まれると考えたいです。
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