2017年11月12日日曜日

対田と對田に関して

「対」と「對」は新字体と旧字体の関係にあります。

見た目がだいぶ異なりますし、こういう漢字をまとめてしまうことに違和感を覚える方もいるかもしれません。
「対田」は、ウェブの「写録宝夢巣」で全国に30件。
熊本県が最多で11件。
次に多いのが青森県の8件でした。
全く異なる地域なので、由来も違うのでしょう。

対して「對田」はゼロでした。
JIS第2水準の漢字ですし、「對」を用いた他の苗字は見つかりますので、単純にゼロなのでしょう。
「住所でポン!」でも同じような結果でした。

「対田」の読みは、「実在苗字(名字)辞典」によると「つした(青森)・ついだ(熊本)(たいだ)」となっていました。
「実在苗字(名字)辞典」では「対田」が180人程度で、「對田」が10人程度となっていました。

しかし、これらの結果をもとにしてfacebookで調べてみると全く異なりました。
圧倒的に「對田」が多いのです。
要するに、電話帳では「対田」となっていても、普段は「對田」と名乗っているのではないかと考えるのです。
意外に「たいだ」が多いこともわかりました。

以上からはやはり「対」と「對」は分けるべきでないと考えます。

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