2013年7月27日土曜日

治と冶に関して

「治」と「冶」も新字体と旧字体の関係ではないですよね。
当たり前でしょうが。
「冶」を普通に「ヤ」と読む苗字というのは、かなり少ないです。
「永冶(ナガヤ)」と「塩冶(エンヤ)」をはじめとして十種もないくらいだと思います。
ほとんどは「鍜冶(カジ)」という単語を用いた苗字です。

私は、これを勘違いしていました。
「鍛冶」が正しく、「鍛治」は間違い。
だから「鍛治」というサンズイの方はスキャンミスなのだろう、と。
実際に調べてみると、もともとは鍛冶屋という単語が正しいようで、地名としても鍛冶町の方が多いのですか、鍛治町も実は結構あるみたいで。
平安時代からあった誤記ということらしいです。
といったわけで、「鍛冶」が入る苗字と「鍛治」が入る苗字はほとんど同数くらいで、地域によっては圧倒的に「鍛治」の方が多いものもありました。
もちろん、これらは別々に集計しました。

他に「鍜治」と書いて「カジ」と読む苗字もありますね。
こちらも「鍜」と「鍛」とは全く別の漢字なので、新字体と旧字体の関係とはなりません。
これも別集計です。
ニスイの「鍜冶」というのもありましたが、これはかなり少数派でした。
「鍜」の後にくるのは、なぜかサンズイの「治」が圧倒的に多いのです。

苗字を調べているだけで、なぜか漢字にも詳しくなってしまいますね。

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