「川向」は「苗字の百貨店」で「かわむかい(かわさき・かわむこ)」となっていました。
「かわむかい」の読みはすぐに確認できます。
ついでに「かわむこう」も見つかりました。
「かわむこ」と別だと考えれば、新規の読みです。
「川向」で「かわさき」と読むのは難しいなと思いましたが、調べてみると「かわさき」は見つからず、「かわむき」がありました。
これも、いちおう新規の読みです。
「かわむこ」があるかどうかははっきりしません。
ただ自然な読みではないですよね。
疑わしいときは削っておきます。
「川向」は「かわむかい・(かわむき・かわむこう)」としておきます。
2014年2月14日金曜日
2014年2月13日木曜日
角屋と椛沢に関して
「角屋」は「苗字の百貨店」で「かどや>すみや」となっていました。
「角」という漢字は読み方が多様で、「かど」や「すみ」の他にも「つの」や「かく」と読むこともあります。
「かどや」と「すみや」の実在は確認できたので、他にないのか探してみたところ、「つのや」はありませんでしたが、「かくや」は見つかりました。
新規の読みです。
「椛沢(椛澤)」は「かばさわ」もしくは「からさわ」と読みます。
「かばさわ」の方が多い読みですが、「からさわ」もかなりあります。
もちろんこのふたつは別扱いです。
どこかで見たことがあるなあと思っていたら、「樺沢(樺澤)」の読みと全く同じでした。
うっかりしていましたが、「椛」と「樺」はよく似ていますね。
「花」と「華」は異体字ではなく、(したがって?)、「椛」と「樺」も異体字ではないようです。
ともにJIS第1水準なので、これまでの通り、別扱いにします。
ただ、読み方はほぼ一緒なのでしょうね。
「角」という漢字は読み方が多様で、「かど」や「すみ」の他にも「つの」や「かく」と読むこともあります。
「かどや」と「すみや」の実在は確認できたので、他にないのか探してみたところ、「つのや」はありませんでしたが、「かくや」は見つかりました。
新規の読みです。
「椛沢(椛澤)」は「かばさわ」もしくは「からさわ」と読みます。
「かばさわ」の方が多い読みですが、「からさわ」もかなりあります。
もちろんこのふたつは別扱いです。
どこかで見たことがあるなあと思っていたら、「樺沢(樺澤)」の読みと全く同じでした。
うっかりしていましたが、「椛」と「樺」はよく似ていますね。
「花」と「華」は異体字ではなく、(したがって?)、「椛」と「樺」も異体字ではないようです。
ともにJIS第1水準なので、これまでの通り、別扱いにします。
ただ、読み方はほぼ一緒なのでしょうね。
2014年2月12日水曜日
刈田と苅田に関して
「刈」と「苅」は異体字の関係にあり、どちらもJIS第1水準にあります。
「刈田」も「苅田」も「かりた」と読むことが多いです。
実数としては「刈田」が1,300人ほどで、「苅田」が3,300人ほどです。
「苅田」の方がずいぶんと多いです。
「刈田」は「かった」と読むことがあります。
「苅田」は「かんだ」と読むことがあります。
どちらも実在を確認できました。
それぞれ逆の読み(「刈田」で「かんだ」、「苅田」で「かった」という読み)はないか検索しましたが、見つかりませんでした。
どちらも地名としてあるものなので、置き換えは無理なのでしょう。
勉強になりました。
「刈田」も「苅田」も「かりた」と読むことが多いです。
実数としては「刈田」が1,300人ほどで、「苅田」が3,300人ほどです。
「苅田」の方がずいぶんと多いです。
「刈田」は「かった」と読むことがあります。
「苅田」は「かんだ」と読むことがあります。
どちらも実在を確認できました。
それぞれ逆の読み(「刈田」で「かんだ」、「苅田」で「かった」という読み)はないか検索しましたが、見つかりませんでした。
どちらも地名としてあるものなので、置き換えは無理なのでしょう。
勉強になりました。
2014年2月11日火曜日
川谷に関して
もう調べている苗字がどれも珍しいものばかりになっているなあという印象です。
直近のものだけでも「刑部(おさかべ)」、「大宅(おおや)」、「小柳津(おやいづ)」、「神吉(かんき)」です。
いずれも最多の読みが難読です。
知っていれば読めますが、初めて出会ったら難読だなあと思うだろうというものばかりです。
「川谷」は「苗字の百貨店」で「かわたに>かわがい」となっていました。
しかし調べてみると、「かわたに」ばかりで「かわがい」は全く見つかりませんでした。
少なくとも1割未満の読みだと考えます。
念のために「かわや」と「かわがや」も調べましたが、はっきりと実在を確認できるところまではいきません。
とりあえず、「川谷」は「かわたに」のみとしておきます。
新たに見つかっても、稀少な読みということでカッコつきにしておきます。
直近のものだけでも「刑部(おさかべ)」、「大宅(おおや)」、「小柳津(おやいづ)」、「神吉(かんき)」です。
いずれも最多の読みが難読です。
知っていれば読めますが、初めて出会ったら難読だなあと思うだろうというものばかりです。
「川谷」は「苗字の百貨店」で「かわたに>かわがい」となっていました。
しかし調べてみると、「かわたに」ばかりで「かわがい」は全く見つかりませんでした。
少なくとも1割未満の読みだと考えます。
念のために「かわや」と「かわがや」も調べましたが、はっきりと実在を確認できるところまではいきません。
とりあえず、「川谷」は「かわたに」のみとしておきます。
新たに見つかっても、稀少な読みということでカッコつきにしておきます。
2014年2月10日月曜日
生沼に関して
「生沼」は「苗字の百貨店」で「おいぬま(おぬま・なまぬま)」となっていました。
YAHOO知恵袋に下記のような回答がありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1336440823
もっともらしい回答ですね。
どこかのサイトから調べて投稿したのでしょうか?
実際に調べてみると、「おいぬま」以外は全く見つかりません。
明らかに本名だと言い切れるのは「おいぬま」だけのような感じです。
稀少な読みとしてあるのかもしれないのですが…
悪気はないのでしょうが、上のようなやりとりが幽霊読みを作りだしてしまうのでしょう。
YAHOO知恵袋に下記のような回答がありました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1336440823
もっともらしい回答ですね。
どこかのサイトから調べて投稿したのでしょうか?
実際に調べてみると、「おいぬま」以外は全く見つかりません。
明らかに本名だと言い切れるのは「おいぬま」だけのような感じです。
稀少な読みとしてあるのかもしれないのですが…
悪気はないのでしょうが、上のようなやりとりが幽霊読みを作りだしてしまうのでしょう。
2014年2月9日日曜日
大館と大舘に関して
「館」と「舘」は以前から紹介しているように異体字の関係にある、ともにJIS第1水準の漢字です。
同じような漢字ですが、苗字としては意外に読み方が異なっていることが分かってきました。
「苗字の百貨店」で見ると、「大館」は「おおだて・おおだち」で、「大舘」は「おおだて・おおだち(おおたて・おおたち・おおやかた・おおや)」となっていました。
実数としては「大館」が3,300人ほど、「大舘」が2,300人ほどです。
実数の少ない「大舘」の方が読み方の多様性があるというのが信じられませんでした。
しかし調べてみるとやはりそうでした。
「大館」は「おおだて」がほとんどで、「おおだち」は稀です。
「大館」で「おおだち」という読みを検索していても「大舘」の方ばかりが見つかります。
少なくとも、「大館」の読みとして「おおだて」と「おおだち」は同じくらいではないと思います。
私としては「苗字の百貨店」のデータは信じておりますが、「大館」に関しては「おおだて・(おおだち)」だと思い、修正しました。
「大舘」は「おおだて」と「おおだち」がほぼ同数というのも納得です。
「おおやかた」は見つかりませんでしたが、「おおや」は実在を確認できました。
「大館」で「おおや」という読みがないかも検討しましたが、これは見つかりませんでした。
「大舘」は「おおだて・おおだち・(おおや)」としました。
同じような漢字ですが、苗字としては意外に読み方が異なっていることが分かってきました。
「苗字の百貨店」で見ると、「大館」は「おおだて・おおだち」で、「大舘」は「おおだて・おおだち(おおたて・おおたち・おおやかた・おおや)」となっていました。
実数としては「大館」が3,300人ほど、「大舘」が2,300人ほどです。
実数の少ない「大舘」の方が読み方の多様性があるというのが信じられませんでした。
しかし調べてみるとやはりそうでした。
「大館」は「おおだて」がほとんどで、「おおだち」は稀です。
「大館」で「おおだち」という読みを検索していても「大舘」の方ばかりが見つかります。
少なくとも、「大館」の読みとして「おおだて」と「おおだち」は同じくらいではないと思います。
私としては「苗字の百貨店」のデータは信じておりますが、「大館」に関しては「おおだて・(おおだち)」だと思い、修正しました。
「大舘」は「おおだて」と「おおだち」がほぼ同数というのも納得です。
「おおやかた」は見つかりませんでしたが、「おおや」は実在を確認できました。
「大館」で「おおや」という読みがないかも検討しましたが、これは見つかりませんでした。
「大舘」は「おおだて・おおだち・(おおや)」としました。
2014年2月8日土曜日
江部に関して
「江部」は「苗字の百貨店」で見ると「えべ>えなべ」となっていました。
「渡部」で「わたべ」と読む場合も「わたなべ」と読むこともあることを考えれば、「江部」も同じような読み方があっても不思議ではありません。
しかし、調べてみると、「江部」の読みで「えべ」はあっても、「えなべ」は見つかりません。
「江部」は全体で3,000人ほどの苗字です。
カッコ内の読みであれば1割未満の稀な読みなので見つからなくても不思議ではありませんが、不等号で結ばれただけならば、「えなべ」も全体の5割未満1割以上いるはずなのです。
すなわち、300人以上1,500人未満ほどです。
さすがにこの数があって見つからないとは思いがたいのですが…
とりあえず見つからないので「江部」の読みは「えべ」のみとしました。
もしも「えなべ」の読みが見つかったとしても、全体の1割未満の読みと考えたいところです。
「渡部」で「わたべ」と読む場合も「わたなべ」と読むこともあることを考えれば、「江部」も同じような読み方があっても不思議ではありません。
しかし、調べてみると、「江部」の読みで「えべ」はあっても、「えなべ」は見つかりません。
「江部」は全体で3,000人ほどの苗字です。
カッコ内の読みであれば1割未満の稀な読みなので見つからなくても不思議ではありませんが、不等号で結ばれただけならば、「えなべ」も全体の5割未満1割以上いるはずなのです。
すなわち、300人以上1,500人未満ほどです。
さすがにこの数があって見つからないとは思いがたいのですが…
とりあえず見つからないので「江部」の読みは「えべ」のみとしました。
もしも「えなべ」の読みが見つかったとしても、全体の1割未満の読みと考えたいところです。
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