2020年10月15日木曜日

加鬮と加鬮山に関して

 「䦰」と「䰗」はいずれもJIS第3水準の漢字です。

かなりややこしいのですが、最も複雑そうな「鬮」がJIS第2水準でした。

これらはいずれも異体字の関係にあります。


「実在苗字(名字)辞典」によると「加鬮」が約90人、「加䰗」が約10人。

読み方は「かくち」です。

「加鬮」はウェブの「写録宝夢巣」でもヒットします。

全国で19件。

岩手県が11件で、青森県が7件です。


「加䰗山」が「かくちやま」と読み、約30人、「加䦰山」と「加鬮山」が約10人ずつとなっていました。

ただ、もちろん「写録宝夢巣」でヒットするのはJIS第2水準の「加鬮山」の方ですね。

全国で9件。うち岩手県で8件です。

facebookでも確認できます。

https://www.facebook.com/y.kakuchiyama


「䦰」と「䰗」と「鬮」が異体字だというのは想像がつきますよね。

置きかえても問題がないでしょうし、JIS第2水準があるならあえて第3水準は併記しないことにします。

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