「厚木」は「あつぎ」としか読めそうもありませんね。
しかし、「苗字の読み方辞典」では「あつぎ>あつき(ほうのき★)」となっていました。
「★」は難読を表すマークです。
いつもの通り、私自身は二文字目以降の濁点の有無にはこだわっていないので、「あつぎ・(ほうのき)」で考えます。
それにしても「厚木」と書いて「ほうのき」というのは難しい読みです。
いったいそんな読みがあるのでしょうか?
と考えていたら、下記のページを見つけました。
http://arbos.typepad.jp/non_tanto/2011/07/%E6%A2%85%E9%9B%A8%E6%98%8E%E3%81%91%E5%8D%81%E6%97%A5.html
「ほうのき」ではなく、「ほおのき」だということです。
どちらか正しいのかというと、本人が名乗っている方が正しいに決まっていますが、漢字の意味からも考えています。
「ほうのき」や「ほおのき」と読む苗字としては、「朴木(ほおのき)」、「厚朴(ほおのき)」や「宝ノ木(ほうのき)」があります。
「朴木」に関しては以前も検討しました。
http://new5g00.blogspot.jp/2014/06/blog-post_18.html
「宝ノ木」が「ほうのき」であることは用いられている漢字から考えて当然なので、他のものだけを検討します。
それらを冷静に見ると、、「朴木」、「厚朴」、「厚木」が揃っていることに気がつきます。
要するにこれらの3つの苗字は全て「ホオノキ(朴の木)」から由来しているのだろうと推測して良いのではないでしょうか?
結論として「厚木」の読みは「あつぎ・(ほおのき)」としたいと思います。
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